Excel。普通の平均では、おかしい感じがするときは、幾何平均で処理してみては
<GEOMEAN関数>
データの中に突出した値がある場合、お馴染みのAVERAGE関数で平均値を算出すると、思っていたようなイメージと異なる結果になります。
これは、算術平均のAVERAGE関数の欠点でもあるのですが、総和してその件数で除算するので、どうしても、突出した値が含まれていると、その影響を大きく受けてしまうからです。
そのため、イメージと異なる平均値が算出されてしまうわけです。
このような場合、AVERAGE関数だけではなく、GEOMEAN関数をつかってみましょう。
E2には、
=GEOMEAN(B2:B8)
という数式を設定しました。
算出された結果は、突出した値に引っ張られていますが、算術平均のAVERAGE関数よりも影響は少なくなっています。
幾何平均のGEOMEAN関数をつかってみるのもいいかもしれません。