Excel。文字列を「0(ゼロ)」として平均値を算出したいならAVERAGEA関数で決まり
<AVERAGEA関数>
AVERAGE関数の兄弟のようなAVERAGEA関数。
「A(エー)」のあるなしの違いですが、次のようなデータで、平均値を算出したい場合は、とても効果抜群なのがAVERAGEA関数です。
B7の数式は、
=AVERAGE(B2:B6)
B5の「欠席」データは、文字列なので、算出対象外ということになりますので、データの件数は4件という扱いになり、4で除算することになるわけです。
ところが、欠席だろうが、人数の平均を求めたい時など、文字データも含めて算出したことがあります。
C7の数式を確認しておきましょう。
=AVERAGEA(C2:C6)
AVERAGEA関数は、文字データを「0(ゼロ)」として、算出対象として平均値を算出してくれます。
このように、文字列の扱いをどうするのかによって、AVERAGE関数なのか、AVERAGEA関数なのか使い分ける必要があります。
AVERAGEA関数の基本情報を確認しておきます。
AVERAGEA関数の読み方は「アベレージエー」です。
カテゴリーとしては、「統計」に所属しています。
AVERAGEA関数の引数も確認しておきましょう。
AVERAGEA (数値1[,数値2]…)
このAVERAGEA関数の一番の注意点は、AVERAGE関数と間違って使わないようにすることですね。