2/28/2022

Excel。今週のFacebookページの投稿 2022/2/21-2022/2/27【Trivia】

Excel。今週のFacebookページの投稿 2022/2/21-2022/2/27

<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】Excelの豆知識(Trivia)です。

2月21日

Excel。ABS関数。

読み方は、アブソルートで、数値の絶対値を算出します。



2月22日

Excel。ACCRINT関数。

読み方は、アクリントで、定期利付債の経過利息を算出します。



2月23日

Excel。ACCRINTM関数。

読み方は、アクリントエムで、満期利付債の利息を算出します。



2月24日

Excel。ACOS関数。

読み方は、アーク・コサインで、逆余弦(アークコサイン)を算出します。



2月25日

Excel。ACOSH関数。

読み方は、ハイパーポリック アークコサインで、数値の双曲線逆余弦を算出します。



2月26日

Excel。ACOT関数。

読み方は、アーク コタンジェントで、数値の逆余接を算出します。



2月27日

Excel。ACOTH関数。

読み方は、ハイパーポリック アーク コタンジェントで、数値の双曲線逆余接を算出します。

2/27/2022

Excel。ASINH関数は、数値の双曲線逆正弦を算出します【ASINH】

Excel。ASINH関数は、数値の双曲線逆正弦を算出します

<関数辞典:ASINH関数>

ASINH関数

読み方: ハイパーポリック アーク・サイン  

分類: 数学/三角 

ASINH(数値)

数値の双曲線逆正弦を算出します

2/26/2022

Excel。AとB。得点も平均も同じだけど、どっちのほうに価値があるのかしりたい【Standardization】

Excel。AとB。得点も平均も同じだけど、どっちのほうに価値があるのかしりたい

<STANDARDIZE・AVERAGE・STDEV.P関数>

同じ数字には、同じ価値があるはずですが、全体のデータの中でどのような位置にその数値があるのかによって、価値が変わってきます。


例えば、次の表を見てみましょう。


B列には、Leadingの得点。C列には、Writingの得点の表です。

LeadingとWritingは、当然テスト内容も異なりますので、難易度も異なっています。

それを踏まえたうえで、数式を確認します。


B13:C13には、それぞれの平均値が算出されています。

B13の数式は、

=AVERAGE(B3:B12)

B14:C14には、標本標準偏差を算出しています。


B14の数式は、

=STDEV.P(B3:B12)

標準偏差とは、データのバラツキ度合いを数値として算出したものです。

B列のLeadingのほうが、Writingよりも数値が大きいので、Leadingはバラツキが大きいということがわかるというわけです。


なお、STDEV.P関数は、全データをサンプル(母集団)として算出したものです。

一部のサンプルから全体とみなす場合は、STDEV.S関数をつかいます。


さて、ここからが本題。

番号2番は、両方とも、85点ですが、同じ価値なのでしょうか。


要するに、平均が90点なのに、85点は、平均以下になってしまいますが、逆に平均が30点ならば、圧倒的な数値です。


このように、データによって、価値が変動します。


では、2番の人は、どちらのほうが、価値があるのでしょうか。


そこで、使う関数が、「STANDARDIZE関数」です。

STANDARDIZE関数は、標準化得点であるZ得点を算出する関数です。


D3の数式を確認してみましょう。

=STANDARDIZE(B3,B$13,B$14)

最初の引数は、データの数値なので、B3。


2番目の引数は、平均なので、B13。

オートフィルで数式をコピーするので、行固定の複合参照にしますので、B$13としています。

最後の引数は、標準偏差なので、B14。こちらも、行固定の複合参照にしますから、B$14と設定します。


あとは、オートフィルで数式をコピーしたのが、上記の表です。


2番のデータを見てみましょう。

Leadingが、0.681で、Writingが、1.664 と算出されました。


この数値が大きいほど、価値があることがわかるので、Writingの85点の方が、価値が高いことが判明しました。


確かに、2番のWritingの85点は、全体でトップの成績です。


5番目データは、LeadingのほうがWritingよりも点数自体は78点と高いのですが、Writingの標準化得点が高いので、点数こそ71点と低いですが、価値が高いと判断できるわけです。


このように、単純にその数値が高い、低いだけではなく、周りから見て、どうなのかという判断できるデータも、日頃使っている資料に追加してみると、違ったことが見えてくるかもしれませんね。

