9/23/2025

Excel。条件付き書式で日付をつかった条件が、なぜか反映されません【DATE】

Excel。条件付き書式で日付をつかった条件が、なぜか反映されません

<条件付き書式+DATE関数>

販売金額を管理している表があります。

 


販売日が2025/9/10以降のデータとわかりやすいように、行全体を塗りつぶしたいと考えました。


2025/9/10以降という条件と、塗りつぶしをしたいということから「条件付き書式」をつかいます。


あとは、2025/9/10以降という条件式をつくればいいわけです。


A2:B13を範囲選択して、ホームタブの条件付き書式にある「新しいルール」をクリックします。


新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。


「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択して、条件式を設定します。

=$A2>=2025/9/10


A2を$A2とすることで、行全体を塗りつぶし対象とすることができます。


書式ボタンをクリックして、塗りつぶしたい色を設定したら、OKボタンをクリックしてみます。


すべての行が塗りつぶされてしまいました。

なんでこうなってしまったんでしょうか。


原因を探る必要があります。D列に

=A2>=2025/9/1

という条件式を設定してオートフィルで数式をコピーしてみると、すべてTRUEと判定されています。


TRUEなので、条件を満たしているといっています。


では、数式の検証をつかって、さらに原因を探ってみましょう。


D2をクリックして、数式タブにある、数式の検証をクリックします。


数式の計算ダイアログボックスが表示されます。


検証ボタンを何度かクリックします。


すると、A2が45901というシリアル値で表示されています。

問題なのは、2025/9/1。


なんとシリアル値になるのではなく「/」があるので、除算しています。


こちら希望としては、日付であってほしかったのですが、単純に数値扱いになっていることがわかりました。


45901>=225を比べたら当然、すべてがTRUEになってしまうので、データすべてが塗りつぶされてしまったというわけです。


D2の数式を次のように修正してみました。

=A2>="2025/9/1"


と日付の前後に「”(ダブルコーテーション)」で囲んだところ、今度はすべてFALSEになってしまいました。


「”(ダブルコーテーション)」で囲むと、文字になってしまいます。


数値と文字を比べれば、文字のほうが大きいので、FALSEと表示されるのも納得がいきますが、これもダメということです。


ExcelにはAccessのような「#」で囲むと日付になるというものがありません。

そのため、日付であると認識させるには、DATE関数を使う必要があります。


D2の数式をDATE関数で修正します。

 


=A2>=DATE(2025,9,10)

オートフィルで数式をコピーすると、10日以降がTRUEになったことが確認できました。


あとは、条件付き書式を改めて、設定しなおしましょう。


条件式は、

=$A2>=DATE(2025,9,10)

書式も設定したら確認してみましょう。

条件付き書式で日付をつかった条件が、なぜか反映されません

このように、2025/9/10以降のデータ全体を塗りつぶすことができました。


日付を直接条件として使う場合には、日付とExcelがわかるようにしてあげる必要があります。

9/22/2025

Excel。複数の条件のいずれか1つを満たすかどうかを調べるのがOR関数【OR】

Excel。複数の条件のいずれか1つを満たすかどうかを調べるのがOR関数

<関数辞典:OR関数>

OR関数

読み方: オア  

分類: 論理 

OR関数

OR(論理式1,[論理式2],…)

複数の条件のいずれか1つを満たすかどうかを調べる 

9/21/2025

Excel。2025/8/24-8/30に紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2025/8/24-8/30に紹介した紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

Facebookページ

8月24日

Excel。

1枚のシートは、Excel2007~だと、列は16384。行は1048576。

セルは、17179869184個です。171億を越えるセルって…凄すぎる。



8月25日

Excel。

ファイルの保存で、ブックの名前に使えない文字は、¥ / : * ? " < > | [ ] です。これは、パソコンのルールですので、そちらと共通ですね。



8月26日

Excel。

オートフィル機能は、Excelの基本操作です。どんどん使っていきたいですね。



8月27日

Excel。

オートフィル機能に追加したい場合は、ファイルタブ→オプション→詳細設定→ユーザー設定リストの編集ですね。



8月28日

Excel。

A1+A2という場合でも、+で計算するのではなく、SUM関数を使用する方がいいですね。

もしA1やA2に"-"などの文字が入ってきてもSUM関数ならば計算してくれますね。



8月29日

Excel。

オートフィル機能で、下方向にドラッグするのは、大変なので、オートフィルハンドルをダブルクリックすると、一番下まで処理してくれますね。



8月30日

Excel。

合計を一瞬で求める方法。

ご存知ですか?

