11/22/2025

Access。入力ミスがないか、文字列が合致しているかどうかを判定したい【Typo】

Access。入力ミスがないか、文字列が合致しているかどうかを判定したい

<StrComp関数>

入力ミスをしていれば、データとしては一大事ですね。


そこで、入力してある文字が合致しているかどうか判断したい。


そんなときには、StrComp関数をつかうことで、対応することができます。


今回紹介する、StrComp関数は、Excelには実装されていません。


用意したテーブルです。


NOの1と5以外は、合致していません。

このサンプルAとサンプルBを比べたいわけです。


クエリをつくります。

作成タブのクエリデザインをつかいます。


判定: StrComp([サンプルA],[サンプルB],0)

という演算フィールドを設定します。

実行して確認してみましょう。


判定フィールドには、0と-1が表示されています。


判定が0ならば、合致しています。


ただ、これでは、わかりにくいので、IIF関数で合致・不一致と表示するにようにします。


一致: IIf(StrComp([サンプルA],[サンプルB],0)=0,"一致","不一致")

と演算フィールドをつくってみましょう。


では、実行してみましょう。


一致という演算フィールドをつくってみました。


これで、一致しているか、よりわかりやすくすることができました。

11/21/2025

Excel。定期利付債の時価を算出するのがPRICE関数です。【PRICE】

Excel。定期利付債の時価を算出するのがPRICE関数です。

<関数辞典:PRICE関数>

PRICE関数

読み方: プライス  

分類: 財務 

PRICE関数

PRICE(受渡日,満期日,利率,利回り,償還価額,頻度,[基準])

定期利付債の時価を算出する

11/20/2025

Excel。2025/10/19-10/25にデータベースなどを紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2025/10/19-10/25にデータベースなどを紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

10月19日

Excel。

入力規則は、設定したいところを先に範囲選択して一括で設定する方が楽ですよね。



10月20日

Excel。

関数。

関数の引数=()の中に、関数を使うことをネストといいますね。



10月21日

Excel。

オートSUMボタンの必殺技!3-D集計は知っていると便利ですが、手順がややこしいですね。



10月22日

Excel。

3-D集計は、合計だけじゃなくて、SUM関数・AVERAGE関数・COUNT関数・COUNTA関数・MAX関数・MIN関数の6種類で計算できるんですよ。



10月23日

Excel。

データベースとしてExcelを使う場合には、空白行と空白列に囲まれたデータの塊を、ひとつのデータベースとして使用することができます。



10月24日

Excel。

データベースで使用するときには、必ず、見出し行を作る必要がありますね。



10月25日

Excel。

テーブルなどのデータベースで使用すると、列名は、フィールド名という表現にかわります。

11/19/2025

Excel。縦棒グラフに平均線を描きたい【average line】

Excel。縦棒グラフに平均線を描きたい

<縦棒グラフ>

集合縦棒グラフをつくるだけではなく、平均値がどこなのかわかるように平均線もくわえたグラフを描きたい。

縦棒グラフに平均線を描きたい

次の点も考慮したグラフにした。


1つ目は、平均値が変われば、自動的に平均線も変わるようにしたい。

つまり、図形の直線ではダメということです。


2つ目は、横軸と同じように、端から端まで描かれた平均線であること。

隙間が空いていると、縦軸の目盛をみてもわかりにくいからです。


次の表をつかって、グラフをつくることにします。


C列には、平均線用のデータを用意する必要があります。

C2の数式は、

=AVERAGE($B$2:$B$6)

