4/28/2024

Excel。通貨スタイルの「¥」は、桁数によって位置がバラバラなので揃えたい。【currency style】

Excel。通貨スタイルの「¥」は、桁数によって位置がバラバラなので揃えたい。

<表示形式>

お馴染みの「¥」マークですが、数値の先頭に表示されるため、桁数によって、一がバラバラで表示されます。


できたら、位置を揃えたいと思ったら、どのようにしたらいいのでしょうか。


そこで、表示形式を、「会計」にしてみましょう。


セルの書式設定ダイアログボックスを表示するのもいいですが、ホームタブに用意されていますので、そちらの方法をご紹介します。


C2:C5を範囲選択します。


ホームタブの数値の書式ボックスにある▼をクリックして、展開します。


その中にある「会計」をクリックします。


すると、会計の表示形式が設定されました。


「¥」マークは数値の桁数に関係なく、揃っていることが確認できます。

ただし、「通貨スタイル」と「会計」で違う点は、数値が「負数」の時です。

通貨スタイル

通貨スタイルは、文字の色が赤色に変わりますが、会計はそのままで、赤色には変わりません。

4/27/2024

Excel。2024/3/10-3/16にLENB関数など紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2024/3/10-3/16にLENB関数など紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

Facebookページ

3月10日

Excel。

LENB関数

読み方: レンビー  

分類: 文字列操作 

LENB(文字列)

文字列のバイト数を返す 




3月11日

Excel。

LET関数

読み方: レット  

分類: 論理 

LET(名前1,名前値1,計算または名前2,[名前値2,…)

計算結果を名前に割り当てます。 




3月12日

Excel。

LINEST関数

読み方: ラインエスティー  

読み方: ラインエスティメーション

分類: 統計 

LINEST(既知のy,[既知のx],[定数],[補正])

重回帰直線の各係数を算出します 




3月13日

Excel。

LN関数

読み方: ログ・ナチュラル  

分類: 数学/三角 

LN(数値)

オイラー数eとする数値の対数を算出します 




3月14日

Excel。

LOG関数

読み方: ログ  

分類: 数学/三角 

LOG(数値,[底])

指定した数を底とする数値の対数を算出する 




3月15日

Excel。

LOG10関数

読み方: ログテン  

読み方: ベース・テン・ログ

分類: 数学/三角 

LOG10(数値)

10を底とする数値の対数を算出する 




3月16日

Excel。

LOGEST関数

読み方: ログイーエスティー  

読み方: ログエスティメーション

分類: 統計 

LOGEST(既知のy,[既知のx],[定数],[補正])

複数の独立変数の回帰指数曲線の係数を算出する 

4/26/2024

Excel。集合縦棒グラフの背面を平均値以上で塗り分けるには、どうしたらいい。【plot area】

Excel。集合縦棒グラフの背面を平均値以上で塗り分けるには、どうしたらいい。

<集合縦棒グラフ+AVERAGE関数>

集合縦棒グラフの背面を平均値以上かそうでないかを、視覚的にわかるように、塗り分けをしたいのです。

ただ、図形で塗りつぶすのでは、綺麗にできません。


次のようなグラフを作りたいわけです。

集合縦棒グラフの背面を平均値以上で塗り分ける

そこで、何か良い方法はないのでしょうか。


Excelのグラフは、作りたいグラフを表見するためのデータが必要です。

平均値と塗り分けるための数値を含めた表を作ります。


D列には、平均値を算出します。この値が、区分けの数値です。

D2の数式は、

=AVERAGE($C$2:$C$8)

