1/30/2016

Excel。Page。一枚に収まらないリストの行見出しをすべてのページに表示する方法


Excel。一枚に収まらないリストの行見出しをすべてのページに表示する方法

<ページレイアウト>


今回ご紹介してするのは、現場レベルでは、
ほぼ間違いなく知っておいた方がいいというもののひとつでしょう。
それは、一枚に収まらない表やリストを印刷する際に、
見出し行をすべてのページに表示して印刷する方法です。

これを知らないと、印刷した時に、すべてのページに見出し行が印刷されないので、
2ページ以降。

いったいこの行がなんなのか?わからないという事になってしまうからです。

では、確認していきましょう。
まず、次のようなリストがあります。

件数が745件のデータですね。
これをそのまま印刷するとどうなるのか?を確認してみましょう。

ファイルタブの印刷をクリックすると、印刷される状態が確認できますよね。

印刷される1ページ目が見えていて、このプレビューにはちゃんと、
見出し行が印刷されることがわかります。

ところが、2ページ目のプレビューを確認してみると、
見出し行が見えない状態で印刷されてしますことがわかります。

これでは、それぞれの列が何の意味のデータだかわからないわけですね。

それを解決する方法をご紹介していくわけですが、
実は、以前お伺いしたことがある会社さんで、資料を作成されていた方が、
見出し行が見えているページを複数枚コピーして、
そこだけを、ハサミで切り取り、見出しの無い資料に、【ノリ】をつかって貼り付けて、
再度コピーして資料を作成しているという、
ある種、【名人芸】というか、すごい【アナテク】を拝見したこともありますが、
とても大変そうでした…。

なので、やはり、パソコンですから、もうちょっとスマートな方法でやっていきましょう。

ページレイアウトタブの印刷タイトルをクリックします。

すると、ページ設定ダイアログボックスが表示されます。

印刷タイトルのタイトル行に見出し行を設定していきます。

ここは、行選択になりますので、タイトル行のボックスをクリックすると、
マウスカーソルが、行選択するマウスカーソルにかわりますので、今回は1行目をクリックします。

タイトル行に

$1:$1

と入力されましたね。

これは、1行目を意味します。
ですので、複数行を印刷させたい場合は、その行を選択してあげましょう。

確認しましたら、OKボタンをクリックします。

見た目は特に変わっておりませんが、ファイルタブの印刷をクリックしてみましょう。

1ページ目は問題なく、行見出しが印刷されるようですね。では、2ページ目はどうでしょうか?

2ページ目もちゃんと行見出しが印刷されることが確認できましたね。

このように設定してあげれば、タイトル行を各ページに印刷することができますよ。

1/28/2016

今週のFacebookページの投稿 2016/1/17-2016/1/21

今週のFacebookページの投稿


1/17

Excel。範囲選択の表現は、A1:B5と書きますが、これは、A1~B5までを範囲選択という意味ですね。

1/18

Excel。範囲選択で、行を選択する場合は、行番号をクリックすると行選択できますね。

1/19

Excel。範囲選択で、列を選択する場合は、列番号をクリックすると列選択できますね。

1/20

Excel。範囲選択で、隣接しているセル・行・列は、Ctrlキーを押すのではなく、ドラッグ操作ですね。

1/21

Excel。範囲選択で、広い範囲の列を選択する場合は、最初の列番号をクリックして、最後の列番号のところで、Shiftキーを押しながらクリックすると選択できますね。


Excelテクニック and  MS-Office recommended by PC training

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1/27/2016

PowerPoint。08回。Wordのように透かしを入れたいけどどうしたらいい?


PowerPoint。08回。Wordのように透かしを入れたいけどどうしたらいい?