B2:B6を絶対参照で固定させています。


A1:C6を範囲選択します。


挿入タブのおすすめグラフをクリックします。


グラフの挿入ダイアログボックスが表示されます。


すべてのグラフタブにある「組みあわせ」を選択します。


サンプルをみると、平均線は、折れ線で描かれています。


1つ目の希望の平均値のC列が変動すれば、自動的に平均線も移動します。

このままOKボタンをクリックしたいところなのですが、2つ目の希望が叶っていません。


平均線の左右に余白があります。この平均線を伸ばす必要があります。


そのため、平均線は、第2軸にする必要があります。


OKボタンをクリックすると、縦棒と平均線が描かれたグラフが挿入されました。


グラフタイトルは、グラフを大きく見せたいので、削除しております。


またサイズも少し大きくしております。


左側の第1縦軸の上限が1400なので、右側の第2縦軸の上限を変更します。


第2縦軸をクリックして、書式タブにある選択対象の書式設定をクリックすると、右側に軸の書式設定作業ウィンドウが表示されます。


これで、第2縦軸の最大値が1400になりました。


続いて、2つ目の希望である、平均線の左右の余白の対応をします。

第2横軸を表示する必要があります。


グラフはこのように変わりました。


表示された第2横軸をクリックします。


作業ウィンドウは、軸の書式設定ですが、第2横軸の軸の書式設定にかわっています。


次の3か所を修正します。

軸位置 は 「目盛」を オン にします。

目盛の「目盛の種類」を なし にします。

ラベルの「ラベルの位置」も なし にします。


グラフはこのようになりました。


2つ目の希望である、平均線は左右の余白がなくなりました。


グラフの見栄えの作業です。


平均線を太くする。

第2縦軸は不要なので、削除する。


全体的にフォントサイズが小さいので、縦軸・横軸のフォントサイズを修正しましょう。

縦棒グラフに平均線を描きたい

これで、平均線を加えた集合縦棒グラフを描くことができました。

11/18/2025

Excel。PPMT関数は元利均等返済における指定期間の元金返済額を算出します【PPMT】

Excel。PPMT関数は元利均等返済における指定期間の元金返済額を算出します

<関数辞典:PPMT関数>

PPMT関数

読み方: ピーピーエムティー

読み方: プリンシプルペイメント

分類: 財務 

PPMT関数

PPMT(利率,期,期間,現在価値,[将来価値],[支払期日])

元利均等返済における指定期間の元金返済額を算出する

11/17/2025

Excel。動画で紹介。小学校でお馴染みの九九の表。スピルでつくる、複合参照でつくる【times table】

Excel。動画で紹介。小学校でお馴染みの九九の表。スピルでつくる、複合参照でつくる

<Youtube>

小学校でお馴染みの九九の表をExcelでつくってみました。

最近追加された、スピル機能をつかってつくってみる。

いままでどおり、複合参照でつくってみる。


どちらの作り方を紹介しております。


スピル機能なら、アッサリ。簡単

複合参照なら、Excelのスキルアップにつながります。

11/16/2025

Excel。VBA。フォルダ内のファイル名一覧をつくりたい【File name list】

Excel。VBA。フォルダ内のファイル名一覧をつくりたい

<Excel VBA>

フォルダ内にあるファイル名の一覧を書き出したいのですが、ファイル名をコピーして抽出するとなると大変。


簡単な作業ですが、ファイル数が多いとなると、とても面倒です。


そこで、Excel VBAでプログラムをつくって対応することにしました。


今回は、デスクトップに練習フォルダを用意して、その中にファイルがある前提とします。

作成したプログラムです。


Sub ファイル名一覧取得()

    Dim フォルダパス As String

    Dim ファイル名 As String

    Dim 行番号 As Long


    フォルダパス = Environ("USERPROFILE") & "\Desktop\練習\"

    ファイル名 = Dir(フォルダパス & "*.*")


    行番号 = 1


    Do While ファイル名 <> ""


        Cells(行番号, 1).Value = ファイル名

        行番号 = 行番号 + 1

        ファイル名 = Dir

    Loop

End Sub


では、実行してみましょう。

フォルダ内のファイル名一覧

フォルダ内のファイル名一覧をつくることができました。


プログラムの説明をします。

最初は、変数宣言です。

Dim フォルダパス As String

フォルダの場所を入れる「フォルダパス」という変数を用意します。


Dim ファイル名 As String

ファイル名を入れる「ファイル名」という変数を用意します。


Dim 行番号 As Long

Excelの何行目に書き込むのかという「行番号」という変数を用意します。


フォルダパス = Environ("USERPROFILE") & "\Desktop\練習\"

フォルダの場所を指定します。今回は、ユーザーのデスクトップにある「練習」フォルダとしています。


ファイル名 = Dir(フォルダパス & "*.*")

最初のファイル名を取得します。(*.* はすべてのファイルを対象)


行番号 = 1

Excelの1行目から書き始める

ここから繰り返し処理をします。


Do While ファイル名 <> ""

ファイルが見つかる限り、繰り返し処理をします。

Do While <>””~Loop は、なくなるまで繰り返すという意味です


Cells(行番号, 1).Value = ファイル名

ファイル名をExcelのA列に書き込みます。


行番号 = 行番号 + 1

次の行に移動して書き込む必要がありますので、行番号に+1します


ファイル名 = Dir

次のファイル名を取得します。


Loop

繰り返しのLoopです。


このようなプログラム文だけでも、フォルダ内のファイル名一覧をつくることができます。コピペを繰り返すよりも、楽で時短かなと思います。