5/31/2018

Excel関数一覧表にアイテムを追加しました。【function:2018/05/31】

Excel関数一覧表にアイテムを追加しました。

<Excel関数一覧>

「Excelテクニック and MS-Office recommended by PC training」の
目次サイト
「Officeソフトのスキルアップサイト」のExcel関数一覧表に
次のアイテムを追加しました。

INFO インフォ
Excelの動作環境に関する情報を返す

SHEET シート
シートが何枚目かを算出

SHEETS シーツ
シートの数を算出

CELL セル
セルの書式・位置・内容に関する情報を得る

VLOOKUP ブイルックアップ
縦方向の表からデータを検索して抽出する

HLOOKUP エイチルックアップ
横方向の表からデータを検索して抽出する

LOOKUP ルックアップ
1行/1列のセル範囲でせるを検索し対応するセルの値を返す 
ベクトル形式 LOOKUP(検索値,検索範囲,対応範囲)

LOOKUP ルックアップ
縦横を指定しないでセルを検索し対応するセルの値を返す
LOOKUP(検索値,配列)

5/29/2018

Excel。データ分析23。年代別複数回答をクロス集計にする【Crosstab】

Excel。データ分析23。年代別複数回答をクロス集計にする

<COUNTIFS関数>

分析をするにしても、元のデータベースは文字情報レベルでしかないので、
集計して少しでも「見える化」する必要があるわけですね。

ところが、この集計がなかなかの曲者だったりすることが
多く現場では見受けられます。

次の表がその一例です。

A1:D11が元のデータベースで、
それを、F1:L6までの年代別の複数回答の件数がわかる表にしていきたいわけです。

やりたいことは簡単そうに見えるのですが、コレ意外と厄介なんですね。

最初に、算出するのが面倒なのが、年齢を年代別の人数を算出する。

そして、D列のアンケート結果から年代別で1がいくつあるのか?
という算出する作業があるわけですね。

A1:D11が元のデータベースを集計のことも考慮して作成していれば、
問題はないわけです。

例えば、C列の年齢だけではなくて、年代の列も設けておくとか、
D列のアンケート結果もD列1つにするのではなくて、
それぞれ列ごとにわけて、回答があれば○などの文字をいれておけば、
その文字数を数えるだけでよかったわけです。

まぁ、つべこべ言っても、A1:D11が眼前にあるわけですから、
現場では処理しなければいけないわけですね。

では、G列の年代を算出するところから始めていきましょう。

【事前準備:何度も使う範囲には”名前の定義”】

年齢から年代を求めるには様々な方法がありますが、
今回の場合、F2に20と入力されていますので、C2:C11で、
20以上で、C2:C11で30より小さい件数を求めればいいわけですね。

少しアイディアなのですが、C2:C11が複数登場しますので、
名前の定義を使っておくとわかりやすく、管理しやすくなりますので、
C2:C11を範囲選択して、名前ボックスに「年齢」と入力して、
名前の定義をしておきましょう。

ついでに、D2:D11も同じように、
「アンケート結果」と名前を定義しておきます。

【年代の算出】

それでは、G2をクリックして、
COUNTIFS関数ダイアログボックスを表示しましょう。

COUNTIF関数とAND関数を使うのでもいいのですが、
複数条件に対応した関数が用意されていますので、
わざわざ、関数のネストにする必要がありませんね。

検索条件範囲1には、数式タブの「数式で使用」から、
先ほど設定した、年齢をクリックして、”年齢”と入力しましょう。

検索条件1には、F2以上なので、”>=”&F2

比較演算子とセル番地を組み合わせて使う場合には、
比較演算子に””(ダブルコーテーション)で挟んで、&を使って、
セル番地と結合させる必要があります。

検索条件範囲2にも、検索条件範囲1と同じ方法で、”年齢” を設定します。

検索条件2には、”<”&F2+10

こちらの条件は、より小さいという条件ですから、”<”を使います。

そして、20年代は、20歳以上、30歳未満なわけなので、
F2+10をすれば、30という数値が作れます。

そして、OKボタンをクリックして、オートフィルで、数式をコピーしましょう。

なお、F2の数式は、
=COUNTIFS(年齢,">="&F2,年齢,"<"&F2+10)