2/25/2022

Excel。範囲選択で文字結合できる、CONCAT関数はとても便利です。【function:CONCAT】

Excel。範囲選択で文字結合できる、CONCAT関数はとても便利です。

<CONCAT関数>

文字結合できるCONCATENATE関数ですが、ちょっと不便な点がありました。

それは、複数のセルを結合したい時に、範囲選択で手早く結合できないこと。


それを補う形で登場したのが、CONCAT関数です。


E列には、

=CONCAT(B2:D2)

という数式が設定してあります。

その数式をオートフィルで数式をコピーしています。

引数に範囲選択するだけで、文字結合できました。


F列のCONCATENATE関数で同じように算出しようとすると、

=CONCATENATE(B2,C2,D2)

という数式を設定することになります。引数の設定がセルごとに「,」(カンマ)で区切る必要があります。

そのため、セルの数が増えると、手早く文字結合することができません。


このようにCONCAT関数は、CONCATENATE関数よりも、使い勝手がいいようです。


なお、「=CONCATENATE(B2:D2)」とすると、文字結合できないことがわかります。


では、CONCAT関数の基本情報を確認しておきましょう。

CONCAT関数の読み方は「コンキャット」です。

所属は、「文字列操作」です。

CONCAT関数の引数は、

CONCAT(テキスト1,…)

2/24/2022

Excel。ASIN関数は、逆正弦(アークサイン)を算出します【ASIN】

Excel。ASIN関数は、逆正弦(アークサイン)を算出します

<関数辞典:ASIN関数>

ASIN関数

読み方: アーク・サイン  

分類: 数学/三角 

ASIN(数値)

ASIN関数


逆正弦(アークサイン)を算出します 

2/23/2022

Excel。同じシートにある複数のデータを手早く合算するには、どうしたらいい。【Integration】

Excel。同じシートにある複数のデータを手早く合算するには、どうしたらいい。

<統合>

同じ内容(フォーマットが同じ:テンプレート)の集計表がシートごとにある場合には、「3-D集計」をつかうことで、手早く合算値を求めることができます。


逆に、統一性のないデータを集計したい場合は、「統合」という機能をつかうことで、合算値を求めることができます。


さて、この「統合」。

「3-D集計」の代用機能のように思っている人が結構いますが、「3-D集計」よりも、統合を知っている方が、色々手っ取り早いこともあります。


例えば、次のような表の場合です。


新宿・渋谷・品川の店舗ごとのデータが同じシートにあります。

このデータからアイテムごとの合算値を算出したいというケースです。


合算値は、A3:B8に算出されているデータです。


シート別になっていませんので、「3-D集計」はつかえない。

SUMIF関数などの関数も一つのデータベースになっていないので、それぞれで算出してから、さらに合算する必要があります。


ピボットテーブルを使いたくても、一つの表になっていないので、合体させる必要があります。


当然、目視で、商品ごとに合算させるわけにもいきません。


そこで、「統合」をつかえば、手早く算出することができます。


算出先のA3をクリックしておきます。

データタブの「統合」をクリックします。


統合の設定ダイアログボックスが表示されます。


集計方法は、今回は合算値がほしいので、「合計」で設定します。

統合元範囲は、それぞれのデータを見出し行も含めて範囲選択します。


範囲選択したら、「追加」ボタンをクリックします。

統合元ボックスに、その範囲が入力されますので、この作業を繰り返します。


統合の基準が、上端行と左端行にチェックマークがはいっていることを確認したら、OKボタンをクリックします。


なお、統合元のデータが変わった時に、連動して変える必要がある場合には、「統合元データとリンクする」にチェックマークを入れます。


データが統合されたことで、商品ごとの合算値を求めることができました。

あとは、A3に商品名と入力して、配置などを整えれば完成ですね。


このように、「3-D集計」の陰に隠れがちですが、「統合」が使えそうなところがあれば、使ってみると意外と便利かもしれませんね。

2/22/2022

Excel。今週のFacebookページの投稿 2022/2/14-2022/2/20【Trivia】

Excel。今週のFacebookページの投稿 2022/2/14-2022/2/20

<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】Excelの豆知識(Trivia)です。

2月14日

Excel。fv関数はローンの返済残高算出関数です。


2月15日

Excel。pv関数は現在価値を求める関数です。

ちなみに定期積立預金などで使います。


2月16日

Excel。pmt関数は定期支払額算出関数です。


2月17日

Excel。ppmt関数は元利均等払の元金の支払金額関数です。

ちなみに元金分を求める時に使います


2月18日

Excel。ipmt関数は元利均等払の利息の支払金額関数です。

ちなみに利息分を求める時に使います。


2月19日

Excel。nper関数は目標額に必要な期間を算出関数です。


2月20日

Excel。rate関数は目標額に必要な利率を算出関数です。

2/21/2022

Excel。ASC関数は、英数カナを半角に変換できます。【ASC】

Excel。ASC関数は、英数カナを半角に変換できます。

<関数辞典:ASC関数>

ASC関数

読み方: アスキー  

分類: 文字列操作 

ASC(文字列)

