Excel。複雑な条件の和算を算出したい時にはDSUM関数をつかってみましょう。
<DSUM関数>
条件付きで合算値を算出したい場合には、SUMIF関数やSUMIFS関数など色々ありますが、今回はDSUM関数を紹介していきます。
D9に、商品名が「~鉛筆」で終わる商品の在庫数の合算値を算出していきます。
DSUM関数をはじめとする「データベース系関数」は、条件を事前に用意しておく必要があります。
それが、B8:B9です。
「~鉛筆で終わる」を条件とするには、「*(ワイルドカード)」を使う必要があります。
そこで、「*鉛筆」と条件として設定します。
D9の数式は、
=DSUM(A1:D6,D1,B8:B9)
これで、「~鉛筆」で終わる商品の合算値を算出することができます。
DSUM関数の引数も確認しておきましょう。
最初の引数は、「データベース」です。表のことなので、A1:D6を設定します。
なお、見出し行も含める必要があります。
2番目の引数は、「フィールド」です。
合算したい列の見出しを選択します。
なのでD1を設定します。
3番目の引数は、「条件」です。
事前に用意しておいた、B8:B9を設定します。