<スライドマスター>


ちょっと前に、Excelでの透かしの入れ方をご紹介したところ、
今度は、PowerPointで資料を作った際に、透かしを入れる方法ってどうしたらいいのか?
というご質問をいただきましたので、
今回は、PowerPointに透かしを入れる方法をご紹介していきます。

まずは、次のようなスライドがあります。

このスライドに透かしを設定していきます。

今回の透かしは、ワードアートを使って、【サンプル】という透かしを設定していきます。

まずは、1枚目のスライドで、ワードアートを挿入してみましょう。

今回は、塗りつぶし-赤-アクセント2、面取り(つや消し、明るめ)を使っております。

ワードアートが挿入されたら、サンプルと入力しましょう。

あとは、フォントサイズを大きくして、斜めに回転させます。

そして、最背面に移動します。

そして、このワードアートを、次のスライドにコピーしてみましょう。

すると、最背面ではなくて、あくまでも、最前面でコピー挿入してしまいます。

これを、その都度に最背面にする必要がありますし、
何よりもスライド枚数が少なければ、どうにかなるかもしれませんが、
スライドが増えてくると、作業効率が悪化するだけではなくて、面倒くさいですよね。

そこで、登場するのが、スライドマスターというわけです。

では、ワードアートが無いところまで戻って、改めて説明をしていきます。

表示タブのスライドマスターをクリックしましょう。

スライドマスター表示に変わりました。

表紙のスタイルには透かしを入れるのを避けたいので、

タイトルとコンテンツレイアウトをクリックしましょう。

使用しているレイアウトごとに設定する必要がありますので、
今回は、タイトルとコンテンツしか使っていませんので、
そのレイアウトだけを設定していくだけでOKですが、
他のレイアウトがある場合は、そちらにも設定する必要があります。

では、作り方は、先程のワードアートと同じですので、
まずは、ワードアートを挿入して、フォントサイズを大きくして、斜めにしておきましょう。

そして、このままの色だと、Wordの透かしのように、ウォッシュアウトになってくれませんから、
少し色をウォッシュアウトっぽい色に変えておくといいでしょう。

あるいは、透過の設定をしてあげてもいいかもしれませんね。

それでは、スライドマスターを閉じて、確認してみましょう。

これで、透かしが設定されましたね。

タイトルとコンテンツのレイアウトだけに透かしが設定されているのがわかると思います。

ですので、様々なレイアウトを使っている場合には、
それぞれに設定してあげる必要があります。

1/21/2016

Excel。COLOR。これ何色?図形やグラフでコーポレートカラーを設定したいけどどうしたらいい?


Excel。これ何色?図形やグラフでコーポレートカラーを設定したいけどどうしたらいい?

<塗りつぶし>


Excelで、資料作成をしたりするにあたり、図形やグラフを用いますが、
その際に、相手の会社のコーポレートカラーにしてアピールするとか、
あるいは、自社のイメージ合うように自社のコーポレートカラーで、
塗りつぶしたいという事があるのですが、
単純な、いわゆる【標準の色】ならば、設定するのは簡単なのですが、