英数カナを半角に変換する 

2/20/2022

Access。クエリ。手早く年代別で集計したクエリをつくるにはどうすればいいの【By age】

Access。クエリ。手早く年代別で集計したクエリをつくるにはどうすればいいの

<Access:Int関数>

10代・20代というような10歳ごとに区分した売上高の集計を算出したいのですが、どのようにしたら、年代別に区分して、集計することができるのでしょうか?


次のようなテーブルをつかいます。

年齢フィールドから年代を算出したフィールドがあるクエリをつくり、さらにその年代を算出したクエリをつかい、集計させるという方法でもいいのですが、これでは、クエリを複数作ることになり、少し面倒です。


そこで、Int関数をつかった演算フィールドをつくることで、一つのクエリだけで、年代別の売上高集計のクエリをつくることができます。


作成タブの「クエリデザイン」をつかって、クエリをつくっていきます。

 


デザインビューで、演算フィールドを作っていきます。


年代を算出するためのフィールドですが、演算フィールドをInt関数で設定します。


年代: Int([年齢]/10) & "0代"


この演算フィールドはどのように処理をしているのか、年齢が35のケースをつかって説明します。

[年齢]を10で除算しますので、35÷10=3.5

3.5はInt関数で、整数化されます。

Int(3.5)=3

算出された結果に、「&”0代”」と文字結合しています。


年代: Int([年齢]/10)*10 & "代"

というように、10倍してもいいですが、別に10倍する必要がないので、単に0付で文字結合しています。


あとは、集計行を表示しますので、クエリデザインタブにある「集計」をクリックします。


Excelだと「オートSUMボタン」と同じシグマのマークですが、惑わされないようにしましょう。


年代フィールドは、グループ化と設定します。

売上高は、合計を算出したいので、「合計」と設定します。


年代を昇順に設定したら、実行して確認してみましょう。

 

これで、複数のクエリを使わないで、年代別で売上高を集計することができました。


AccessもExcel同様に、年代別で算出する場合、色々なやり方がありますので、試してみるのもいいかもしれませんね。 

2/19/2022

Excel関数辞典 VOL.59。PERCENTRANK関数~PERCENTRANK.INC関数【dictionary】

Excel関数辞典 VOL.59。PERCENTRANK関数~PERCENTRANK.INC関数

<Excel関数>

今回は、PERCENTRANK関数~PERCENTRANK.INC関数までをご紹介しております。

PERCENTRANK関数

パーセントランク

PERCENTRANK(配列,x,[有効桁数])

数値の位置を百分率で算出します



PERCENTRANK.EXC関数

パーセントランク・エクスクルーシブ

パーセントランク・エクスクルード

PERCENTRANK.EXC(配列,x,[有効桁数])

数値がどの位置に相当するのかを百分率で算出します



PERCENTRANK.INC関数

パーセントランク・インクルーシブ

パーセントランク・インクルード

PERCENTRANK.INC(配列,x,[有効桁数])

数値の位置を百分率で算出します

2/18/2022

Excel。ARRAYTOTEXT関数は、配列のテキスト表現を返します【ARRAYTOTEXT】

Excel。ARRAYTOTEXT関数は、配列のテキスト表現を返します

<関数辞典:ARRAYTOTEXT関数>

ARRAYTOTEXT関数

読み方: アレイトゥテキスト  

分類: 文字列操作 

ARRAYTOTEXT(配列,[書式])

