11/30/2024

Access。クエリ。添付ファイルが一つもないデータを抽出したい【attached】

Access。クエリ。添付ファイルが一つもないデータを抽出したい

<Access>

資料提出がされていないデータなど、添付ファイルがゼロのデータを確認したいのでクエリをつくるわけですが、どのような抽出条件にしたらいいのでしょうか。


今回用意したテーブルです。

添付ファイルが一つもないデータを抽出したい

添付ファイル型のデータがゼロであるものを抽出するクエリをつくっていきます。


作成タブのクエリデザインをつかって作成します。


添付ファイル型は、いくつかの項目に分かれて管理されています。


FileDataをつかって、抽出条件を「=0」として実行すると、「抽出条件でデータ型が一致しません」といわれてしまいます。


確かに、添付ファイル型と数値では合致しません。


では、FileDataではなくて、FileNameならどうでしょうか。


 FileNameにして、抽出条件を「=0」と入力すると「=”0”」とダブルコーテーションがついてしまいました。


実行してみると、メッセージは表示されてませんでしたが、結果は何も抽出されません。


これは、「=”0”」とダブルコーテーションがついているので、「0」という文字と等しいものを抽出という条件ですから、FileNameが「0」でなければ、抽出されません。


ちなみに、FileTypeにしても、FileNameと同じ結果になります。


では、抽出することはできないのでしょうか。


そこで、集計行をつかって対応する方法がありますので、その方法をご紹介します。


クエリデザインタブの集計をクリックします。


集計行が追加されました。


FileDataの集計行を「カウント」にします。


ほかは、グループ化でOKです。


そして、抽出条件に「=0」と設定します。


では、実行してみましょう。


このように、添付ファイルが0(ゼロ)件のデータを抽出するクエリをつくることができました。


もし、逆に添付ファイルがあるものを抽出したい場合には、「>0」のようにすれば、抽出することができます。

11/29/2024

Excel。Insider版の表示タブに「セルにフォーカス」が追加で便利です。【focus】

Excel。Insider版の表示タブに「セルにフォーカス」が追加で便利です。

<セルにフォーカス>

Insider版の2024年10月に追加された機能に「セルにフォーカス」というのが登場しました。

セルにフォーカス

大きな表の場合、真価を発揮してくれる機能だと思いますが、ちょっとした表でも、つかえます。


使い方は、簡単。

セルをクリックして、表示タブの「セルにフォーカス」をクリックするだけ。


クリックしたセルの列と行にマーカーをつける処理をしてくれます。


また別のセルをクリックすれば、消えて、クリックしたセルを中心として、列と行をマーカーしてくれるという機能です。

フォーカスセルの色

フォーカスセルの色 から色を変更することも出来ます。


まだ、Insider版に追加されたばかりなので、Microsoft365のExcelには追加されていませんが、たぶん追加されるのではないかと思います。


これと同じことは、条件付き書式でできたのですが…これでまた、条件付き書式のテクニックを使わないでよくなったのと同時に、不要な条件付き書式のテクニックになってしまいました。


ただ、小生の場合、目に少々障害があるので、この機能。

とても助かります。

11/28/2024

Excel。ISERROR関数は対象がエラー値の場合にTRUEを返します【ISERROR】

Excel。ISERROR関数は対象がエラー値の場合にTRUEを返します

<関数辞典:ISERROR関数>

ISERROR関数

読み方: イズエラー  

分類: 情報 

ISERROR関数

ISERROR(テストの対象)

