Excel。WRAPROWS関数をつかえば、行方向の2列1組を縦方向に楽に変更できます。
<WRAPROWS関数>
最近追加された関数の中から、WRAPROWS関数を紹介します。
このWRAPROWS関数も、なんで今まで無かったのかと思えるぐらい、便利な関数です。
次の表で説明します。
A1:F2に2列1組の表があります。
これを、A5:B8のような2列の表に組み替えるとしたら、コピーを組数分繰り返さないといけません。
かなり面倒な作業といえます。
そこで、新しく追加されたWRAPROWS関数をつかってみると、あっという間に完成します。
A6に次の数式を設定します。
=WRAPROWS(A2:F2,2)
たったこれだけです。
スピル機能によって、オートフィルで数式をコピーする必要もありません。
なお、2番目の引数のwrap_countを4に変更してみるだけで、4列2組の表に変更することができます。
使い方を考えると、色々使えそうな関数なので、試してみると面白いかもしれませんね。