次は、アンケート結果を算出していきましょう。

【複数回答をカウントする】

H1をクリックして、COUNTIFS関数ダイアログボックスを表示しましょう。

最初は、年代を算出する関係を作っていきます。

検索条件範囲1には、年齢
検索条件1には、">="&$F2
数式を横方向、縦方向にオートフィルでコピーしますので、
複合参照でF列を固定する必要があります。

検索条件範囲2は、年齢
検索条件2には、"<"&$F2+10
検索条件範囲3は、アンケート結果
検索条件3には、"*"&H$1&"*"
ワイルドカードを使ってあげることで、
「*1*」という形にしてあげれば、
文字を含んでいるという条件で求めることができます。

OKボタンをクリックして、数式をオートフィルでコピーしましょう。

H1の数式は、
=COUNTIFS(年齢,">="&$F2,年齢,"<"&$F2+10,アンケート結果,"*"&H$1&"*")

このようにしてあげると、元データから集計しやすい表を作ることができます。

5/27/2018

今週のFacebookページの投稿 2018/05/21-2018/05/27

今週のFacebookページの投稿 2018/05/21-2018/05/27

<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。

5月21日
Excel。検索で条件に書式を設定できますね。

5月22日
Excel。置換で条件に書式を設定できますね。

5月23日
Excel。検索の条件にある書式設定を削除するには
書式検索のクリアをクリックしましょう。

5月24日
Excel。置換の条件にある書式設定を削除するには
書式検索のクリアをクリックしましょう。

5月25日
Excel。日付データをもとにしてオートフィルを行うと、
連続データの単位が日・週・月・年で選択できますね

5月26日
Excel。表示形式を解除するには、標準に設定する必要がありますね。

5月27日
Excel。表示形式を設定していないセルにはG/標準が設定されていますね。

Excelテクニック and  MS-Office recommended by PC training
https://www.facebook.com/exceltechniqueandmsoffice/

Excelのショートカット一覧はこちらで書いております。
http://yandss.p2.weblife.me/shortcutkey.html

5/26/2018

Excel。マクロ028。知ると便利な罫線の引き方。【Ruled line】

Excel。マクロ028。知ると便利な罫線の引き方。

<Excel VBA>

Excel VBAを使わずに、マクロの記録(操作記録方式)ではダメなんですかね?
というご質問を受けることがありますが、
比較するのにわかりやすいものの中に、『罫線』があります。

では次の表を使ってマクロ記録で、罫線の格子を引いてみましょう。

開発タブのマクロの記録を実行します。

では、その構文を確認してみると…

なんか、とんでもない行数の構文になってしまっていますよね。

原因は、セルの書式ダイアログボックスを見れば、わかります。

罫線のボタンをごらんください。

上・左・右・下と、水平と垂直の線の6か所の設定をしていますよね。

Excel VBAの構文を見てみると、
上(xlEdgeTop)
左(xlEdgeLeft)
右(xlEdgeRight)
下(xlEdgeBottom)
水平(xlInsaidVertical)
垂直(xlInsaidHorizontal)
の6か所に関して書いていますよね。

しかも、それぞれ
線の種類のLineStyle
色のColorIndex
線の太さのWeight
の各プロパティを設定していますので、構文が長くなってしまったのです。

このように、マクロの記録という操作記録方式では、
不要であっても全部記録してしまうのです。

この点からも、Excel VBAを使って書いてみると、
すごくコンパクトに作ることが出来るのです。

では、今度は、Excel VBAで格子の罫線を引いてみましょう。

さらに、外枠太罫線にしてみましょう。

Sub 罫線()
    Range("a1").CurrentRegion.Borders.LineStyle = xlContinuous
    Range("a1").CurrentRegion.BorderAround Weight:=xlMedium
End Sub

では、実行してみましょう。

格子に外枠太罫線が引けていますね。

マクロの記録では、プログラム文の行数も多かったのに、今回は、2行。
しかも、外枠太罫線にしていて、2行で収まっていますよね。

当然、メンテナンスも楽です。

それでは、このプログラム文の説明をしてみましょう。

Range("a1").CurrentRegion は、お馴染みですね。

A1から接続している範囲を選択する。

つまり、表を選択するという意味ですね。

Borders.LineStyle = xlContinuous は、
格子罫線を設定するという意味ですね。

このBordersコレクションは、右とか左とか指定しないで使うと、
四辺全部という意味になるので、マクロの記録であったような、
上や下などの設定をしなくてもいいので、
この1行だけで、マクロの記録で作ったものと、同じ意味になるわけです。