ARRAYTOTEXT関数

配列のテキスト表現を返す 

2/17/2022

Excel。入力規則のリスト。アイテム増えても手早く更新できるようにしたい【Input rule】

Excel。入力規則のリスト。アイテム増えても手早く更新できるようにしたい

<入力規則・テーブル>

VLOOKUP関数と相性の良い、入力規則の「リスト」。


入力規則のリストをつかうことで、入力ミスを抑制することも出来ますし、入力自体も文字数が長い時などは、楽になります。


このデータの入力規則のリストは、データタブの「データの入力規則」をつかって設定するだけなので、設定自体も簡単です。


例えば、今回設定してある、A2には、どのような入力規則のリストが設定されているのかを確認しておきましょう。

設定タブの「元の値」には、=$A$7:$A$9と設定されているので、この範囲のデータがリストとして、表示されてくるわけですね。


ただ、便利ではあるのですが、リスト一覧のアイテムが増えたときには、当然、増やさないといけません。


どのようにしたら手早く、リストに追加することができるのでしょうか。


当然、データの入力規則ダイアログボックスの設定タブにある「元の値」を修正すればいいわけですが、イチイチ、設定しなおすのは面倒ですね。


ある機能をつかうと、特に何もしなくても、データを追加するためでリストの範囲を拡張することができます。


それは、商品リストをテーブルにすることです。


では、A6をクリックします。

テーブルやピボットテーブルをはじめ、データベース系の処理は基本的に、範囲選択をしません。


テーブルの作成ダイアログボックスが表示されますので、OKボタンをクリックします。

では、データを追加してみましょう。

 

このように、データの入力規則の「リスト」に、追加したデータが加わっていることが確認できました。


テーブルには、自動拡張機能があるおかげで、リストも拡張されたわけです。

なお、B2のVLOOKUP関数の「範囲」も自動的に拡張されています。


=IFERROR(VLOOKUP(A2,$A$7:$B$10,2,FALSE),"")

とテーブルにすることで、数式も修正する必要はありません。


テーブルは、抽出や並べ替えだけの機能ではありませんので、色々と使ってみると、意外と改善できるかもしれませんね。

2/16/2022

Excel。手早く文字結合するには、CONCATENATE関数をつかってみましょう。【function:CONCATENATE】

Excel。手早く文字結合するには、CONCATENATE関数をつかってみましょう。

<CONCATENATE関数>

「&(アンパサンド)」でも文字結合をすることができますが、連結したい数が増えると、結合のたびに「&」を入力するのは、面倒になってきます。


そこで、CONCATENATE関数をつかうことで、「&(アンパサンド)」をつかったのと同じように文字結合をすることができます。


C2の数式は、

=CONCATENATE(A2," ",B2,"公")

と設定しています。

セル番地も使うことができますし、文字や数値も使うことができます。


ただ、CONCAT関数が登場したことで、CONCATENATE関数は、互換性関数になってしまいましたので、今後は、CONCAT関数に置き換わることになるかもしれませんね。


では、CONCATENATE関数の基本情報を確認しておきましょう。

CONCATENATE関数の読み方は「コンカティネイト」です。

所属は、「互換性」です。

CONCATENATE関数の引数は、

CONCATENATE(文字列1,[文字列2],…)

2/15/2022

Excel。AREAS関数は、範囲や名前の範囲に含まれる領域の数を算出します【AREAS】

Excel。AREAS関数は、範囲や名前の範囲に含まれる領域の数を算出します

<関数辞典:AREAS関数>

AREAS関数

読み方: エリアズ  

分類: 検索/行列 

AREAS(参照)

AREAS関数

範囲や名前の範囲に含まれる領域の数を算出します

2/14/2022

Excel。VBA。読み込んだデータから重複データを削除した一覧を作りたい【Duplicate deletion】

Excel。VBA。読み込んだデータから重複データを削除した一覧を作りたい

<Excel VBA>

読み込んでみたデータを見たら、重複していることがわかりました。

例えば、次のような表。


 

B列のデータが重複しているわけですね。

このデータから、重複していないデータをF列に抽出したのが、この表です。


確かに、Excelの機能のデータタブにある、「重複の削除」をつかえば、簡単に重複を削除することができます。


ただ、データを読み込ませたあとに、抽出されるようになっていると、より作業効率がいいわけです。


そこで、Excel VBAでマクロをつくってみることにします。


さて、重複はどのようにしたら、いいのでしょうか。


1件目のデータが残りのデータに含まれいないか、確認して、2件目があったら…ということを考えると、プログラムにするのには、とても大変な感じがします。


ところが、RemoveDuplicatesメソッドをつかうことで、簡単に、重複データを削除し抽出することができるのです。


では、次のようなプログラムをつくってみます。


Sub 重複除外リスト()

    Dim i As Long

    Dim lastrow

    lastrow = Cells(Rows.Count, "b").End(xlUp).Row

    

    For i = 2 To lastrow

        Cells(i, "f") = Cells(i, "b")

    Next

    