「いったいこれは、何色?」

ということも多くあります。

色の設定ダイアログボックスの標準のマトリックスを使うとしても、ビンゴとはなりませんし、

ユーザー設定で、探す…なんてしたら、それこそ大変なことになってしまします。

となると、アバウトで近い色。
ということで、折れてもいいのですが、やはり、同じ色にしたいものですよね。

そこで、今回は、
Windowsに標準にインストールされているアプリケーションのペイントを使う事で、
コーポレートカラーを設定していきます。

今回は、BLOGで使っているこの何とも言えない、
【茶色】をコーポレートカラーと見立てて設定していく方法をご紹介していきます。

まず、コーポレートカラーをExcelのスクリーンショットを使って読み取ることから始めます。

Excelの挿入タブにある、スクリーンショットの画面の領域をクリックします。

すると、画面が変わって、霧がかかったようになりますので、

該当する色があるところを切り取ります。

そして、この図形をコピー(Ctrl+C)して、ペイントを起動します。

ペイントは、スタートボタンのアクセサリーの中にあります。

起動しましたら、貼り付け(Ctrl+V)しましょう。

ツールにある、スポイトのようなボタン。色の選択ボタンをクリックします。

すると、マウスカーソルがスポイトの形になりますので、貼り付けた図形の上でクリックします。

色1が、その選択した色に変わりました。
続いて、色の編集ボタンをクリックします。

色の編集ダイアログボックスが表示されましたら、
赤・緑・青の数値をExcelやメモ用紙などに転記しておきます。

この赤・緑・青。つまりRGBをExcelの塗りつぶしで設定していくことになります。
今回は、

赤が218 緑が200 青が155


さて、ペイントソフトの使用はここまでで、Excelに戻ります。

スクリーンショットした画像もすでに不要ですので、削除しておきましょう。

では、コーポレートカラーに設定したい図形をクリックしましょう。

書式タブの図形の塗りつぶしにある、その他の色をクリックしましょう。

色の設定ダイアログボックスが表示されたら、ユーザー設定にして、

カラーモデルがRGBになっていることを確認して、
先程、メモをした数値をそれぞれ入力します。

赤が218 緑が200 青が155


そして、OKボタンをクリックすると、

設定したいコーポレートカラーになりましたよね。
この方法は、Excelだけではなくて、他のアプリケーションでも使えますので、
使ってみてはどうでしょうか?

1/18/2016

Excel。COUNTIF関数で、検索条件が複数の算出方法はどうしたらいい?


Excel。COUNTIF関数で、検索条件が複数の算出方法はどうしたらいい?

<COUNTIF関数+COUNTIF関数>


研修を行っておりますと、色々なご質問があるのですが、
今回は、COUNTIF関数を教えていたときにあったご質問を紹介します。

それで、その質問というのは、
COUNTIF関数は、検索する条件が1アイテムでなければいけないわけです。

どういうことかというと、
例えば、支店名が東京の件数が何件ありますか?という
この支店名の東京が1アイテムということです。

つまり、支店名が東京と横浜の件数が何件ありますか?
ということはCOUNTIF関数では出来ないということなのです。

それを、どうやったら数えることができるのか?ということをご紹介していきます。

まずは、下記の表があります。

今回は、B列の支店にある、【東京】と【横浜】の件数を算出したいというわけです。

では、まず、東京の件数を算出していきます。

H3をクリックして、COUNTIF関数ダイアログボックスを表示します。

範囲には、B列の支店のデータを選択しますので、B3:B21
検索条件には、”東京”
と入力します。

そして、OKボタンをクリックしましょう。

すると、まずは、東京の件数を算出することが出来ましたね。

H3には10と表示されました。

では、どうやったら、横浜を含めることが出来るのでしょうか?

COUNTIF関数の検索条件に、
OR関数をネストしてみるというのが頭に浮かぶとは思いますが、
実際にやってみると、うまくいかないことがわかります。

OR関数は、論理式を作らなければなりませんので、
B列のどこに東京とか横浜があるのかを判断させる論理式が作れないわけです。

では、G列に、IF関数を使って、該当するフラグを立てて、
それを目印として件数を算出されるというのも、一つの方法だと思います。

しかし、もっと頭も柔らかくして考えてみませんか?

そもそも、東京と横浜の件数が知りたいわけですよね。
つまり、東京の件数+横浜の件数というわけですよね。

たっだら、純粋に足してあげたほうが、楽に算出することが出来るわけですね。

ですので、現在算出している東京の件数の数式を修正していきましょう。
数式バーにある、

=COUNTIF(B3:B21,"東京")

この数式のイコールを除いて、数式を範囲選択します。
そして、
=COUNTIF(B3:B21,"東京")のあとに+を入力して、COUNTIF(B3:B21,"東京")を貼り付けます。

現在の数式は、
=COUNTIF(B3:B21,"東京")+COUNTIF(B3:B21,"東京")
となっていますので、片方の東京を横浜と修正します。

=COUNTIF(B3:B21,"東京")+COUNTIF(B3:B21,"横浜")


これで、東京と横浜の件数が算出されましたね。

こんな方法でいいのか?と思うかもしれませんが、
簡単に算出したいので、関数をはじめ、様々な集計方法を使う訳です。

どうしても、関数になれてくると、
この【簡単】に算出する方法から離れてしまうことがあり、
難しく考えがちですが、
シンプルに算出してみるのも忘れないようにすることも大事かもしれませんね。