合計する数値が入力されているセルと、合計を表示するセルを選択して、オートSUMボタンをクリックすると、あら不思議。

計算してくれます。

9/20/2025

Excel。VBA。太字のデータは何件あるのかを求めたい【Number in bold】

Excel。VBA。太字のデータは何件あるのかを求めたい

<VBA>

販売金額のデータがあります。

太字のデータは何件あるのかを求めたい

C列の販売金額のデータ内に、太字のデータが数件あります。


太字のデータは何件あるのでしょうか。


その太字の件数をE2に求めたいのですが、どのようにしたらいいのでしょうか。


Excelの関数には、太字を数えるというような関数は用意されていません。


オートフィルターで、太字の文字だけを抽出して、集計行に件数を表示させるぐらいしか方法はありません。


なかなか、面倒です。


そこで、今回は、Excel VBAで対応することにしました。


Sub 太字件数()

    Dim lastRow As Long

    Dim countBold As Long

    Dim i As Long


    lastRow = Cells(Rows.Count, "C").End(xlUp).Row

    countBold = 0


    For i = 2 To lastRow

        If Cells(i, "C").Font.Bold = True Then

            countBold = countBold + 1

        End If

    Next i

    Range("E2").Value = countBold

End Sub


まずは実行してみましょう。

太字のデータは何件あるのかを求めたい

E2には、3と求めることができました。


では、プログラム文を確認しておきましょう。


変数を用意します

Dim lastRow As Long

繰り返し処理の上限であるデータ件数を入れる変数です。


Dim countBold As Long

太字を数える変数です。


Dim i As Long

繰り返し処理でお馴染みの変数です。


最終行を取得(C列の最後まで)

lastRow = Cells(Rows.Count, "C").End(xlUp).Row


初期化:太字セルのカウントを0に

countBold = 0


2行目から最終行までループ(1行目は見出しなので除外)

For i = 2 To lastRow

    If Cells(i, "C").Font.Bold = True Then

        countBold = countBold + 1

    End If

Next i


Font.Bold = True は、フォントが太字だったら=True と判断することができます。


もし、太字だったら、countBold + 1 として、件数を増やしていきます。


件数を E2 セルに表示

Range("E2").Value = countBold


これで、太字のデータを数えることができます。

9/19/2025

Excel。OFFSET関数は基準のセルからの相対位置を指定します。【OFFSET】

Excel。OFFSET関数は基準のセルからの相対位置を指定します。

<関数辞典:OFFSET関数>

OFFSET関数

読み方: オフセット  

分類: 検索/行列 

OFFSET関数

OFFSET(参照,行数,列数,[高さ],[幅])

基準のセルからの相対位置を指定する 

9/18/2025

Excel。動画で紹介。新機能チェックボックスがラクラク追加できるようになりました。【Checkbox】

Excel。動画で紹介。新機能チェックボックスがラクラク追加できるようになりました。

<Youtube>

新機能のチェックボックス


今までは、開発タブの挿入。

フォームコントロールから挿入していました。


しかし、セル内に収めるのが面倒など、なにかと、面倒でしたが、Insider版で追加されたチェックボックスは、まぁ便利で楽々。


Insider版にしておくのが、もったいないと感じられます。


ということで、そのチェックボックスを紹介しております。

9/17/2025

Excel。関東と東北のデータ全体を手早く塗りつぶしたい【Format】

Excel。関東と東北のデータ全体を手早く塗りつぶしたい

<条件付き書式+OR関数>

売上表があります。


C列には地域が入力されています。


この地域が、関東と東北ならば、該当するデータ全体。

つまり、行全体をわかりやすいように、手早く塗りつぶしたいわけです。


このような場合、どのようにしたらいいのでしょうか。


関東と東北という条件があって、塗りつぶしたいという書式のリクエストということから、使う機能は「条件付き書式」ということになります。


あとは、条件式をどのようにするのかということですが、関東と東北ということで、同じ列内のデータですから、「関東または東北」というOR条件の条件式をつくればいいわけです。


OR関数をつかった条件式をつくります。


では、A2:D9を範囲選択して、ホームタブの条件付き書式にある、「新しいルール」をクリックします。


新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。

Excel。関東と東北のデータ全体を手早く塗りつぶしたい

「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択したら、条件式を設定します。


条件式は、

=or($c2="関東",$c2="東北")


あとは、書式ボタンをクリックして、塗りつぶしたい色を設定します。


設定後、新しい書式ルールダイアログボックスに戻ってきますので、OKボタンをクリックします。


これで、地域が、関東または東北 という条件で、行全体を塗りつぶすことができました。


では、条件式を確認しておきましょう。


=OR($C2="関東",$C2="東北")


