Excel。データを「配列定数」形式の文字列で表示するにはどうしたらいいの。
<ARRAYTOTEXT関数>
テータを指定した文字で連結するには、「TEXTJOIN関数」をつかえば対応することができます。
列の区切りを「,」(カンマ)で、行の区切りを「;」(セミコロン)、全体を「{ }」で囲む、「配列定数」にしたい場合には、TEXTJOIN関数では対応するのが大変です。
そこで、ARRAYTOTEXT関数をつかうことで、配列定数の形式にした文字列に変換できます。
A2:B3のデータを配列定数の形式の文字列に変換します。
A5に次の数式を設定しました。
=ARRAYTOTEXT(A2:B3,1)
これで、全体を{}で囲み、列の区切りは「,」で行の区切りを「;」の文字列にすることができました。
では、ARRAYTOTEXT関数を確認しておきましょう。
最初の引数は、「配列」です。
範囲なので、A2:B3と設定します。
2つ目の引数は、「書式」です。
0の簡潔を選択すると、すべてを「,」(カンマ)で区切ってくれます。
1の正確ならば、全体を{}で囲み、列の区切りは「,」で行の区切りを「;」の配列定数で区切ってくれます。
なお、このARRAYTOTEXT関数。
文字列に変換するので、日付は、シリアル値に変わってしまうので、注意が必要です。