対象がエラー値の場合にTRUEを返す

11/27/2024

Excel。翌々月25日の日付を手早く作るのに、EOMONTH関数をつかってみた【The month after next】

Excel。翌々月25日の日付を手早く作るのに、EOMONTH関数をつかってみた

<EOMONTH関数>

振込が今日から、翌々月の25日の日付を作りたい場合、単純に+何日。

というわけにはいきません。


また、YEAR関数やMONTH関数で年や月を抽出して、翌々月をつくるのも、少し面倒です。


そこで、EOMONTH関数をつかって、翌々月の25日の日付を作ってみようと思います。


EOMOTN関数は、月末日を求めることが関数です。


次の表を用意しました。

翌々月25日の日付
 

A列に日付が入力されています。

B列に翌々月25日の日付をつくっていきます。

B2にEOMONTH関数をつかって数式を設定します。

EOMONTH関数

B2の数式は、

=EOMONTH(A2,1)+25

あとは、オートフィルで数式をコピーするだけです。


ご覧のように、翌々月25日をつくることができました。


EOMONTH関数は、月末日をつくることができる関数なので、「+25」することで、月末から25日後の日付を作ることができます。


また、EOMONTH関数の2つ目の引数は、「月」となっていて、「0」ならば当月の月末日を「1」ならば、翌月の月末日を求めることができますので、「1」とすることで、まずは翌月の月末日をつくり、その日付に25を加算することで、翌々月25日の日付をつくることができたというわけです。


なので「+10」とすれば、翌々月10日をつくることができるという仕組みです。


今回は、月末日を求めることができるEOMONTH関数をつかって、翌々月25日をつくってみました。

11/26/2024

Excel。集合縦棒を、絵グラフに変えたいけど、どうやるの【Pictorial graph】

Excel。集合縦棒を、絵グラフに変えたいけど、どうやるの

<Youtube>

Excelは、様々なグラフをつくることができます。

そこで、お馴染みの棒グラフを、絵グラフに変えてみませんか?


イメージアップ・わかりやすいなど、より見える化する、絵グラフの作り方を紹介しております。

11/25/2024

Excel。2024/10/20-10/26にDROP関数など紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2024/10/20-10/26にDROP関数など紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

Facebookページ

10月20日

Excel。

YIELDDISC関数

読み方: イールドディスク  

読み方: イールドディスカウント

分類: 財務 

YIELDDISC(受渡日,満期日,現在価値,償還価額,[基準])

割引債の年利回りを算出します 




10月21日

Excel。

YIELDMAT関数

読み方: イールドマット  

分類: 財務 

YIELDMAT(受渡日,満期日,発行日,利率,現在価値,[基準])

満期利付債の利回りを算出します 




10月22日

Excel。

ZTEST関数

読み方: ゼットテスト  

分類: 互換性 

ZTEST(配列,x,[σ])

Z検定の上側確率を算出します 




10月23日

Excel。

Z.TEST関数

読み方: ゼット・テスト  

分類: 統計 

Z.TEST(配列,x,[σ])

Z検定の上側確率を算出します 




10月24日

Excel。

CHOOSECOLS関数

読み方: チューズコルズ  

読み方: チューズカラムズ

分類: 検索/行列 

CHOOSECOLS(array,row_num1,[row_num3],…)

指定された列だけを含む配列を返します 




10月25日

Excel。

CHOOSEROWS関数

読み方: チューズロウズ  

分類: 検索/行列 

CHOOSEROWS(array,row_num1,[row_num2],…)

指定された行だけを含む配列を返します 




10月26日

Excel。

DROP関数

読み方: ドロップ  

分類: 検索/行列 

DROP(array,rows,[columns])

配列から連続する指定された数の連続する行または列を除外する

11/24/2024

Excel。VBA。住所から都道府県の抽出をVBAでやってみる【prefectures】

Excel。VBA。住所から都道府県の抽出をVBAでやってみる

<Excel VBA>

データ読み込んでみたところ、セルには、都道府県からはじまる、住所が入力されていました。


これでは、作業がしにくいことがあるので、まずは、都道府県だけ抽出することにしました。


関数をつかってもいいのですが、今回は、Excel VBAでプログラムをつくって対応してみたいと思います。


次の表が対象になる表です。

住所から都道府県の抽出をVBAでやってみる

A列にデータがあります。都道府県だけB列に抽出させます。


今回つくってみたプログラム文です。

Sub 都道府県()

    Dim i As Long

    Dim lastrow As Long

    Dim ad As String

    

    lastrow = Cells(Rows.Count, "a").End(xlUp).Row

  

    For i = 2 To lastrow

        

        ad = Cells(i, "a")

        

        If Mid(ad, 4, 1) = "県" Then

            Cells(i, "b") = Left(ad, 4)

        Else

            Cells(i, "b") = Left(ad, 3)