OR関数なので、引数を関東と東北と設定するだけです。

なお、C2ではなくて、$C2とすることで、行全体を対象とすることができます。


さて、この数式、IF関数をつかっておりません。


なんとなく、IF+OR関数をつかった条件式にするように思えますが、

=OR($C2="関東",$C2="東北")

この式が成立したらTRUE。成立しなければFALSEと判断されます。


TRUEならば、条件成立ということで、塗りつぶしをしてくれます。

そのため、IF関数は不要ということになります。

9/16/2025

Excel。最後の利払期間が半端な利付債の利回りを算出するのがODDLYIELD関数です【ODDLYIELD】

Excel。最後の利払期間が半端な利付債の利回りを算出するのがODDLYIELD関数です

<関数辞典:ODDLYIELD関数>

ODDLYIELD関数

読み方: オッドエルイールド  

読み方: オッドラストイールド

分類: 財務 

ODDLYIELD関数

ODDLYIELD(受渡日,満期日,最終利払日,利率,現在価値,償還価額,頻度,[基準])

最後の利払期間が半端な利付債の利回りを算出する 


9/15/2025

Excel。2025/8/17-8/23にCtrl+矢印キーなどショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2025/8/17-8/23にCtrl+矢印キーなどショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

Facebookページ

8月17日

Excel。ショートカット。

Ctrlキー+↓キーで、データの下端のセルにジャンプすることができます。

データが無い時は、シートが対象になりますね。



8月18日

Excel。ショートカット。

Ctrlキー+Shiftキー+←キーで、アクティブセルからデータの左端までを範囲選択できますね。



8月19日

Excel。ショートカット。

Ctrlキー+Shiftキー+→キーで、アクティブセルからデータの右端までを範囲選択できますね。



8月20日

Excel。ショートカット。

Ctrlキー+Shiftキー+↑キーで、アクティブセルからデータの上端までを範囲選択できますね。



8月21日

Excel。ショートカット。

Ctrlキー+Shiftキー+↓キーで、アクティブセルからデータの下端までを範囲選択できますね。



8月22日

Excel。ショートカット。

Altキー+F4キーで、Excelを終了することができますね。



8月23日

Excel。

1枚のシートは、~Excel2003までは、列は256。

行は65536。

セルは、16777216個でした。


9/14/2025

Access。クエリ。空白を見極める:全角・半角の違いもInStr関数でスマートに判定【Space】

Access。クエリ。空白を見極める:全角・半角の違いもInStr関数でスマートに判定

<InStr関数>

テーブルに氏名フィールドがあります。

Access。クエリ。空白を見極める:全角・半角の違いもInStr関数でスマートに判定

この氏名フィールドの中に、空白があるのか、ないのかを確認したい。


さらに、全角・半角を区別したい。


そこで、何かいい方法はないのでしょうか。


今回用意したデータを確認します。


S001の氏名には、空白はありません。

S002の氏名には、全角空白が1文字あります。

S003の氏名には、半角空白が1文字あります。

S004の氏名には、半角空白が2文字あります。

全角空白1文字ではありません。


そこで、今回は、InStr関数をつかうことにしました。


InStr関数は、検索文字が登場する文字数を求めることができる関数です。


では、クエリで、演算フィールドをつくって確認してみます。


まず、クエリを実行した結果をみてみましょう。


InStr関数は、設定によって、算出結果が異なりますので、まずは、結果をみると、S001は、すべて「0」と表示されています。


つまり、全角でも半角でも空白はないことを意味しています。


どのような演算フィールドをつくったのか、確認していきましょう。


空白確認は、

空白確認: InStr([氏名]," ")

という演算フィールドで求めています。


氏名フィールドに、「" "」は、あるのかを単純に求める場合は、この演算フィールドで大丈夫です。


本来、InStr関数は、検索開始文字位置を、引数に一番目に設定しなければなりませんが、全角・半角を区別しない場合には、検索開始文字位置を省略することができます。


ただし、この場合、全角・半角の区別ができないことがわかります。


空白確認Bは、

空白確認B: InStr(1,[氏名]," ",0)


1番目の引数は、検索開始位置です。最初から対象としたいので「1」とします。


2番目の引数は、文字列。「氏名フィールド」なので[氏名]とします。


3番目の引数は、検索文字。半角空白なので「" "」


4番目の引数は、比較モード。0にすると、バイナリモードで比較することができますので、全角/半角、大文字/小文字、ひらがな/カタカナを区別することができます。


よって、S002は全角空白なので「0」と求められているわけです。


4番目の比較モードを使う場合には、1番目の引数は、省略することができません。


空白確認Tは、

空白確認T: InStr(1,[氏名]," ",1)