   Range("f1").CurrentRegion.RemoveDuplicates Columns:=1, Header:=xlYes

End Sub


これを実行した結果が、F列です。


プログラム文を確認しておきましょう。


お馴染みの宣言文です。

Dim i As Long

Dim lastrow


lastrow = Cells(Rows.Count, "b").End(xlUp).Row

この行は、データの最終行の行番号を取得しています。


For i = 2 To lastrow ~ Next

で、見出し行を除いたデータ数分繰り返し処理をしています。

なにを、繰り返しているのかというと、


Cells(i, "f") = Cells(i, "b")

B列のデータをF列にコピーしています。

ここは、色々な書き方がありますので、元データを取っておきたかったための処理です。

Range("f1").CurrentRegion.RemoveDuplicates Columns:=1, Header:=xlYes


Range("f1").CurrentRegion は、F1を起点とした表を対象としています。


RemoveDuplicates は、Columns:=1、つまり、範囲の1列目のデータで重複なものを削除することが出来るメソッドです。

なお、Header:=xlYesとすることで、1行目を見出し行として除外することができます。


RemoveDuplicatesメソッドを知っていることだけで、とても簡単に重複を除くことができます。

データを読み込んで削除する必要がある場合には、Excel VBAでマクロをつくってみてもいいかもしれませんね。

2/13/2022

Excel。今週のFacebookページの投稿 2022/2/7-2022/2/13【Trivia】

Excel。今週のFacebookページの投稿 2022/2/7-2022/2/13

<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】Excelの豆知識(Trivia)です。

2月7日

Excel。find関数は文字列内の特定文字列の位置を算出関数です。

ちなみに全半角の区別なしで1文字で検索します。



2月8日

Excel。findb関数は文字列内の特定文字列の位置を算出関数です。

ちなみに全角は2文字。

半角は1文字で検索します



2月9日

Excel。concatenate関数は文字列と文字列を結合する関数です。

ちなみに&と同じです。



2月10日

Excel。substitute関数は文字列内の特定文字を置換する関数です。

ちなみに㈱⇒株式会社などできちゃいます。



2月11日

Excel。formulatext関数は数式を文字列化する関数です。

ちなみにver2013から登場しました。



2月12日

Excel。text関数は文字列に表示形式を設定する関数です。



2月13日

Excel。convert関数は単位を変換する関数です。

ちなみにヤードをメートル変換したりします。

2/12/2022

Excel。ARABIC関数は、ローマ数字をアラビア数字に変換します【ARABIC】

Excel。ARBIC関数は、ローマ数字をアラビア数字に変換します

<関数辞典:ARABIC関数>

ARABIC関数

読み方: アラビック  

分類: 数学/三角 

ARABIC(文字列)

ARABIC関数

ローマ数字をアラビア数字に変換します 

2/11/2022

Excel。手早く、複数続く項目行ごとに項目行数が違っても色分けしたい【Color coding】

Excel。手早く、複数続く項目行ごとに項目行数が違っても色分けしたい

<条件付き書式・MOD関数>

テーブルにすると、一行おきに塗り分けることができますが、次の表のように、一塊の項目行ごとに、塗り分けるには、どうしたらいいのでしょうか?


4行目まで渋谷店が続いているので、塗りつぶされていて、5~6行目の新宿は別の項目なので、塗りつぶさない。


データ量が増えれば目視で行うのは大変ですし、かといって、Excel VBAでマクロをつくるのも面倒です。


このような場合、使う機能は、「条件付き書式」だろうというのはわかるのですが、問題となるのが、どのような計算式を設定したらいいのかということです。


6行目と7行目のように切り替わるところは、「<>」という同じでないという、比較演算子を使えば発見することはできます。

ただ、7行目から10行目の池袋店が、別の繰り返しという判断をすることが、簡単にできません。


そこで、D列に色分けの判断をするための結果をつくり、そのデータをもとに、条件付き書式を設定するという2段階の方法で、設定していきます。


D2に次の数式を設定します。

=MOD((B1<>B2)+D1,2)

オートフィルで数式をコピーします。


「1」と「0」がちょうど、項目ごとにわかれて算出することできました。

あとは、「1」だったら塗りつぶすように条件付き書式を設定すればいいわけですが、先に数式を説明しておきます。


=MOD((B1<>B2)+D1,2)

MOD関数は、除算した結果の「余り」を算出する関数です。


引数を確認していきましょう。


(B1<>B2)ですが、D2の場合で考えると、B1は「店舗名」でB2は「渋谷」なので、等しくありません。

よってこの条件は成立しています。

つまり「TRUE」というわけですね。


Excelでは、「TRUE」は「1」です。

このあたいに、前のデータと同じなのかどうかを判定させたいので、その上のセルであるD1の値「0」を足しています。


そのため、(B1<>B2)+D1は「1+0=1」ということで、「1」。

これを2で割るわけですね。

その余りは「1」。


D3は、

=MOD((B2<>B3)+D2,2)