よって、A1:B21と範囲選択しなくても、
A1からの表に格子罫線を設定することが出来たわけですね。

2行目の、外枠太罫線も確認しておきましょう。

Range("a1").CurrentRegion. は、
A1からの表を選択するという意味でしたね。

BorderAround Weight:=xlMedium のうち、
Weight:=xlMedium は、太罫線という意味です。

そして、BorderAroundですが、四辺ではなくて、
外枠罫線を引くという意味です。

1行目のBordersコレクションを使ってしまうと、
四辺に罫線を設定してしまうので、格子罫線ではなくて、
四辺が太罫線になってしまいますので、
Bordersコレクションは使えませんので、注意が必要ですね。

このように、マクロの記録でもいいのですが、
Excel VBAを知ることで、効率的かつ、
メンテナンスしやすいExcel VBA構文を作ることが出来ますので、
少しずつ慣れていくといいですね。

5/25/2018

Officeソフトのスキルアップに追加しました。2018/05/25

Officeソフトのスキルアップに追加しました。

<目次サイト>

このBLOGの記事を、
目次サイトの【Officeソフトのスキルアップ】に追加しました。


Excel。一行おきの塗り分けじゃなくて、アイテムごとで行を塗り分けたい。
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2016/03/exceldivide-coating.html


Excel。商品リストのコードを重複させないようにチェック機能を持たすには?
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2016/03/excelinput-rule.html


Excel。条件を満たすデータを別シートに抽出する方法
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2016/03/excelextraction.html


Excel。チェックリストを作成して、作りこんでみる。前編
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2016/02/excelchecklist.html


Excel。チェックリストを作成して、作りこんでみる。後編
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2016/02/excelchecklist_27.html

5/23/2018

Excel。円グラフの一部を大きくするにはどうしたらいいの?【pie chart】

Excel。円グラフの一部を大きくするにはどうしたらいいの?

<ドーナツグラフ>

先日、新聞に掲載されていた円グラフをみて、
これExcelで作れないかなぁ~と思ったのが、次の円グラフでして。

このグラフ、作れるでしょうと思うでしょうけど、結構面倒なんですね。

このグラフ。よくみてもらうと、新宿のデータだけ、大きくなっている。
そう、円グラフの一部を大きく強調している円グラフ
今回挑戦するグラフなのです。

【円グラフだけど円グラフでは作れない】

円グラフを描いて加工すればいいのでは?と思ったら大間違い。

円グラフには、そのような機能はありません。
円グラフは、各項目を切り離すことはできても、
一部の項目を巨大化することはできません。

そこで、着目するのは、ドーナツグラフをアレンジする方法なのです。

では、次のデータを用意して、ドーナツグラフを作っていきます。

拡張1と拡張2はなんなのか?これは後程説明するとして、
A1:D7を範囲選択してドーナツグラフを作りますので、
挿入タブの「円またはドーナツグラフの挿入」から
ドーナツグラフをクリックします。

このようなドーナツグラフが挿入されます。

グラフタイトルを入力して、凡例は削除しておきましょう。

ドーナツグラフの中心にある、穴をつぶして、
見た目を円グラフに変更してきますので、
ドーナツグラフそのもの(系列”売上高”など)をクリックして、
書式タブの選択対象の書式設定をクリックして、
「データ系列の書式設定」作業ウィンドウを表示します。

系列のオプションにある、ドーナツの穴の大きさを0%に修正します。

すると、ドーナツグラフは、円グラフのようになりました。

ただ、ここで注意が一つありまして…それは、Excelのバージョンの問題。

Excel2013以降でないと、ドーナツの穴を塞ぐことが出来ません。
Excel2010では0%にできず、10%までなので塞ぐことができません。

さて、ここからが地道な処理。

それぞれの系列の一つ一つを選択して、
図形の枠線を同じ色に変更して白色の枠線を見えなくさせます。

すべて終わったのが、それが次のグラフの状態です。

見た目は、円グラフですね。

そして、強調したい系列以外の一番外側のデータを
塗りつぶしなし・線なしに変更していきます。

皮をむく感じですね。

あとは、データラベルを表示していきましょう。

外周のデータの拡張2のデータラベルを表示していきます。

「データラベルの書式設定」作業ウィンドウの
ラベルオプションの分類名・パーセンテージにチェックをいれて、
区切り文字は、改行を設定します。

さらに、表示形式を修正しますので、

表示形式のカテゴリをパーセンテージにして、小数点以下の桁数を1にします。

最後に、新宿のデータラベルのフォントを大きくして、
フォントの色を変更して完成です。

あと、データラベルを表示すると、グラフ自体が小さくなってしまいますので、
プロットエリアを広げて、グラフ自体を大きくするといいでしょう。

完成したのはいいのですが、強調拡大するのはできていますが、
ちょっと、大きすぎ。

少しだけ大きくしたい場合はどうしたらいいのでしょうか?