        End If

    Next

End Sub


では、実行してみましょう。


このように、都道府県をB列に抽出することができました。


プログラム文を確認しておきましょう。


まずは、宣言文

Dim i As Long

Dim lastrow As Long

Dim ad As String


lastrow = Cells(Rows.Count, "a").End(xlUp).Row 

この行で、データの件数をlastrowに代入しています。


For i = 2 To lastrow ~Next

For文で繰り返します。

データは2件目からなので、2。


ad = Cells(i, "a")

A列のデータを変数adに代入します。


If Mid(ad, 4, 1) = "県" Then

    Cells(i, "b") = Left(ad, 4)

Else

    Cells(i, "b") = Left(ad, 3)

End If


If Else文で分岐処理をさせます。


左から4文字目が”県”だったら、左から4文字をB列に抽出。

そうでなければ、左から3文字をB列に抽出。

という処理をさせています。


A列には、住所しか入っていない。

そして、きちんとした住所であるとしております。


データが不安定な場合には、


If Mid(ad, 4, 1) = "県" Then

    Cells(i, "B").Value = Left(ad, 4)

ElseIf Mid(ad, 3, 1) = "都" Or Mid(ad, 3, 1) = "府" Or Mid(ad, 3, 1) = "道" Then

    Cells(i, "B").Value = Left(ad, 3)

Else

    Cells(i, "B").Value = "確認必要"

End If


とするといいかもしれませんね。


昔のような、相模 とか 武蔵 とか 大和 とか2文字だったら、楽だったんですけどね。

11/23/2024

Excel。対象がエラー値の#N/A以外の場合にTRUEを返すのがISERR関数です。【ISERR】

Excel。対象がエラー値の#N/A以外の場合にTRUEを返すのがISERR関数です。

<関数辞典:ISERR関数>

ISERR関数

読み方: イズイーアールアール  

読み方: イズエラー

分類: 情報 

ISERR関数

ISERR(テストの対象)

対象がエラー値の#N/A以外の場合にTRUEを返す

11/22/2024

Excel。セル内の改行を削除して、1行に戻したいけど、何かいい方法は無いのかな【CLEAN】

Excel。セル内の改行を削除して、1行に戻したいけど、何かいい方法は無いのかな

<Youtube>

セル内の文書が複数行になっている場合、どのようにしたら、元のように1行に戻すことができるのでしょうか。


列幅が原因ならば、列幅を調整すればいいのですが、Alt+Enterなどで改行されている場合には、列幅を調整しても、元に戻せません。


手早く、改行を削除したいわけです。


そこで、CLEAN関数をつかうと、手早く、改行を削除して1行に戻すことができます。

11/21/2024

Excel。積立期間は何ヵ月?それを算出するには、NPER関数がオススメです。

Excel。積立期間は何ヵ月?それを算出するには、NPER関数がオススメです。

<NPER関数>

お小遣いを毎月貯めているけど、希望する金額に到達するには、何ヵ月かかるのかを求めたい場合に、使うと便利なのが、NPER関数です。


NPER関数(エヌパー)は、Number of PERiodsの略

ナンバー・オブ・ピリオズ


次の表を使って、NPER関数を紹介します。

NPER関数

貯金箱など、金融機関に預けていなければ、年利は関係ありませんが、NPER関数の引数にありますので、B1の年利を用意しております。


月額積立金額のB2は、月々1000円貯金箱に入れる。


B3の積立目標金額は50000円まで、貯めたいという金額です。


B5には、毎月1000円を貯めて、50000円になるのに、何ヵ月かかるのでしょうかというのを求めたいわけです。


では、B5をクリックして、数式を設定していきましょう。


手入力で数式を設定したほうが、わかりやすいかと思いますが、説明の為、NPER関数のダイアログボックスをつかって説明します。


最初の引数の利率は、B1 ただし、年利で、求めたいのが、何ヵ月なので、12で割る必要があります。そのため、B1/12


定期支払額は、毎月1000円ずつなので、B2


現在価値は、貯めていないので、0


将来価値は、目標金額なので、B3


支払期間は、期末払いならば0で、とりあえず、期末払いとしておきます。


実は、これで、OKボタンをクリックすると、-50 と表示されます。


これは、2つ目の引数の「定額支払額」が、手元から資産が積立金で減るので、B2を1000ではなく、「-1000」とする必要があります。


では、B5の数式を修正して、完成します。


 =NPER(B1/12,-B2,0,B3,0)


