Excel。VBA。オートフィルターをつかって、空白のデータだけを抽出したい
<Excel VBA AutoFilterメソッド>
データを読み込んだ後に、オートフィルターをつかって、空白のセルを、手早く抽出したい。
単純な作業ですが、単純な作業な上、毎回毎回だと、面倒になってきます。
そこで、Excel VBAで、オートフィルターをつかって、空白のセルを抽出するプログラム文を用意しておくことにしました。
使うのは次の表です。
C列の提出確認で空白のセルが、未提出なので、空白のセルを抽出して、未提出の状況を確認したいわけです。
オートフィルターを設定して、空白のセルだけを抽出する設定は、☑マークのオンオフが地味ですが、オンオフを切り替えないといけないので、面倒です。
そこで、Excel VBAで次のようなプログラム文を作ってみました。
Sub オートフィルター空白抽出()
Range("a1").AutoFilter field:=3, Criteria1:="="
End Sub
たった一行です。
では実行してみましょう。
このように、C列の提出確認が空白のセルだけをオートフィルターをつかって、抽出することができました。
たった一行だけですが、用意しておくと便利です。
プログラム文のポイントは、
Range("a1").AutoFilter field:=3, Criteria1:="="
Criteria1:="="
Criteria1は、条件ですが、空白のセルを意味する比較演算子をつかった「”=”」です。
なお、
Criteria1:=""
でも、空白セルを抽出することができます。
ただ、空白でないセルを抽出する場合には、
Criteria1:="<>"
と、「”=”」のように、比較演算子をつかって設定する必要があります。