それは、表の拡張1と拡張2のダミーデータを増やすことで解決します。

ドーナツの穴を狭くすることで、
内円と外円の幅を変えることが出来ましたが、今回は穴を埋めているので、
ドーナツグラフのデータそれぞれの幅は、均等に分かれてしまっています。

そのために、外周のドーナツだけを細くすることができません。

細くするためには、表を次のようにアレンジします。

拡張というダミーを増やすことで、データ数を増やせば、
ひとつひとつのデータの幅が狭くなりますので、
少しだけ大きくすることが可能になります。

右側のグラフのほうが、拡張が小さいですよね。

まぁ、データを増やすと、図形の枠線を繰り返すのが大変になりますが、
いたしかたないかなぁ~。

5/21/2018

今週のFacebookページの投稿 2018/05/14-2018/05/20

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<Facebookページ>

Facebookページで【書いてみた】ワンポイントです。

5月14日
Excel。セルや範囲に名前を付けておくと、
目的のセルや範囲を選択することが出来ますね。

5月15日
Excel。セルや範囲に名前を付けておくと、
数式に使用することも出来ますね。

5月16日
Excel。定義した名前は、F3キーを押すと、
【名前の貼り付け】ダイアログボックスが表示されますね。

5月17日
Excel。エラーの可能性があると、
セルの右上角に緑色の三角が表示されますが、
これは、エラーインジケーターといいます。

5月18日
Excel。名前ボックスにセル番地を入力してEnterキーを押すと
そのセル番地にジャンプできますね。

5月19日
Excel。検索をした後に続けて実行すると直前の設定が残っているので、
削除してから使いましょう。

5月20日
Excel。置換をした後に続けて実行すると直前の設定が残っているので、
削除してから使いましょう。

Excelテクニック and  MS-Office recommended by PC training
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5/20/2018

Excel。セルごとに入力されている短縮元号年月日から年齢を求めるには【DATE】

Excel。セルごとに入力されている短縮元号年月日から年齢を求めるには

<DATEDIF&DATE関数>

現場では様々な帳票がありまして、次のような表をまずは見てください。
 
年齢を算出している表な訳なのですが、
生年月日の年月日が、それぞれセルごとに分かれて入力されている状態でして、
一つのセルに生年月日があれば、DATEDIF関数を使えば、簡単に算出できるのに、
バラバラになってしまっているので、
算出するのが大変になってしまったケースですね。

日付はバラさない」これが基本ですね。

しかし、このようになってしまっている場合、
どのようにしたら年齢を算出できるのかが、現場では必要になりますので、
その方法をご紹介していきましょう。

まず登場する関数はDATEDIF関数。

満年齢を算出することが出来る関数なのですが、この関数の困った点は、
手入力でないといけないということ。

関数挿入ダイアログボックスでは作ることができない、
いわゆる、『隠れ関数』な訳ですね。

そして、このバラバラになってしまっている年月日を
日付にするために必要な関数である、
DATE関数の2つの関数を使うことで算出することが出来ます。

E2の数式は、
=DATEDIF(DATE(B2,C2,D2),I1,"y")

DATEDIF関数の引数は、(開始日,終了日,算出方法)なので、
開始日である、生年月日を算出するために、
DATE関数を使って、日付を作ります。

そして、終了日が、I1。

算出方法は、満年齢なので、”y”とすれば算出してくれますね。

このケースは、西暦だったので、
開始日を作るのにDATE関数を使えばいいというアイディアは
思い浮かびやすいのですが、

次のケースはどうなのでしょうか?

【短縮元号の生年月日はDATE関数が使えない】


このような表の場合はどうでしょうか?

先程と違う点は、元号の生年月日で、
セルごとに分かれているだけではなく、昭和なら”S”。

平成なら”H”というような、
元号をアルファベットで表示した短縮元号を使っているということ。

当然、DATE関数を使っても日付になるわけはありません。

では、このケースでは算出することが出来ないのでしょうか?