積立期間は50と算出されましたので、1000円を毎月積み立てると、50ヵ月後には、50000円になるというわけです。

11/20/2024

Excel。ISBLANK関数は、対象が空白セルの場合にTRUEを返す関数です【ISBLANK】

Excel。ISBLANK関数は、対象が空白セルの場合にTRUEを返す関数です 

<関数辞典:ISBLANK関数>

ISBLANK関数

読み方: イズブランク  

分類: 情報 

ISBLANK関数


ISBLANK(テストの対象)

対象が空白セルの場合にTRUEを返す

11/19/2024

Excel。2024/10/13-10/19にYEAR関数など紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2024/10/13-10/19にYEAR関数など紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

Facebookページ

10月13日

Excel。

XMATCH関数

読み方: エックスマッチ  

分類: 検索/行列 

XMATCH(検索値,検索範囲,[一致モード],[検索モード])

配列内での項目の相対的な位置を返す 




10月14日

Excel。

XNPV関数

読み方: エックスエヌピーヴイ  

読み方: エクストラ・ネット・プレゼント・バリュー

分類: 財務 

XNPV(割引率,キャッシュフロー,日付)

非定期キャッシュフローに対する正味現在価値を算出します 




10月15日

Excel。

XOR関数

読み方: エックスオア  

読み方: エクスクルーシブ・オア

分類: 論理 

XOR(論理式1,[論理式2],…)

複数の条件で奇数の数を満たすかどうかを調べる 




10月16日

Excel。

YEAR関数

読み方: イヤー  

分類: 日付時刻 

YEAR(シリアル値)

日付から年を算出します 




10月17日

Excel。

YEARFRAC関数

読み方: イヤーフラクション  

分類: 日付時刻 

YEARFRAC(開始日,終了日,[基準])

2つの日付の間の期間を年数で算出します 




10月18日

Excel。

YEN関数

読み方: エン  

分類: 文字列操作 

YEN(数値,[桁数])

数値を四捨五入して、円記号(¥)を付けた文字列に変換する 




10月19日

Excel。

YIELD関数

読み方: イールド  

分類: 財務 

YIELD(受渡日,満期日,利率,現在価値,償還価額,頻度,[基準])

