Excel。MODE.SNGL関数は最頻値を算出します。
<関数辞典:MODE.SNGL関数>
MODE.SNGL関数
読み方: モード・シングル
分類: 統計
MODE.SNGL(数値1,[数値2],…)
最頻値を算出します
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MODE.SNGL関数
読み方: モード・シングル
分類: 統計
MODE.SNGL(数値1,[数値2],…)
最頻値を算出します
大量のデータで、一番多く登場する数値である最頻値を求めたい場合、目視ではとても大変です。
そこで、MODE.SNGL関数をつかうことで、手早く、最頻値を求めることができます。
次のデータの最頻値を求めてみましょう。
10件程度ならば、目視でも、対応できるかもしれませんが、多くなれば、目視は、ほぼ無理です。
そこで、最頻値を求める関数があります。
その関数は、MODE.SNGL関数です。
では、D2をクリックして、MODE.SNGL関数をつかって最頻値を求めてみます。
=MODE.SNGL(B2:B11)
4と、算出結果がでました。
目視で確認しても、間違いなく、4が一番多くあることがわかります。
とても簡単な関数ですが、最頻値は重要なデータの一つといえます。
最頻値は、
データの傾向を把握することができます。
異常値の検出にも役立ちます。
そのため、データ分析や統計において、とても重要な指標なので、簡単ですが、平均値だけではなく、最頻値も合わせて求めるといいですね。
ただし、このMODE.SNGL関数は、数値ならば、求めることができます。
文字の場合は求めることができませんので、注意が必要です。
アドインでデータ分析にある基本統計量をつかうことで、データのステータスを手早く確認することができます。
G列とH列に表示されているのが、C列のListeningの基本統計量です。
=AVERAGE(C2:C11)
標準誤差は、標準偏差をデータの件数の平方根で除算した値です。
=STDEV.S(C2:C11)/SQRT(COUNT(C2:C11))
で算出することができます。
STDEV.S関数は、「S」なので、数値をサンプルとした標準偏差を算出する関数です。
SQRT関数は、平方根を算出する関数です。
COUNT関数は、数値の件数を算出関数です。
中央値は、MEDIAN関数で算出できます。
=MEDIAN(C2:C11)
最頻値は、MODE.SNGL関数で算出できます。
最頻値は、データ内で一番多く登場した数値のことですね。
=MODE.SNGL(C2:C11)
標準偏差は、先程紹介した、STDEV.S関数で算出します。
=STDEV.S(C2:C11)
標準偏差は、データが平均値からどのぐらい外れているか(散っているのか)を表します。
分散は、VAR.S関数で算出します。
=VAR.S(C2:C11)
尖度(せんど)は、KURT関数で算出できます。
=KURT(C2:C11)
尖度は、正規分布を元に上下にどの程度偏っているかを表す値です。
歪度(わいど)は、SKEW関数で算出できます。
=SKEW(C2:C11)
歪度は、正規分布を元に左右にどの程度偏っているかを表す値です。
範囲は、最大値と最小値の範囲(レンジ)です。
最大値から最小値を減算すれば算出できます。
=MAX(C2:C11)-MIN(C2:C11)
最小は、MIN関数ですね。
=MIN(C2:C11)
最大は、MAX関数ですね。
=MAX(C2:C11)
合計は、SUM関数ですね。
=SUM(C2:C11)
最後は、データの個数なので、COUNT関数です。
=COUNT(C2:C11)
このように、基本統計量は様々な関数をつかって算出しています。
算出する項目が多いため、面倒なので、分析ツールをつかえるようならば、つかったほうが、楽なような気がします。
データ内で、一番多く登場している値を算出する時に使用するのが、「MODE.SNGL関数」です。
このMODE.SNGL関数の引数は一つしかないので、「東京にお住いの人」というような条件が付いた場合、MODE.SNGL関数だけでは算出することができません。
では、次の表の場合、どのようにしたらいいのでしょうか。
F2の数式は、
=MODE.SNGL(C2:C11)
これで、C2:C11の年齢(年代)の中で、一番登場回数が多い数値である最頻値を算出することができました。
結果は、60。
では、地区ごとでの最頻値は、いくつなのでしょうか。
MODE.SNGL関数だけでは、COUNTIF関数のような条件をつけての算出はできません。
引数にIF関数を含めた、MODE.SNGL+IF関数というネストにすることで、対応することができます。
F3には、東日本の最頻値を算出していきます。
F3の数式は、
=MODE.SNGL(IF($B$2:$B$11=E3,$C$2:$C$11,""))
$B$2:$B$11や、$C$2:$C$11は、オートフィルで数式をコピーするので、絶対参照を設定してあります。
算出結果は、「40」で合致しています。
西日本はの算出結果は「60」で、こちらも合致しています。
もしかしたら、MAXIFS関数のように、新たな関数が登場するかもしれませんが、MODE.SNGL関数の引数にIF関数をつかうことで、単一条件での最頻値を算出することができました。
旧来のExcelのバージョンでは、MODE.SNGL関数は配列関数なので、Ctrl+Shift+Enterを確定時に押す必要がありました。
しかし、スピル機能がついたExcelのバージョンでは、そのまま数式をつくっても、算出してくれます。
配列関数で設定する必要があるのか、ないのかは、バージョンに合わせて行えば、MODE.SNGL+IF関数で算出すること自体は変わりません。
大量なデータがあれば、色々確認したいことがでてきます。
例えば次の表を使ってみます。
また、アンケート結果などの1~5程度の数値の件数を算出するならば、COUNTIF関数をつかうことで、算出することもできます。
ただし、0~100点というように、範囲が広い場合は、算出数が増えてしまい、効率が悪くなります。
このようなケースで使用するのが、「MODE.SNGL関数」です。
MODE.SNGL関数は、データの中で一番よく現れる値を算出することができる関数です。
一番よく現れる値のことを「最頻値」といいます。
「最頻値」は、最大値や中央値。
そして平均値(算術平均)と同じようにデータの傾向を知るために算出する項目の一つです。
D2に次の数式を作成します。
=MODE.SNGL(B2:B11)
算出結果は、54。
あとは、何件あるのかを算出してみます。
B列に先程。算出した54が何件あるのかを算出したいので、COUNTIF関数をつかいます。
D5の数式は、
=COUNTIF(B2:B11,D2)
算出結果は、3件ということがわかりました。
色々調べてみて、つかってみたら、業務が改善できたというのがあるといいですね。
今回は、MODE関数~MUNIT関数までをご紹介しております。
MODE関数
モード
最頻値を算出します。
MODE(数値1,[数値2],…)
MODE.MULT関数
モード・マルチ
複数の最頻値を算出します。
MODE.MULT(数値1,[数値2],…)
MODE.SNGL関数
モード・シングル
最頻値を算出します。
MODE.SNGL(数値1,[数値2],…)
MONTH関数
マンス
日付から月を算出します。
MONTH(シリアル値)
MROUND関数
エムラウンド
指定した数値の倍数で四捨五入
MROUND(数値,倍数)
MULTINOMIAL関数
マルチノミナル
多項係数( 数値の和の階乗と数値の階乗の積との比)を算出します。
MULTINOMIAL(数値1,[数値2],…)
MUNIT関数
マトリック ユニット
指定した次元の単位行列を算出します。
MUNIT(次元)