D8まで、オートフィルで数式をコピーしています。


E列には、平均値からグラフのプロットエリアの上限を塗るための数値を算出しました。


販売金額の最高値が、1175なので、グラフのプロットエリアの上限を1200としました。


E2には、

=1200-D2

という数式を設定し、オートフィルで数式をコピーしています。


これで、表の準備が完了しましたので、グラフをつくっていきます。


B1:E8を範囲選択します。

挿入のグラフにある、「おすすめグラフ」をクリックします。

グラフの挿入ダイアログボックスが表示されます。


すべてのグラフタブにします。


組み合わせをクリックします。

販売金額を「集合縦棒」

平均値と1200-平均値は、ともに、第2軸として、「積み上げ面」に設定します。

設定後OKボタンをクリックします。


妙なグラフができましたが、気にせずに、設定作業を進めます。


左側の縦軸と右側の第2軸縦軸の最大値を1200に変更します。

書式タブをクリックして、「縦(値)軸」を選択したら、選択対象の書式設定をクリックします。


画面右側に「軸の書式設定」作業ウインドウが表示されます。


境界値の最大値を1200に変更します。

同じように、右側の第2軸縦(値)軸の最大値を1200で揃えます。


プロットエリアの上限まで塗りつぶすことはできましたが、左右を塗りつぶせていません。

そのためには、「第2横軸」を表示します。

第2横軸を修正することで、左右を塗りつぶすことができます。


グラフの右上にあるグラフ要素の+をクリックします。

軸に当てて、第2横軸にチェックマークをいれます。


グラフは、ますます、おかしくなりますが、気にせずに、作業をすすめます。

プロットエリアの上部に表示された「第2軸横軸」をクリックします。


軸の書式設定作業ウインドウの「軸のオプション」にある「軸位置」を目盛に変更します。


そして、グラフの右側に表示されている「第2軸縦軸」をクリックします。


軸のオプションにある「横軸との交点」を自動に変更します。

どの軸をアクティブにしているのかを確認しながら作業をおこなっていきましょう。


塗り分け自体は完成しましたが、第2軸 横軸や第2軸 縦軸が不要です。


不要な要素の処理をします。


第2軸 横軸を削除すると、元に戻ってしまいます。

そのため、第2軸 横軸は非表示にする処理をおこないます。


第2軸 横軸を選択します。


軸のオプションの「目盛の種類」を「なし」。

「ラベルの位置」を「なし」に設定します。


第2軸 縦軸は、DELキーで削除してもグラフに影響はありませんので、第2軸 縦軸を削除します。

集合縦棒グラフの背面を平均値以上で塗り分ける

あとは、フォントを変更する。塗りつぶした色を変更すれば、完成です。

4/25/2024

Excel。GESTEP関数で、数値が境界値以上かを判定できます。【GESTEP関数】

Excel。GESTEP関数で、数値が境界値以上かを判定できます。

<関数辞典:GESTEP関数>

GESTEP関数

読み方: ジーイーステップ  

分類: エンジニアリング 

GESTEP関数

GESTEP(数値,[しきい値])

数値が境界値以上かを判定する

4/24/2024

Word。自動更新する日付をWordで設定するには、どうしたらいいの。【Automatic updating】

Word。自動更新する日付をWordで設定するには、どうしたらいいの。

<Word>

納品書・請求書で必須の自動更新する日付。

Excelでは、自動更新する日付を設定するには、TODAY関数をつかいます。


では、Wordでは、どのようにしたら、自動更新する日付を設定することができるのでしょうか。

4/23/2024

Excel。平均以上のデータの行全体を手早く塗りつぶすにはどうしたらいいの【above average】

Excel。平均以上のデータの行全体を手早く塗りつぶすにはどうしたらいいの

<条件付き書式+AVERAGE関数>

平均値以上のデータは、どこなのかを、見てわかるようにしたいのですが、どのようにしたらいいのでしょうか。

条件付き書式+AVERAGE関数

条件により、塗りつぶしをしたいわけですから、「条件付き書式」をつかうわけです。


問題になってくるのが、条件です。


ホームタブの条件付き書式にある上位/下位ルールにある、「平均より上」をつかうと、平均値より大きい値のセルを塗りつぶすことができます。


ただし、今回は「以上」ですし、データ全体ということですから「行全体」を塗りつぶしたいわけです。


よって、条件式を設定しなければなりません。


A2:C8を範囲選択します。

ホームタブの条件付き書式にある「新しいルール」をクリックします。


新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。

条件付き書式+AVERAGE関数

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。


条件のボックスに、条件式を設定します。

=$C2>=AVERAGE($C$2:$C$8)


あとは、書式ボタンをクリックし、塗りつぶす色を設定したら、OKボタンをクリックすれば、平均以上のデータの行全体を塗りつぶすことができます。


行全体を対象にする場合には、「$C2」のように、列番号を固定した複合参照に設定することで対応することができます。

4/22/2024

Excel。週間売上を手早く算出するには、どのようにしたらいいの。【weekly sales】

Excel。週間売上を手早く算出するには、どのようにしたらいいの。

<WEEKNUM関数>

日々の売上データで、年間売上なら、YEAR関数をつかって年を算出してから年ごとに算出します。

また、月間なら、MONTH関数をつかって算出することができます。


では、日曜日から土曜日までの週間売上はどのようにしたらいいのでしょうか。

WEEKNUM関数

週を算出することができる関数があります。

それが、WEEKNUM関数です。


D2に

=WEEKNUM(A2,1)

という数式を設定して、オートフィルで数式をコピーします。


すると、その日が第何週なのかを算出することができます。


また、WEEKNUM関数の2つ目の引数ですが、今回は日曜日から土曜日までを週としていますので、「1」と設定します。



週が算出できましたので、あとは週ごとに集計します。


G1にSUMIF関数をつかって週ごとの集計をすれば、週ごとの集計を算出することができます。


G1の数式は、

=SUMIF($D$2:$D$16,F1,$C$2:$C$16)

と設定して、オートフィルで数式をコピーしています。