定期利付債の利回りを算出します

11/18/2024

Excel。#DIV/0!エラーの確認には、参照元のトレースをつかってみよう【trace】

Excel。#DIV/0!エラーの確認には、参照元のトレースをつかってみよう

<絶対参照と参照元トレース>

構成比を算出した時に、#DIV/0!というエラーが発生することがあります。


この原因は、絶対参照を、常に使いたいセルに設定していないために発生するわけです。


どのセルが原因なのかを確認するために、参照元のトレースをつかって確認してみましょう。


今回用意した表です。

参照元のトレース

B6には、B2:B5の合計値が求められています。

C2には、構成比。

つまり、鉛筆の合計が、全体の中で何パーセントを占めているのかを求めたいわけです。


C2に数式を設定します。


C2の数式は、=B2/B6として、オートフィルで数式をコピーしてみました。

すると#DIV/0!というエラーが表示されてしまいました。

この#DIV/0!というエラーは、「ゼロで除算している」というエラーです。


ゼロで除算した覚えはないのですが…


このぐらいの数式ならば、目視で確認することもできますが、ここで、数式タブにある「参照元のトレース」をつかうことで、視覚的に原因がわかります。


エラーが表示されている、C2をクリックして、数式タブの「参照元のトレース」をクリックしてみましょう。


すると、どこのセルをつかって、結果を求めているのかが、参照元を矢印で確認することができます。


本来は、B6をつかってくれないと困るのですが、B7をつかった数式になっていることがわかりました。


C3の数式は、

=B3/B7

となっていることでも確認することができますが、参照元トレースをつかうことで、より、視覚的に確認することができます。


確認出来たら、「トレース矢印の削除」をクリックすると矢印を非表示にすることができます。


B6を常に使いたいので、どのようにしたらいいのかというと、絶対参照をつかって、B6を固定した数式に修正します。

C2の数式を

=B2/$B$6

と設定しました。


B6のセルをクリックした後に、F4キーを押すと、絶対参照が設定された、$B$6 に変わります。


あとは、オートフィルで数式をコピーしてみると、#DIV/0!エラーは表示されず、構成比を求めることができました。

11/17/2024

Excel。動画で紹介。列方向(行内)の重複を削除して、一意のデータで並べ替える。【Youtube】

Excel。動画で紹介。列方向(行内)の重複を削除して、一意のデータで並べ替える。

<Youtube>

行方向(列内)の重複は、データタブの「重複の削除」をつかえば、手早く、重複を除いた「一意」のデータだけのリストをつくることができます。


ところが、列方向(行内)の重複は、「重複の削除」で対応することができません。


そこで、手早く処理するには、UNIQUE関数をつかうことで対応することができます。


そして、さらに、SORT関数を組み合わせて数式をつくる方法をご紹介しております。

11/16/2024

Excel。定期キャッシュフローに対する内部利益率を求められるIRR関数【IRR】

Excel。定期キャッシュフローに対する内部利益率を求められるIRR関数

<関数辞典:IRR関数>

IRR関数

読み方: アイアールアール  

読み方: インターナル・レート・オブ・リターン

分類: 財務 

IRR関数

IRR(範囲,[推定値])

定期キャッシュフローに対する内部利益率を算出します

Internal Rate of Return の略

11/15/2024

Excel。1回目から3回目まですべて80以上かを判定したい【AND】

Excel。1回目から3回目まですべて80以上かを判定したい

<IF+AND関数>

条件判断する関数はExcelには多く用意されています。


次のような表があります。

IF+AND関数

B列からD列には、1回目から3回目のポイントが入力されています。


この1回目から3回目までのポイントすべてが80以上ならば、「○」と表示したいのですが、どのようにしたらいいのでしょうか。


IF関数を複数重ねたネストでも判定することはできますが、少し複雑な数式になりますし、面倒です。


そこで、今回は、IF関数と、AND関数をつかった数式で、対応していきます。


E2に数式を設定します。


E2に設定した数式は、

=IF(AND(B2>=80,C2>=80,D2>=80),"○","")

あとは、オートフィルで数式をコピーします。


これで、1回目から3回目まですべてが80以上の場合に、○が表示されていることが確認できました。


AND関数は、「○○かつ○○」というAND条件の関数です。


AND関数の引数に条件を3つ設定する必要がありますが、とてもわかりやすく、数式を作ることができます。


仮に4回目以降に増えたとしても、AND関数の条件を追加するだけで、すみますので、比較的容易に対応することができます。

11/14/2024

Excel。動画で紹介。四則演算の和算よりも、SUM関数をつかうことをおススメします。【Youtube】

Excel。動画で紹介。四則演算の和算よりも、SUM関数をつかうことをおススメします。

<Youtube>

今回は、Excelのご経験が少ない人向け。

小計や合計などの集計は、SUBTOTAL関数やAGGREGATE関数をつかったほうがいいのです。


なんで、「+」をつかった和算の数式よりも、SUM関数をつかったほうが、いいのかを説明しております。


結構、SUM関数って「賢い」んですね。

特に、帳票の途中に小計などの集計行がある場合には、作業効率が改善できます。

11/13/2024

Excel。IPMT関数で元利均等返済における指定期間の利息を求められます。【IPMT】

Excel。IPMT関数で元利均等返済における指定期間の利息を求められます。

<関数辞典:IPMT関数>

IPMT関数

読み方: アイピーエムティー  

読み方: インタレストペイメント

分類: 財務 

IPMT関数

IPMT(利率,期,期間,現在価値,[将来価値],[支払期日)]