という数式に変わります。

B2とB3は等しいので、成立しないので、「FALSE」と算出されます。

FALSEは、Excelでは「0」なので、0+1(D2の値)=1。


この「1」を2で除算した余りは「1」ということで、上の行と同じ項目という判断ができるわけです。


このように、この数式をつかうことで、項目ごとに分けることができる数値を作ることができたわけです。


ここまでくれば、あとは、条件付き書式を設定する工程に入ります。


A2:C12を範囲選択して、ホームタブの条件付き書式にある「新しいルール」をクリックします。


新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。


「数式を使用して、書式設定するセルを決定」にして、=$D2=1 と数式を設定したら、書式ボタンをクリックして、塗りつぶす色を設定します。


その後、OKボタンをクリックすると、項目ごとに塗り分けることができます。


最後に、D列に算出した値が表示されたままだとカッコ悪いので、表示形式をつかって見えないようにしていきます。


D2:D12を範囲選択して、セルの書式設定ダイアログボックスを表示します。


これで、完成しました。


条件付き書式の新しいルールは、手入力で行う必要があります。

そのため、複雑な条件のため、大きな数式を作る場合は、別のセルにわけて、その結果を使う方が、設定しやすいかもしれませんね。

2/10/2022

Excel関数辞典 VOL.58。PDURATION関数~PERCENTILE.INC関数【dictionary】

Excel関数辞典 VOL.58。PDURATION関数~PERCENTILE.INC関数

<Excel関数>

今回は、PDURATION関数~PERCENTILE.INC関数までをご紹介しております。

PDURATION関数

ピーデュレーション

PDURATION(利率,現在価値,将来価値)

目標価値になるまでの投資期間を算出します Period DURATIONの略



PEARSON関数

ピアソン

PEARSON(配列1,配列2)

ピアソンの積率相関係数を算出する



PERCENTILE関数

パーセンタイル

PERCENTILE(配列,率)

0%以上100%以下の データの百分位数を算出する



PERCENTILE.EXC関数

パーセンタイル・ エクスクルーシブ

パーセンタイル・ エクスクルード

PERCENTILE.EXC(配列,率)

0%より大きくて100%未満の データの百分位数を算出します



PERCENTILE.INC関数

パーセンタイル・ インクルーシブ

パーセンタイル・ インクルード

PERCENTILE.INC(配列,率)

0%以上100%以下の データの百分位数を算出します

2/09/2022

Excel。AND関数は、複数の条件をすべて満たすかどうかを調べることができます。【AND】

Excel。AND関数は、複数の条件をすべて満たすかどうかを調べることができます。

<関数辞典:AND関数>

AND関数

読み方: アンド  

分類: 論理 

AND(論理式1,[論理式2],…)

AND関数


複数の条件をすべて満たすかどうかを調べる 

2/08/2022

Excel。平均値は同じだけど、データのバラツキはどうなっているの。【Distributed】

Excel。平均値は同じだけど、データのバラツキはどうなっているの。

<AVERAGE関数・VAR.P関数・STDEV.P関数>

Excelで平均値を算出すること自体は、とても簡単に算出することができます。


しかしながら、平均値が同じ場合は当然データの中身を把握しないと、データの特徴などわかりません。


要するに、平均値に近いところにデータが集まっているのか、それとも、平均値よりも離れたところに、とても大きな数値、または、とても小さな数値が存在していることで、それらの数値に引っ張られた平均値なのかもしれません。


少ないデータならば、「目視」でなんとなくイメージすることもできますが、データの件数が増えた場合「感覚」で判断というわけにもいきません。


そこで、「分散」を算出することで、データのバラツキ具合を確認することができます。


今回は、LeadingとWritingのデータを用意しました。


LeadingとWritingの平均値は、それぞれ「65.0」と同じです。

B13の数式は、

=AVERAGE(B3:B12)


平均値だけみても、データの特徴はわかりません。


分散を算出するたけでも、データの特徴を少し把握することができます。


B14に標本分散を算出する数式を設定します。

=VAR.P(B3:B12)

