Excel。AまたはBのようなOR条件での平均値を算出したい
<DAVERAGE関数>
単純に平均値を算出するならば、AVERAGE関数を使用します。
また、新宿店でかつ雑貨の売り上げの平均値のようなAND条件ならば、AVERAGEIF関数やAVERAGEIFS関数を使うことで、算出することができます。
では、新宿店と品川店の売上金額の平均値のような、OR条件の場合、どのようにしたら算出することができるのでしょうか。
新宿店と品川店の平均値を算出して、その値と値を和算しても、さらに平均値を算出しても、算出することはできません。
そこで、OR条件での平均値を算出するには、DAVERAGE関数をつかうことで算出することができます。
ただし、DAVERAGE関数は、条件を事前に用意する必要がありますので、F4:F6に条件を設定しています。
新宿・品川と上下に並べることで、OR条件にすることができます。
では、F2にDAVERAGE関数をつかった数式を設定します。
=DAVERAGE(A1:C16,C1,F4:F6)
これで、新宿店と品川店の売上金額の平均値を算出することができました。
DAVERAGE関数の引数を確認しておきましょう。
最初の引数は、データベース。
範囲を選択しますが、DAVERAGE関数をはじめとするデータベース関数系のデータベースは見出しも含めて範囲選択する必要がありますので、見出しも含めた、A1:C16と設定します。
2つ目の引数は、フィールド。
どの列の平均値を算出するのか、その列を設定しますので、売上金額の平均値を算出したいので、売上金額が入力されているC1 と設定します。
引数の最後は、条件。F4:F6を設定します。
ここも、見出しが必要です。
このように、OR条件の平均値を算出したい場合は、DAVERAGE関数をつかうことで、手早く算出することができます。