元利均等返済における指定期間の利息を算出します 

11/12/2024

Excel。重ね合わせ集合縦棒グラフを作る方法【Multiple Graphs】

Excel。重ね合わせ集合縦棒グラフを作る方法

<重ね合わせ集合縦棒>

2024年と2025年のデータを比較するために、重ね合わせ集合縦棒グラフを作る方法をご紹介します。

重ね合わせ集合縦棒

2024年と2025年の集合縦棒グラフが重なっています。

これを「重ね合わせ」としています。


では、作り方を紹介します。


A1:C5を範囲選択して、おすすめグラフをクリックします。


グラフの挿入ダイアログボックスが表示されます。

すべてのグラフタブの組み合わせを選択します。


2024年は、第2軸のチェックをオンにして、グラフの種類を集合縦棒します。

2025年は、グラフの種類を集合縦棒にします。


OKボタンをクリックします。


グラフが表示されます。

今回はグラフを大きく表示したいので、グラフタイトルを削除して、紹介を続けます。


また、説明上わかりやすいように、グラフの外周の枠線に色をつけ、プロットエリアも塗りつぶしを設定しております。


最初に第2軸の縦軸の目盛を修正しますので、第2軸縦軸をクリックします。


書式の選択対象の書式設定をクリックします。


軸の書式設定作業ウィンドウが表示されます。


軸のオプションの境界値の最大値を「1400」にします。

この1400は第1軸縦軸の最大値が1400なので、それに合わせる必要があるからです。


2025年を太くしますので、オレンジ色の集合縦棒をクリックします。


作業ウィンドウがデータ系列の書式設定に変わります。


系列のオプションの「要素の間隔」を90%にします。


要素の間隔は、棒グラフの太さを調整することができますので、少し太くしたいので、今回は90%としました。

重ね合わせ集合縦棒

これで、重ね合わせ集合縦棒が完成しました。


第2軸にすると、前側に第1軸は後ろ側に表示されるようになっています。


なおExcelのグラフは第2軸をうまくつかうことで、様々なグラフをつくることができます。

11/11/2024

Excel。2024/10/6-10/12にXLOOKUP関数など紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2024/10/6-10/12にXLOOKUP関数など紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

Facebookページ

10月6日

Excel。

WEEKNUM関数

読み方: ウィークナンバー  

分類: 日付時刻 

WEEKNUM(シリアル値,[週の基準])

日付の週の番号を算出します 




10月7日

Excel。

WEIBULL関数

読み方: ワイブル  

分類: 互換性 

WEIBULL(x,α,β,関数形式)

ワイブル分布の累積確率か確率密度を算出します 




10月8日

Excel。

WEIBULL.DIST関数

読み方: ワイブル・ディスト  

読み方: ワイブル・ディストリビューション

分類: 統計 

WEIBULL.DIST(x,α,β,関数形式)

ワイブル分布の累積確率か確率密度を算出します 




10月9日

Excel。

WORKDAY関数

読み方: ワークデイ  

分類: 日付時刻 

WORKDAY(開始日,日数,[祭日])

稼働日数後の日付を算出します 




10月10日

Excel。

WORKDAY.INTL関数

読み方: ワークデイ・インターナショナル  

分類: 日付時刻 

WORKDAY.INTL(開始日,日数,[週末],[祭日])

週末(曜日指定OK)と祝日を除いた日数後の日付を算出します 




10月11日

Excel。

XIRR関数

読み方: エックスアイアールアール  

読み方: エクストラ・アイ・アール・アール

分類: 財務 

XIRR(範囲,日付,[推定値])

非定期キャッシュフローに対しる内部利益率を算出します 




10月12日

Excel。

XLOOKUP関数

読み方: エックスルックアップ  

分類: 検索/行列 

XLOOKUP(検索値,検索範囲,戻り範囲,[見つからない場合],[一致モード],[検索モード])

