7/29/2015

Excel。Line_graph。あれれ。行を非表示にしたら、グラフがおかしくなっちゃった!


Excel。あれれ。行を非表示にしたら、グラフがおかしくなっちゃった!

折れ線グラフ

データが多い表だったので、一部を非表示にして、折れ線グラフを作成したら、
なんと、摩訶不思議な事になったんだけど、どうしたらいいかな?
非表示にしたらダメなのかな?とご質問を受けましたので、
今回は、その解決方法をご紹介したいと思います。

たしかに、大きな表のままグラフと一緒に印刷するには、
大きな表の一部を非表示にするということもあるでしょう。

では、下記の表があります。

このような大きな表を、一部データを非表示にしてみます。

このように、半月ごとにデータを非表示にしてみました。

これで、準備完了ですね。

この表を、マーカー付折れ線グラフにしていきます。

まずは、範囲選択をして、
挿入タブの折れ線から2-D折れ線のマーカー付折れ線グラフを選択してみましょう。

すると、マーカー付折れ線グラフが挿入されます。

これで、完成。

ってわけには、いきませんよね。

非表示にしたとはいえ、
データが表示されているポイントを結ぶように折れ線が描かれてしまっています。

できれば、データは非表示といっても、全部のデータを表示したいですよね。

それでは、どうしたらいいかというと、データの選択に答えがあるのです。
デザインタブのデータの選択をクリックしましょう。

すると、データソースの選択ダイアログボックスが表示されてきます。

そして、今回は、行/列の切り替えをするわけではありません。

左下にある、【非表示および空白のセル】ボタンをクリックしましょう。
非表示および空白のセルの設定ダイアログボックスがひょうじされますので、

非表示の行と列のデータを表示するにON(チェックマークを付けます)します。

データソースの選択ダイアログボックスにもどりますので、こちらもOKボタンをクリックしましょう。
すると、グラフがこのように変わりましたね。

あとは、横(項目)軸が、斜めになっていて、込み入っているので、
以前紹介したように、6か月ごとに表示していきます。

横(項目)軸をダブルクリック。
あるいは、横(項目)軸をクリックして、レイアウトタブのグラフ要素が、
横(項目軸)なのを確認して、選択対象の書式設定をクリックします。

クリックしますと、軸の書式設定ダイアログボックスが表示されます。

目盛間隔を固定にして、6とします。
補助目盛間隔を固定にして、1とします。

そして、

目盛の種類を 交差。
補助目盛の種類を 内向き
します。そして、閉じるボタンをクリックします。

これで、見やすいグラフになりましたね。

7/26/2015

Excel2013。Line graph。折れ線グラフの項目の日付が細かすぎなので、半年間隔にしたい


Excel2013。折れ線グラフの項目の日付が細かすぎなので、半年間隔にしたい

折れ線グラフ

前回、横軸に折れ線グラフの日付があると、その期間が、長期間だったりすると、
横軸の項目が細かくてわかりにくいので、半年間隔で、
横軸を表示する方法をご紹介しましたが、

Excel2013ですと、ちょっと設定がわかりにくいということで、
今回は、Excel2013をつかって、横軸を半年間隔で表示させて、
判りやすくする方法をご紹介します。

Excelは、2013になって、詳細設定をする書式設定関係が、
作用ウィンドウで設定するようになり、
2010までの、ダイアログボックスで設定する方法ではなくなったので、
なれないとわかりにくいかもしれませんね。

では、下記の表があります。

この表を使って、マーカー付き折れ線グラフを挿入していきましょう。

B2:C26までを範囲選択して、挿入タブから、折れ線グラフの▼をクリックして、
その中から、2-D折れ線のマーカー付き折れ線グラフを選択しましょう。

Excel2013でいいなぁ~と思うのは、
使用ケースという具体的にこのグラフがどのような表現をするのに、
適切なのかを記載しているところが素晴らしいとは思いますが、
ほとんど読まれることはないしょうね。

マーカー付き折れ線グラフが挿入されました。

う~む。Excel2013でも、横(項目)軸が、細かくなっていて、しかも、横向きの縦書き…。
グラフを大きくしても、

やっぱり細かいまま。やはり横(項目)軸をアレンジしないといけないようですね。

それでは、横(項目)軸をダブルクリックする。

または、クリックして、グラフツールの書式タブもある、
グラフの要素が、【横(項目)軸】になっているのを確認したら、
選択対象の書式設定ボタンをクリックしましょう。

すると、
Excelの右側に、作業ウィンドウが表示され、
軸の書式設定がアレンジする項目が表示されてきます。

軸の書式設定の軸のオプションの、「目盛間隔」を修正していきます。

目盛を6に変更します。自動がリセットに変わります。
そして、補助目盛は1のままでいいのですが、このままですと、
この後行う、補助目盛軸の表示がされませんので、一度2と入力をして、
補助目盛の自動がリセットになったのを確認して、目盛間隔を変更します。

