PowerPoint。12回。WordではできてPowerPointでは出来ない・変なものがある
<Word2010とPowerPoint2010>
PowerPointの研修って本当に、いろいろご質問をいただくのですが、最近多いなぁ~と感じていることがありまして、
それは、「PowerPoint」では出来ないのですか?Wordでは出来るのですが…。というもの。
確かに、PowerPointをWordのように使って資料を作ったりしていると、あれれ?
と思うことはありますよね。
そこで、今回は、よく聞かれるもののうち、代表的なものをご紹介してきます。
最初は、「ルビ」。そう、フリガナですね。本当にこれは、よく質問がある。
Wordでおなじみのルビですね。
PowerPointの文章でも使いたいのでということなのでしょうけども、
残念ながらありません。
代替案としては、テキストボックスを使うしか無いように思います。
あとは、マイクロソフトさんにお願いして作ってもうってところでしょうかね?
次は、文字に下線を引くのですが、
この下線の種類がボタンにないので、どうしたらいいのか?というご質問。
Wordだと、下線の▼ボタンをクリックすれば、いろんな種類、
例えば、波線とかが選択できるのですが、PowerPointではどうやるのかというと、
フォントのダイアログボックスを表示させます。
下線のスタイルから線種を選んで、OKボタンをクリックします。
すると、
あれれ、実線じゃないか!と思う人が多いんですね。実は、倍率。
今回は60%の画面なので、これを100%にしてみましょう。
う~む。確かに波線が引かれているけど…
倍率が低いと見えないというのは面倒というか…使いにくいですね。
次は、TABとShift + TABの問題。
箇条書きのレベルの上げ下げや、文頭を下げたいときに、
TABキーを使うとレベル下げができて、Shift + TABだと、
レベル上げをすることがキーボードで、できるので便利なんですね。
Wordでも結構使っている方が多いようなのですが、
これ、PowerPointでやると、「はぁ?」って一瞬Shiftキー。壊れたかって思っちゃうんですよね。
箇条書きを設定してある状態でTabキーを押すと、レベルが下がりますね。
では、レベルを上げるので、今度は、Shift + TABを押してみると、
レベルが上がりましたね。箇条書きはいいのですが、
問題は箇条書きを解除してやってみましょう。
では、TABキーを押してみると、レベルが下がります。
それでは、レベルを上げたいので、Shift + TABを押してみると…
あれれ!レベルが上がるどころか、レベルが下がってしまいました!!
箇条書きがあると、Wordと同じように動くのですが、箇条書きがないと、
Wordのように動いてくれないんですね。
ということで、WordとPowerPointは似ているようで、似ておりません。
というか、全く別のソフトですから、
基本的には、文書は、Wordで作るようにしたほうが効率がいいように思えます。