範囲または配列で一致の検索を行い、2つめの範囲または配列から対応する項目を返す 

11/10/2024

Word。ビジネス文書の「記書き」は、Wordのテクニックの宝庫です。【Note】

Word。ビジネス文書の「記書き」は、Wordのテクニックの宝庫です。

<Youtube>

動画で紹介。

記~以上の、「記書き」。なかなか綺麗に揃えてつくるのが難しい。


そこで、どのようにしたら、綺麗に「記書き」をつくることができるのか。

その方法を、紹介します。


そして、この「記書き」には、Wordのテクニックが盛りだくさんなので、つくることができれば、Wordのテクニックも向上することができます。


登場するテクニックは、

インデント

箇条書き

均等割り付け

タブ

リーダー

行間


問題は、どの順番でこのテクニックをつかうのか、ということなのです。

11/09/2024

Access。クエリ。商品ごとの販売数合計と金額合計だけでなく販売件数も求めたい【total】

Access。クエリ。商品ごとの販売数合計と金額合計だけでなく販売件数も求めたい

<Access:クエリ>

次のテーブルがあります。

商品ごとの販売数合計

商品ごとの販売数の合計と金額の合計を求めたいとします。


どのようにしたらいいのでしょうか。


また、その販売件数も求めたいとします。


クエリをつくりますので、作成タブのクエリデザインからクエリをつくっていきます。


必要なテーブルを選択して、商品名と販売数。


そして金額のフィールドを選択したクエリをつくります。


これでは、まだフィールドを選択したにすぎません。


ここから、商品別の集計をおこないます。


クエリデザインの集計をクリックすると、集計行が追加されます。


販売数の合計と金額の合計を求めるには、集計行をそれぞれ合計にします。


では、実行ボタンをクリックして確認してみましょう。


販売数の合計と金額の合計が求められていることが確認できました。


あとは、販売件数を求めていきましょう。


デザインビューにします。


商品コードフィールドを追加します。

フィールド名を 販売件数で表示させます

集計行を カウント にすることで、件数を求めることができます。


あとは、実行して確認してみましょう。


販売件数も合わせて、求めることができました。

11/08/2024

Excel。満期に償還される証券の利率を求めることができるINTRATE関数【INTRATE】

Excel。満期に償還される証券の利率を求めることができるINTRATE関数

<関数辞典:INTRATE関数>

INTRATE関数

読み方: イントレート  

分類: 財務 

INTRATE関数

INTRATE(受渡日,満期日,投資額,償還価額,[基準])

満期に償還される証券の利率を算出します

11/07/2024

Excelのショートカットキー。AltキーとF1~F4の組み合わせを紹介【shortcut】

Excelのショートカットキー。AltキーとF1~F4の組み合わせを紹介

<Altキー+F1など>

作業効率もUPする、知っていると便利なショートカットキー。

Excelのショートカットキー


なお、Excelのバージョンによって多少変わります。


Alt+F1

現在の範囲のデータからグラフを作成



Alt+F2

名前を付けて保存ダイアログボックスが表示されます



Alt+F3

名前ボックスに移動してアクティブにする



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11/06/2024

Excel。結合したセルにデータをスムーズにコピーするにはどうしたらいいの。【Integrated Cell】

Excel。結合したセルにデータをスムーズにコピーするにはどうしたらいいの。

<INDEX+ROW関数>

コピーして貼り付ける。


特に問題は無い操作だと思いますが、貼り付け先が結合されていると、スムーズに貼り付けることはできません。


次の表で確認してみましょう。

結合したセルにデータをスムーズにコピーする

やりたいことは、A2の新宿は、C2の結合されたセルにコピーしたいわけです。


単純に、A2:A4を範囲選択して、C2を基準に貼り付けてみましょう。


すると、「この操作は結合したセルには行えません」とメッセージが表示されてしまいます。


では、セル参照とオートフィルで数式をコピーするというのは、ダメでしょうか。


C2をクリックして、=A2と数式を設定します。


オートフィルで数式をコピーしてみます。


やはり、うまくいきませんでした。


こうなると、一つずつ、コピーしなければならないのでしょうか。

それでは、時間がかかるだけでなく、面倒です。


そこで、数式を作って対応することにします。

C2をクリックして、次の数式を設定します。


=INDEX($A$2:$A$4,ROW(A2)/2)

あとは、オートフィルで数式をコピーします。


これで、対応することができました。


なぜ、この数式は対応することができるのでしょうか。


数式を確認しておきます。


INDEX関数は、

指定した列と行が交わる位置にある値を表示してくれる関数です。


最初の引数は、配列。

範囲選択なので、A2:A4。


オートフィルで数式をコピーしますので、$A$2:$A$4と絶対参照を設定します。


2つ目の引数は、行番号。

行番を求めることができるのが、ROW関数です。


ROW(A2)/2

と設定しましたが、この数式の意味は、A2の行番号は2です。


C列の新宿のセル番地は、C2となっています。

C列の品川のセル番地は、C4で、C列の横浜のセル番地は、C6となっています。


つまり、結合されているので、2・4・6という行番号です。

これを、2で除算します。


すると、新宿は2÷2で1。品川は4÷2で2。と算出できます。


範囲はA2:A4で、1行目と交差するのは、新宿というデータをINDEX関数で、表示できるという仕組みです。


この数式をつかうことで、結合セルに対応した、データのコピー(のようなこと)ができるというわけです。