1/17/2016

今週のFacebookページの投稿 2016/1/14-2016/1/16

今週のFacebookページの投稿

1月14日から、スタートさせました、Facebookページで、
投稿したワンコメントをまとめたものです。

1/14

Excel。範囲選択が基本中の基本ですよね。

1/15

Excel。範囲選択。複数のセルを選択するときは、Ctrlキーを押しながらクリックですね。

1/16

Excel。範囲選択で、広い範囲を選択するときは、Shiftキーを押しながらクリック技が便利ですね。

Excelテクニック and  MS-Office recommended by PC training

1/15/2016

Excel。watermark。透かしを印刷する時にいれたいけど、どうしたらいいの?


Excel。透かしを印刷する時にいれたいけど、どうしたらいいの?

<ヘッダー&PowerPoint>


Excelの資料をA4縦で印刷する際に、Wordにある、透かしのように、
各ページに「サンプル」とか「見本」とかの文字を合わせて印刷できないかな?
できれば、Wordのように、文字を斜めにしてくれると、嬉しい。

というご質問がありましたので、今回は、そのやり方をご紹介していきます。

今回は、ワードアートを使って「サンプル」という文字を透かしで入れてみましょう。

まず、下記の表があります。

最初に確認ですが、ワードアートを挿入してみて、
この文字の裏側にワードアートが移動してくれれば、一番簡単ですよね。

挿入タブから、ワードアートを挿入します。
サンプルという文字を入力して、ワードアートが出来ました。

このワードアートを背面に移動したくても、残念ながら出来ません。

では、ヘッダーに入れてみることを考えてみましょう。

いろんなアプローチでヘッダーを挿入することが出来ますが、
今回は挿入タブのヘッダーとフッターをクリックして、ページレイアウト表示にします。

デザインタブを見てみると、ワードアートを挿入できるところはありませんね。
では、挿入タブも確認してみると、

挿入することが出来ないことがわかります。

では、どうしたらいいのでしょうか?

そこで、図を挿入することは出来ますので、ワードアートを図として保存して、
そのワードアートをヘッダーに挿入してみるのがいいのではないでしょうか?

ところが、Excelのワードアートだと、右クリックをして、ショートカットメニューを表示しても、
図として保存がないことがわかります。また、Wordでも同様に保存することが出来ません。

そこで、PowerPointを使って、図として保存していきます。

では、PowerPointでワードアートを挿入する前に、今回はExcelを印刷する際に、
A4縦で印刷しますから、大きさのイメージをわかりやすいように、
PowerPointのスライドをA4縦にしてからワードアートを挿入してきましょう。

デザインタブのページ設定をクリックして、ページ設定ダイアログボックスを表示します。

スライドのサイズ指定をA4に、印刷の向きのスライドを縦にしてOKボタンをクリックします。

では、ワードアートを挿入していきます。
先程と同様にサンプルというワードアートを挿入しましたら、
フォントサイズを変えて大きくして、回転させて斜めにします。

では、右クリックして、図として保存しましょう。

Excelに戻って、ファイルタブの印刷をクリックして、今の状況を確認しておきましょう。

そして、改めてヘッダーを表示しておきます。

デザインタブの図をクリックして、先程保存した図を挿入しましょう。

開くボタンをクリックして、ヘッダーを解除してみると、

透かしのように、ワードアートが挿入されました。
しかし、結構赤色が濃いので、ウォッシュアウトにしてみましょう。

再度ヘッダーをクリックして、デザインタブの図の書式設定をクリックします。

図の書式設定ダイアログボックスが表示されますので、図タブの色をウォッシュアウトにして、
OKボタンをクリックします。

ワードアートがウォッシュアウトになりましたね。
では、ファイルタブの印刷をクリックしてみましょう。

これで完成しましたね。
このようにすると、Wordのように透かしを入れることが出来ますが、ちょっと面倒ですね。