Word。動画で紹介。Wordにはサンプル文書を手早く表示させる裏コマンドっぽい技があります。
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ちょっとした、サンプル文書がほしいときに、まさか、「ああああ…」とか大量に「あ」を入力していませんか?
そんなことをしなくても、サンプル文書を表示させる裏コマンドっぽいものがあるんです。
なんか、Excelの関数みたいな数式を入力するだけです。
ということで、サンプル文書を表示させるさせる方法を紹介しております。
Excel・Word・PowerPoint・Accessのテクニックや研修ネタ・テキストを紹介しております。主に、講義先や現場レベルで質問があったものを中心に書いております。
ちょっとした、サンプル文書がほしいときに、まさか、「ああああ…」とか大量に「あ」を入力していませんか?
そんなことをしなくても、サンプル文書を表示させる裏コマンドっぽいものがあるんです。
なんか、Excelの関数みたいな数式を入力するだけです。
ということで、サンプル文書を表示させるさせる方法を紹介しております。
MATCH関数
読み方: マッチ
分類: 検索/行列
MATCH(検査値,検査範囲,[照合の種類])
値を検索してその相対位置を算出します
A1:D8に店舗販売のデータがあります。
そこで、FILTER関数をつかうことにしました。
F5に設定した数式は、
=FILTER(A2:D8,C2:C8=G1,"該当なし")
これで、地域が関西のデータを抽出することができました。
FILTER関数を確認しておきます。
最初の引数は、「配列」。
範囲のことなので、A2:D8。
FILTER関数は、スピル機能対応の関数なので、絶対参照は不要です。
2つ目の引数は、「含む」。
条件のことなので、C2:C8=G1。
条件の列はC2:C8で、抽出条件は、G1に入力されています。
それと合致するかどうかという条件式です。
3つ目の引数は、「空の場合」。
データがなかった場合にどう処理するのかということなので、”該当なし”と表示する様にしました。
スピル機能対応の関数なので、オートフィルで数式をコピーする必要はありません。
さて、抽出することはできましたが、今回やりたいことは、抽出された件数をG2に求めたいわけです。
件数なので、COUNT関数をつかってみればいいはずです。
=COUNT(F5:F6)
と設定すれば、2件と求めることができました。
一度だけならば、これでいいのですが、地域を「関東」に変更してみると、3件抽出されてましたが、件数は2のままです。
範囲は、F5:F6と固定されていますので、連動してくれません。
仮に、F列の下方向に、何もデータがなければ、F5:F200とか想定される上限の範囲設定をしていてもいいかもしれません。
しかし、下方向にデータがある場合などには、少し都合が悪くなります。
抽出に連動した範囲にすることはできないのでしょうか。
そこでROWS関数をつかうことにします。
ROWS関数は、範囲に含まれる行数を求めることができる関数です。
ROW関数は、セル番地の行数なので、ROW関数では対応できません。
G2にROWS関数の数式を設定します。
これで確定します。
条件を関東に変更しても、件数は3件と正しく求めることができました。
FILTER関数で自動的に範囲が変動しても、ROWS関数は抽出結果に合わせて行数を求めてくれます。
行数はデータの件数と同じなので、COUNT系の関数をつかわなくても、抽出したデータの件数を求めることができるというわけです。
Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。
3月2日
Excel。
Ctrl+Shift+←
左側に連続するセルを範囲選択する
3月3日
Excel。
Ctrl+Shift+F1
ウィンドウを最大化してリボンを含め上部を非表示にする
3月4日
Excel。
Ctrl+Shift+F2
コメントをセルに追加
3月5日
Excel。
Ctrl+Shift+F3
選択範囲から名前を作成ダイアログボックスが表示されます
3月6日
Excel。
Ctrl+Shift+F6
アクティブブックの前のブックに移動する。
3月7日
Excel。
Ctrl+Shift+F12
印刷プレビューを表示 Ctrl+Pと同じ
3月8日
Excel。
Ctrl+Shift+Home
選択範囲をワークシートの先頭のセルまで拡張する。
MAP関数
読み方: マップ
分類: 論理
MAP(array,lambda_or_array2,…)
LAMBDAを適用して新しい値を作成することにより、配列内の各値をmappingで形成された配列を新しい値に返す
会議参加予定フィールド内に「,(カンマ)」で区切られた文字列。
1日目は「町田,成瀬,津田」と入力されていますので、会議参加者数は、3名です。
この3を求めたいわけです。
Excelにエクスポートして、求めてもいいのですが、いちいちExcelにエクスポートするのも、面倒なので、Accessで求めたいわけです。
ExcelもAccessも一発で求めることはできませんが、基本的な考え方は同じです。
フィールド内の文字数から「,(カンマ)」を除いた文字数を引けば、「,(カンマ)」の数が求められます。
求めた数は、区切り数なので、「+1」すれば、「,(カンマ)」で区切られた文字列数を求めることができるというわけです。
Excelならば、
=LEN(B2)-LEN(SUBSTITUTE(B2,",",""))+1
のような、数式をつくるわけです。
Accessでは、クエリで演算フィールドをつかって対応することになりますが、Excelと違うのは、SUBSTITUTE関数が、Accessにはありません。
そこで、Accessでは、Replace関数をつかって、「,(カンマ)」を空白に置換して「,(カンマ)」を除いた文字数を求めます。
なお、文字数を数えるのは、Accessでは、Excelと同じLen関数が用意されています。
それでは、クエリで演算フィールドつくっていきます。
作成タブのクエリデザインをつかいます。
また、テーブルのフィールドはすべて使っています
参加人数: Len([会議参加予定])-Len(Replace([会議参加予定],",",""))+1
と設定します。
では、実行してみましょう。
Excelとの違いは、Replace関数をつかって、置換したことです。
入力作業。
結構面倒です。
そして、入力ミスを起こりがち。
例えば、小数点第1位まで入力しちゃダメなのに、入れてしまったとか。
それなら、入力作業の前に、小数点第1位までしか入力できないようにしたらいいわけです。
では、どのようにしたらいいのでしょうか。
その方法をご紹介しております。