意外とシンプルな方法で解決できるのですが、注意する点があります。

F5の数式を確認してみましょう。

=DATEDIF((B5&C5&-D5&-E5),I1,"y")

そう、単に、文字結合の”&”を使って年月日を作るわけですね。

ただ、注意する点は、”-“(ハイフン)を入れる必要があるという点ですね。

つまり、H10-4-5という形になれば、
Excelは日付だとわかってくれるので、
”-“(ハイフン)をいれる必要があるわけですね。

このように、年月日をセルごとにわけて入力してある表の場合は、
工夫が必要になってしまいますので、出来ることならば、
分けないでほしいものですね。

5/19/2018

Excel関数一覧表にアイテムを追加しました。【function:2018/05/19】

Excel関数一覧表にアイテムを追加しました。

<Excel関数一覧>

「Excelテクニック and MS-Office recommended by PC training」の
目次サイト
Officeソフトのスキルアップサイト」のExcel関数一覧表に
次のアイテムを追加しました。

ISFORMULA イズフォーミュラー
セルに数式が含まれている場合にTRUEを返す

ISREF イズリファレンス
対象がセル参照の場合にTRUEを返す

ISERROR イズエラー
対象がエラー値の場合にTRUEを返す

ISNA イズエヌエー
対象がエラー値の#N/Aの場合にTRUEを返す

ISERR イズイーアールアール
対象がエラー値の#N/A以外の場合にTRUEを返す

NA エヌエー
つねにエラー値#N/Aを返す

ERROR.TYPE エラー・タイプ
エラーのタイプを表す数値を算出する

TYPE タイプ
データ型を表す数値を算出する

N エヌ
数値または型に対応する数値を算出

ISERROR関数とISERR関数が、紛らわしいので注意が必要ですね。

5/17/2018

Access。アンケート集計。年代別に区分けするのにどうしたらいいの?【Partition関数】

Access。アンケート集計。年代別に区分けするのにどうしたらいいの?

<Access:Partition関数>

次のようなテーブルがあります。

参加者の一覧データなのですが、
参加された方々の年代別の集計がしたいのですが、
Accessではどのようにしたらいいのでしょうか?

クエリで集計をしても、年齢ですから全く意味がありませんし、
テーブルに一つフィールドを追加するわけにもいきません。

Excelだったら、年齢の隣に、年代という列を作って、
ROUNDDOWN関数を使って、一の位を0にするようにした結果を、
COUNTIF関数を使ってあげれば、年代を算出することは容易なのですが、
Accessではそのように算出することもできません。

しかし、Accessには、この問題を解決する為のとっておきの関数があります。
それが、【Partition関数】。

ちなみに、Partition関数の引数を確認しておくと、
Partition( number, start, stop, interval)

となっております。

numberのところがフィールド名になるわけですね。

startは、数値の範囲の最小値が入ります。
今回は、年齢なので1~100としておきますので、1ということになります。
なお、負の数はNG

stopは、数値の範囲の最高値が入りますので、
今回は上限100歳までとしますので、100ということになります。

当然ですが、startの数値よりも小さい値はNGですね。

intervalは、どのように区分するのかということなので、
年代別なので、10ずつに区分けしたいので、10ということになります。

では、実際に行ってみましょう。

作成タブのクエリデザインを使ってQ年代別クエリを作成していきます。

使うテーブルは、T参加者。
年代別という演算フィールドだけでOKなのですが、わかりやすいように、
T参加者のフィールドとPartition関数を使った演算フィールドという構成で
作っていきます。

演算フィールドは、

年代別: Partition([年齢],1,100,10)

フィールド名は、「年代別」
Partition関数は、先ほど説明したように、引数を設定しておきましょう。

実行してみるとこのようになっていますね。

年代別が、71:80とか41:50というように算出されていますね。

年齢が72なので、71:80。
つまり71~80に該当しているということを算出しております。

このように、数値を区分して振り分けてくれる関数が、Partition関数なのです。

Excelにはない関数ですね。

あとは、この年代別というフィールドの件数を
カウントする集計をしてあげればいいわけですね。

では、Q年代別を使って、新しくQ年代別人数というクエリを作ります。

Q年代別クエリから、年代別と新しく年代別件数というフィールドを用意します。

集計行を追加して、年代別フィールドは、グループ化。

年代別件数は、年代別をカウントするように設定したら実行してみましょう。

このように、年代別の参加人数を算出することが出来ましたね。

Excelは、ROUNDDOWN+COUNTIF関数ですが、
Accessでは、Partition関数で算出することが出来ますよ。

5/16/2018

Officeソフトのスキルアップに追加しました。2018/05/16

Officeソフトのスキルアップに追加しました。

<目次サイト>

このBLOGの記事を、
目次サイトの【Officeソフトのスキルアップ】に追加しました。

Excel。3-Dドーナツグラフを作りたいというリクエスト
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2016/03/excel3-d.html