となりのC14にオートフィルで数式をコピーしました。


このVAR.P関数は、標本分散を算出する関数です。


標本分散は、サンプルを全データとしたものです。

母集団すべてのデータを使って、バラツキを算出するのが、VAR.P関数です。


ただ、データの量がとても多い場合、サンプルを取得してそのサンプルを元にして、バラツキを算出するのが、不偏分散を算出する、VAR.S関数です。


今回はデータの都合上、大量なデータを作れなかったので、VAR.P関数をつかっております。


この数値が、大きくなればなるほど、平均値から離れた値がある。

すなわち、バラツキ具合が大きいことを意味しています。


Writingが860.2とLeadingの164.4と算出されています。


Writingのデータを見ると、確かに、Leadingよりも90点台から20点台とバラツキ具合が大きいことがわかります。


さて、この分散ですが、各数値と平均の差の二乗和をデータの個数で割ったものですが、関数をつかうことで、一発で算出することができます。


各数値の平均との差をそのまま足すと、プラスとマイナスで相殺されてしまうので、二乗してから足しているわけです。


このため、分散と元のデータとでは単位がことなっています。

そこで、一般に、分散の平方根を求めて、元のデータと単位を揃えたものが、「標準偏差」というわけです。


ざっくりですが、

√分散=標準偏差 なので、標準偏差の二乗が分散ということになります。


この標準偏差にも、サンプルが母集団そのもの。

データ全部から算出する標本標準偏差を求めることができるSTDEV.P関数。

データの一部をサンプルとして算出する不偏標準偏差のSTEDEV.S関数。

この2つが、Excelには用意されています。


B15の数式は、標本標準偏差を算出するために、

=STDEV.P(B3:B12)

という数式を設定してあります。隣のセルにもオートフィルで数式をコピーしております。


分散も標準偏差も見慣れない関数ではありますが、数式を作ること自体は、とても簡単なので、分散という数値を日ごろ使っている資料に追加してみるだけでも、違ったことが見えてくるかもしれませんね。

2/07/2022

Excel。今週のFacebookページの投稿 2022/1/31-2022/2/6【Trivia】

Excel。今週のFacebookページの投稿 2022/1/31-2022/2/6

<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】Excelの豆知識(Trivia)です。


1月31日

Excel。lenb関数は文字数を算出関数です。

ちなみに半角=1バイトでバイト単位です。


2月1日

Excel。trim関数は余分なスペースを削除関数です。


2月2日

Excel。jis関数は文字列を全角に統一関数です。


2月3日

Excel。asc関数は文字列を半角に統一関数です。


2月4日

Excel。upper関数は含まれる英字を大文字に関数です。


2月5日

Excel。lower関数は含まれる英字を小文字に関数です。


2月6日

Excel。proper関数は含まれる英字の先頭文字を大文字に関数です。

2/06/2022

Excel。平均値で色分けした背景をつかった集合縦棒グラフをつくりたい【Column chart】

Excel。平均値で色分けした背景をつかった集合縦棒グラフをつくりたい

<集合縦棒グラフ>

平均値を越えているのかを視覚的にわかりやすくしたいので、集合縦棒の背景である、プロットエリアを塗り分けたいけど、どのようにしたらいいのでしょうか?