改めて、補助目盛を1と入力しなおします。

下の軸位置も、目盛にチェックをいれましょう。

さらに下に移動して、【目盛】をクリックして隠れていたメニューを表示させて、

目盛の種類を 交差
補助目盛の種類を 内向き
にします。

この補助目盛の種類を内向きにしても、
先ほどの目盛間隔を1で自動のままだと表示してくれませんでした。

最後は【表示形式】をクリックして、隠れていたメニューを表示させましょう。

表示形式コードが
yyyy/m/dになっているのを、yyyy/mに変更します。

あとは、追加ボタンをクリックします。

完成しましたね。
これで、横(項目)軸もスッキリした表示になりました。

7/23/2015

Excel。Line graph。折れ線グラフの項目の日付が細かすぎなので、半年間隔にしたい


Excel。折れ線グラフの項目の日付が細かすぎなので、半年間隔にしたい

折れ線グラフ


プレゼンテーション用の資料やら、お客様向けの資料などで、折れ線グラフを使ってわかりやすい資料を作っている方から、折れ線グラフの日付。長期間だったりすると、横軸の項目が、細かくて細かくて、わかりにくいんだよねとのこと。
結局、表示させないようにして、テキストボックスで、半年間隔で折れ線グラフを作っているだそうでして。

こういう名人芸もいいのですが、やっぱりExcelで出来ることはExcelでやらせたほうがいいんじゃないかと思いますので、今回は、横軸が細かくなった場合に半年間隔で、横軸の項目を表示させる方法をご紹介します。

下記の表があります。

このようなデータを時系列で動きがみたいということで、マーカー付折れ線グラフを作ることになったとします。
それでは、B2:C26まで範囲選択をしましょう。

挿入タブの折れ線から、マーカー付折れ線グラフを選択します。
すると、マーカー付折れ線グラフが挿入されます。

これで、ひとまず完成は完成なのですが、横軸の日付が細かくてわかりづらいですよね。さらにこのグラフを大きくすると、

う~む。縦書きになっちゃうし、ますます資料としてはどうなの?って感じのマーカー付折れ線グラフになってしまいますね。
そこで、横軸をアレンジしていきましょう。

横軸をダブルクリックするか、横軸をクリックして、レイアウトタブの横(項目)軸になっていることを確認して、選択対象の書式設定をクリックしましょう。
軸の書式設定ダイアログボックスが表示されます。

まずは、軸のオプションから修正していきましょう。

目盛間隔を固定にして、6 月とします。
補助目盛間隔も固定にして、1 月とします。
基本単位は、自動でもOKですが、固定 月 としておきます。
ここまでで、グラフはこのように変わっています。

スッキリしましたが、補助目盛を表示させないとわかりづらいので、さらにアレンジを続けます。

目盛の種類を、交差に変更して、補助目盛の種類を 内向き に変えます。
グラフの横軸は、このように変わっております。

目盛の種類を交差にしましたが、日付がずれていますので、引き続きアレンジしていきます。

軸位置を目盛にチェックをいれます。
グラフはこのようになりました。

あと、横軸の日付が、年月日で表示されていますので、これを年月で表示していきますので、引き続き、軸の書式設定ダイアログボックスを使います。

表示形式に移動して、分類は日付になっていることを確認しましたら、表示形式コードをyyyy/mとして、追加ボタンをクリックします。
そして、閉じるボタンをクリックしましょう。

これで完成しました。このような方法をつかうと、横軸の日付の間隔を変えることができますよ。

7/20/2015

Excel。birth_month。誕生月を数える方法を教えてほしいというリクエストがありまして その3


Excel。誕生月を数える方法を教えてほしいというリクエストがありまして その3

ピボットテーブル


名簿をつかって、誕生月ごとに、
それぞれの月に何名いるのか算出させたいという方法の今回は第3弾。

1回目は、ツーステップで、MONTH関数とCOUNTIF関数を使って算出してみました。
2回目は、ワンステップで、SUMPRODUCT関数&MONTH関数のネストで算出してみました。

この1回目も2回目も、関数を使って、それぞれの月に何名いるのかを算出させてみましたが、
関数という呪縛から離れると、もっとシンプルで簡単に算出することができるのです。

それは、ピボットテーブルを使う。


ビックデータだけではなくて、小さな表であっても、
ピボットテーブルを使うと簡単に算出できる場合があります。

ということで、3回目は、ピボットテーブルを使って算出する方法をご紹介いたします。

下記の表があります。

表の中ならどこでもOKですが、今回はB2をクリックしてアクティブにしておきます。

挿入タブのピボットテーブルをクリックして、

ピボットテーブルの作成ダイアログボックスを表示しましょう。

そのままOKボタンをクリックします。すると、新しいシートが挿入されます。

氏名と誕生日のそれぞれにチェックマークをつけます(ONにします)。

行ラベルに氏名と誕生日のデータが設定されましたので、氏名を値に移動させます。
氏名は、「データの個数/氏名」と変わりました。

ここまでくれば、あと一息ですね。
日付がそのままになっていて、
月ごとに集計してくれませんので、行ラベルの誕生日を月ごとにグループ化していきます。

ここでポイントなのですが、グループ化するときは、見出し(フィールド名)をクリックしても、
出来ません。A3ではなくて、A4のデータのところをアクティブにしておく必要があります。

ピボットテーブルツールのオプションタブのグループの選択をクリックして、
グループ化ダイアログボックスを表示しましょう。

今回は、月ごとに集計したいので、
単位が【月】になっていることを確認してOKボタンをクリックしましょう。

これで、月ごとに何名いるのかの集計が出来ましたね。

そして、総計も算出してくれています。

ただ、このままですと、算出はされていますが、3行目の見出しがわかりにくいので、
修正してきます。

A3をクリックして、行ラベルを【誕生月】と変更しましょう。
B3をクリックして、行ラベルを【人数】と変更しましょう。

これで、完成しましたね。このように、関数にこだわる必要がないのであれば、
他の方法が無いのか考えみるのもいいと思いますよ。

特にピボットテーブルは簡単便利ですからね。