Excel。市場規模等が直感的にわかる【曖昧】でない比較円グラフの作り方
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2016/03/excelpie-chart.html

Excel。一日のタイムスケジュールを管理する24時間横棒グラフを作ってみる
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2016/03/excel24hour-schedule24.html

Excel。ボリューム感を演出できる。折り返し棒グラフの作り方をご紹介
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2016/03/excelvolume.html

Excel。上下に分割されてグラフを使って売上経費のグラフをつくってみる
https://infoyandssblog.blogspot.jp/2016/03/excelgraph.html

5/14/2018

Excel。チェックボックスを使ってチェック数を数える方法。Excel2013編【Checkbox】

Excel。チェックボックスを使ってチェック数を数える方法。Excel2013編

<チェックボックス&COUNTIF関数>

下記の表は、アンケートなどの回答欄に、
チェックマークをつけた表を使ってわかりやすくしたものです。

関東出身者にチェックをいれてあるのが、C列で、
C7にチェックマークがONになっている件数が表示されています。

このような表を作成するにあたり、どのようにしたらいいのでしょうか?

D列の関西を作っていきながら、確認していきましょう。

【チェックボックスは、開発タブにある】

チェックボックスを挿入するには、どうしたらいいのでしょうか?

このチェックボックスは、開発タブを表示しないと挿入することが出来ません。

開発タブの挿入にある、
「フォームコントロール」のチェックボックス(フォームコントロール)
を選択します。

図形を描くように、セル内にチェックボックスを収めるように挿入します。

チェックボックスの右に、
チェック○○というテキストも表示されてきますので、
不要ですから、削除しておきましょう。

挿入したチェックボックスをコピーするか、
繰り返して、チェックボックスを該当数分挿入しましょう。

チェックボックスをクリックすると、ONということで、
チェックマークが表示されます。

では、どのようにしたら、
ONになったチェックマークを数えることが出来るのでしょうか?

【チェックボックスのON/OFFがわかるようにする】

ONなのか?OFFなのか?を判断するには、
別のセルにON・OFFの情報を表示させる必要があります。

D2のチェックボックスを右クリックして、
コントロールの書式設定をクリックしましょう。

すると、コントロールの書式設定ダイアログボックスが表示されます。

コントロールタブのリンクするセルに$F$2を設定します。
OKボタンをクリックしたら、一つ目のチェックボックスの設定は完了しましたので、
残りのチェックボックスも同じようにリンクするセルを設定していきましょう。

最後のチェックボックスは、$F$6となっています。

確認しますので、一度、すべてのチェックボックスをONにしましょう。

F列にTRUEと表示されましたね。

D3とD5のみONとして残りはOFFにしてみましょう。

OFFにすると、FALSEと表示されましたね。
なので、このTRUEの件数を算出すれば、
チェックマークの数を数えることが出来るわけです。

【COUNTIF関数で算出】

D7をクリックして、COUNTIF関数ダイアログボックスを表示しましょう。

範囲は、F2:F6
検索条件はTRUE
あとは、OKボタンをクリックしましょう。

COUNTIF関数を使うことで簡単に算出することが出来ました。

注意するのは、TRUEは文字ではないので、
”TRUE”のように、ダブルコーテーションをつけないようにしましょう。

ところで、F列。
表示されていると、見栄えがよくないので、
E列と同じように見えないようにしておきましょう。

なお、E列にも同様にC列のON・OFFの結果が表示されているのですが、
次の方法で見えないようにしております。

F2:F6を範囲選択して、セルの書式設定ダイアログボックスの表示形式にある、
「ユーザー定義」を選択します。

種類を「;;;」(セミコロン×3)として、OKボタンをクリックしましょう。

結果を非表示にすることができますので、これで完成しました。

まぁ、時には、チェックボックスを使った表を作ってみると面白いですよ。