プロットエリアの塗り分けには、「積み上げ面グラフ」をつかうことで対応することができます。


希望するグラフをつくるには、そのグラフをつくるための表が必要になります。

このような表を用意しました。


B2:B5は、集合縦棒グラフのためのデータです。


C列のデータは、平均値を塗り分ける境界線とするので、B6で算出した値をセル参照したものです。


D列ですが、今回売上高が1000以下なので、グラフの縦軸を1000とすることにしました。

上限が1000なので、平均との差を算出したのが、D列というわけです。


C列の上にD列が積みあがっている面グラフをつくるわけですね。


A1:D5を範囲選択して、挿入タブのグラフにある「すべてのグラフを表示」ボタンをクリックします。


グラフの挿入ダイアログボックスが表示されます。


すべてのグラフタブにします。


「組み合わせ」を選択したら、「平均」と「1000-平均」を第2軸にチェックマークをオンにして、グラフの種類を「積み上げ面」に変更します。


設定が終了したら、OKボタンをクリックします。


グラフタイトルと凡例から「1000-平均」を削除して、グラフを少し大きくしております。


最初に修正していくのは、左右の縦軸です。最大値がことなっているので、軸の書式設定作業ウィンドウの「軸のオプション」をつかって、最大値を「1000」に変更します。


次に、プロットエリアの積み上げ面グラフを修正していきます。

プロットエリア全体に塗りつぶしの範囲を広げていきます。


この修正の為には、積み上げ面グラフは「第2軸」に表示されているので、「第2軸」の横軸を表示させる必要があります。


グラフデザインタブの「グラフ要素を追加」にある「軸」から「第2横軸」をクリックします。


グラフ上部に第2横軸が表示されました。

グラフがおかしなことになっていますが、気にせず修正作業を続けていきます。


表示した「第2軸横(項目)軸」を選択して、軸の書式設定作業ウィンドウの「軸のオプション」にある、軸位置を「目盛」に変更します。


続いて、「第2軸縦(値)軸」をクリックします。


作業ウィンドウは、軸の書式設定作業ウィンドウのままに見えますが、第2軸の縦軸の設定に変わっています。


「軸のオプション」の「横軸との交点」を「自動」にオンにします。


プロットエリアは平均値を境に塗り分けることができました。


あとは、作業で使用した、第2軸の縦軸と横軸を処理していきましょう。


両縦軸とも、フォントサイズが小さいので見にくくなっています。

フォントサイズを調整して、200置きに修正します。


第2軸縦(値)軸はクリックしたら、DELキーを押すだけで、非表示にできます。


第2軸横(項目)軸は、DELキーで削除すると、せっかく「積み上げ面グラフ」がプロットエリア全体に広がったのに、元に戻ってしまうので、非表示の作業を行います。


第2軸横(項目)軸をクリックします。


軸の書式設定作業ウィンドウは、「第2軸横(項目)軸」に対応した状態に変わりましたので、軸のオプションの目盛にある「目盛の種類」を「なし」。

ラベルのラベルの位置を「なし」に設定することで、第2軸横(項目)軸を非表示にすることができます。


あとは、横軸のフォントサイズを調整し、プロットエリアの「積み上げ面グラフ」の色を調整したら、完成です。

Excel。AMORLINC関数は、フランス方式の減価償却費を定額法で算出します【AMORLINC】

Excel。AMORLINC関数は、フランス方式の減価償却費を定額法で算出します

<関数辞典:AMORLINC関数>

AMORLINC関数

読み方: アモーリンク  

読み方:アモルティスモン・リネール・コンタビリテ


分類: 財務 


AMORLINC(取得価額,購入日,開始期,残存価額,期,率,[年の基準])

AMORLINC関数


フランス方式の減価償却費を定額法で算出します 

AMORtissement LINeaire Comptabiliteの略

2/05/2022

Excel。フィールド(列)を並べ替えた表を手早く別シートにつくりたい。【SORT】

Excel。フィールド(列)を並べ替えた表を手早く別シートにつくりたい。

<SORTBY関数>

並べ替えをおこなうと、行方向で並べ替えをおこなうだけではなく、並べ替えオプションをつかうことで、列方向での並べ替えができます。


今回は、列方向に並べ替えをしたデータを、別シートにコピーなどして作りたいわけです。

しかも、手早く。


今までならば、並べ替えオプションをつかうしか方法がなかったのですが、最近のExcelに追加された関数に、SORTBY関数というのがあります。


この関数、SORTとつくことから、わかるように、並べ替えを行う関数なのですが、レコード(行)方向を対象にしたデータの並べ替えだけでなく、フィールド(列)方向も対象として並べ替えをすることができます。


関数なので、コピーをしなくても、直接別シートに作ることも出来ます。


次の表を用意しました。


この表を基にして、合計の数値を列方向に降順の表をつくってみましょう。


最初に、A列の見出し列を別シートにコピーします。


B1にSORTBY関数をつかった、数式を設定します。

=SORTBY(元データ!B1:E5,元データ!B5:E5,-1)


合計値を降順とした、表を別シートに作ることができました。


あとは、見出し行を中央揃えにして、セルに色を設定すれば完成です。


また、数式は、スピル機能によって、コピーされますので、Ctrl+Shift+Enterの配列関数の処理は不要です。


SORTBY関数の引数を確認しておきましょう。

最初の引数は、「配列」。

対象の範囲のことなので、B1:E5となります。


次の引数は、「基準配列1」。

並べ替えの基準となる範囲のことです。


今回は、合計行の数値で判断するので、B5:E5です。


3つ目の引数は、「並べ替え順序1」。

昇順か降順かの設定をするところです。

昇順なら1。

降順なら-1。

を設定するだけです。


複数条件の場合は、「基準配列2」「並べ替え順序2」を引き続き設定します。


このSORTBY関数をはじめ、最近新しい関数が色々追加されています。


今まで苦労していたものが、新しい関数をつかうことで、作業効率が改善できることを発見できるかもしれませんので、調べてみるのもいいかもしれませんね。