Excel。負の時にINT関数では、使えない時がある。
INT関数とTRUNC関数。絶対値のABS関数
Excel。小数点以下を切り落として、整数化するときに、INT関数を使いますが、このINT関数は、場合によって、アンマッチになることがあります。
それは、負の数の時。
その時は、TRUNC関数を使うことをお勧めします。
では、下記のような表があります。
B2に、1.58がC3に-1.58が入力されていて、
INT関数を使うと、正数は、小数点以下がカットされるので、
1に、
ところが、負数を見てみましょう。
-1.58が-1になるとおもいきや、-2になってしまうんですね。
感覚としては、
小数点以下をカットするだけじゃないの?
なんですけどね。
原因は、INT関数は、負数は、指定した値を超えないように整数化しちゃうからなのです。
そこで、-1にするには、どうするのか?というと、
TRUNC関数を使用するわけです。
では、C5をクリックして、数式を作っていきます。
TRUNC関数のダイアログボックスを表示しましょう。
数値には、C3をクリックします。OKボタンをクリック。これで完成。
で、これだけで終わっちゃうのも、なんなので、
ついでに、絶対値を算出するABS関数もご紹介しましょう。
絶対値とは、+・-の符号を除いた値を算出します。
B5をクリックして、ABS関数のダイアログボックスを表示しましょう。
数値には、B3をクリックします。OKボタンをクリック。これで完成