Excel。項目別集計なら「統合」をつかえば手早く集計できます。
<統合>
項目別で集計をするとしたら、SUMIF関数や「小計」。
あるいは「ピボットテーブル」というのが定石ですが、実は連続しているフィールドであれば、「統合」をつかうと手早く算出することができます。
まずは、どのようにしたらいいのか、手順を説明しますが、集計方法は、「統合」をすればいいだけです。
算出したい、E1をクリックして、データタブの「統合」をクリックします。
統合の設定ダイアログボックスが表示されますので、「集計の方法」が合計になっているのを確認したら、統合元範囲に、項目別集計をしたい範囲を設定します。
B1:C8を設定したら、追加ボタンをクリックします。
統合の基準は、「上端行」「左端列」の両方ともがオンになっているのを確認したら、OKボタンをクリックして完成です。
あとは、見出し行を整えてあげます。
「統合」をつかうことで、簡単に項目別集計をおこなうことができます。
そもそも「統合」は、3-D集計を行いたくても、レイアウトが異なっているので、出来ない時に「統合」という流れになっているのですが、別に、複数シートでなくても、統合を行うことができるわけですね。
この方法を知っていると、「小計」。
あるいは、「ピボットテーブル」で処理をすることもなく、簡単に項目別集計を算出することができます。
ただし、隣接したフィールドならば、統合できますが、離れたフィールドではできません。
今まで機会がなかった機能をアレンジしてみると、意外な発見があるかもしれませんね。