2/04/2025

Excel。罫線を5行ごとに区切りとわかるように罫線を変更したい【Border】

Excel。罫線を5行ごとに区切りとわかるように罫線を変更したい

<条件付き書式+MOD+ROW関数>

表に格子の罫線を設定しました。

罫線を5行ごとに区切りとわかるように罫線を変更したい

大きな表だと、区切りがわかりにくいので、5件(5行)ごとに罫線を変更することにしました。


ただ、どのようにしたら、手早く設定できるのでしょうか。


そこで、条件付き書式をつかって、対応することにしました。


条件付き書式は、塗りつぶし以外にも、罫線を設定することができるからです。


A2:B11を範囲選択します。


ホームタブの条件付き書式にある「新しいルール」をクリックします。


新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。


「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択して、条件式を設定します。

=mod(row(),5)=1


書式ボタンをクリックします。


セルの書式設定ダイアログボックスの罫線タブに移動して、任意の線種を設定します。


今回は、わかりやすいように、赤色にしてみました。


そして、罫線の下線ボタンをクリックして設定したら、OKボタンをクリックします。


新しいルールダイアログボックスに戻りましたら、OKボタンをクリックして、完成です。

 

5件後に、設定した罫線に変わったことが確認できました。


ただ、用意されているものでないといけないので、異なったデザインで罫線を設定したい場合にはExcel VBAで対応するのもいいかもしれません。


さて、条件式を確認しておきましょう。

=mod(row(),5)=1


MOD関数は、除算の余りを算出する関数です。

ROW関数は、行番号を求めることができる関数です。

この2つの関数と条件付き書式で、一行おきに塗り分けるという時に、よく使うのですが、そのアレンジで、罫線にしてみました。


行番号を、5で割って、余りが1だったら、罫線を変更するということができるというわけです。