Excel。データ内で、一番多く登場する数値である最頻値を求めたい
<MODE.SNGL関数>
大量のデータで、一番多く登場する数値である最頻値を求めたい場合、目視ではとても大変です。
そこで、MODE.SNGL関数をつかうことで、手早く、最頻値を求めることができます。
次のデータの最頻値を求めてみましょう。
B列の得点は、1-10の範囲としてます。
10件程度ならば、目視でも、対応できるかもしれませんが、多くなれば、目視は、ほぼ無理です。
そこで、最頻値を求める関数があります。
その関数は、MODE.SNGL関数です。
では、D2をクリックして、MODE.SNGL関数をつかって最頻値を求めてみます。
D2の数式は、
=MODE.SNGL(B2:B11)
4と、算出結果がでました。
目視で確認しても、間違いなく、4が一番多くあることがわかります。
とても簡単な関数ですが、最頻値は重要なデータの一つといえます。
最頻値は、
データの傾向を把握することができます。
異常値の検出にも役立ちます。
そのため、データ分析や統計において、とても重要な指標なので、簡単ですが、平均値だけではなく、最頻値も合わせて求めるといいですね。
ただし、このMODE.SNGL関数は、数値ならば、求めることができます。
文字の場合は求めることができませんので、注意が必要です。