先ほどの、空白確認Bと違うのは、4番目の引数が「1」にしています。


「1」の場合は、テキストモードで比較します。

そのため、全角/半角、大文字/小文字、ひらがな/カタカナを区別することができません。


最後の、空白確認B2は、

空白確認B2: InStr(1,[氏名]," ",0)

比較モードを「0」のバイナリモードにしています。


そして、検索文字が全角空白にしました。


そのため、結果は、S002以外は、すべて0と求められていることが確認できます。

9/13/2025

Excel。ODDLPRICE関数は最後の利払期間が半端な利付債の現在価格を算出します【ODDLPRICE】

Excel。ODDLPRICE関数は最後の利払期間が半端な利付債の現在価格を算出します

<関数辞典:ODDLPRICE関数>

ODDLPRICE関数

読み方: オッドエルプライス  

読み方: オッドラストプライス

分類: 財務 

ODDLPRICE関数

ODDLPRICE(受渡日,満期日,最終利払日,利率,利回り,償還価額,頻度,[基準])

最後の利払期間が半端な利付債の現在価格を算出します 

9/12/2025

Excel。動画で紹介。VLOOKUP関数の2番目の引数「範囲」。商品が増えたらどうするの。【increase】

Excel。動画で紹介。VLOOKUP関数の2番目の引数「範囲」。商品が増えたらどうするの。

<Youtube>

VLOOKUP関数を実際に運用してみると、商品数が増えたときに、VLOOKUP関数の2番目の引数の範囲を修正し広げる必要があります。


しかし、商品が増えるたびに、数式を修正しなければならないのでしょうか。


それは、とても面倒ですし、ミスをする可能性も高まります。


そこで、Excelのある機能をつかうことで、改善・対応することができます。


その方法をご紹介しております。

9/11/2025

Word。あいさつ文の安否のあいさつはどれを選んだらいいかわかりません。【Greetings】

Word。あいさつ文の安否のあいさつはどれを選んだらいいかわかりません。

<あいさつ文>

Wordの挿入にある「あいさつ文」。


あいさつ文をつくるのには、とても便利なのですが、ちょっと問題があって、その中の安否のあいさつ。

あいさつ文の安否のあいさつ

どれを選んでいいのかが、よくわからない…

ということで、今回は、ザックリですが、ご紹介いたします。


貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます

企業宛ての一般的な文書。業績や繁栄を祝う表現。


貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます

健康や安定した状態を願う表現。やや柔らかめ。


貴社いよいよご清栄のこととお喜び申し上げます

今後の発展を期待するニュアンス。新年度や新事業開始時に。


貴社いよいよご清祥のこととお喜び申し上げます

清祥=健康・安定。新しい関係の始まりにも使える。


貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます

ビジネスの拡大や成功を祝う場面に。


貴社いよいよご隆盛のこととお喜び申し上げます

隆盛=勢いのある発展。急成長中の企業などに。


貴社ますますご隆昌にてお喜び申し上げます

隆昌=繁栄と安定。格式高めの表現。


貴店ますますご発展のこととお喜び申し上げます

店舗宛て。小売業やサービス業に適した表現。


貴行ますますご清栄のことお喜び申し上げます

銀行宛て。業界特有の敬語表現。


ますます御健勝のこととお喜び申し上げます

個人宛てにも使える。健康を祝う表現。


時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます

時候の挨拶と安否を兼ねた丁寧な表現。季節の変わり目などに。


貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます

「お慶び」はやや改まった表現。式典や公式文書に。


貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます

「お喜び」よりも格式高め。


貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます

新年度や新体制の挨拶に。


貴社いよいよご清祥のこととお慶び申し上げます

柔らかく丁寧な印象。


貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます

成長企業への祝意。


貴社いよいよご隆盛のこととお慶び申し上げます

勢いのある企業向け。


貴社ますます御隆昌にてお慶び申し上げます

格式ある場面に。


貴店ますますご発展のこととお慶び申し上げます

店舗宛ての丁寧な挨拶。


貴行ますますご清栄のことお慶び申し上げます

銀行宛ての改まった表現。


ますます御健勝のこととお慶び申し上げます

個人宛ての丁寧な安否の挨拶。


時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます

季節感と安否を兼ねた挨拶。


ご参考になれば幸いです。

9/10/2025

Excel。ODDFYIELD関数は最初の利払期間が半端な利付債の利回りを算出します【ODDFYIELD】

Excel。ODDFYIELD関数は最初の利払期間が半端な利付債の利回りを算出します

<関数辞典:ODDFYIELD関数>

ODDFYIELD関数

読み方: オッドエフイールド  

読み方: オッドファーストイールド

分類: 財務 

ODDFYIELD関数


ODDFYIELD(受渡日,満期日,発行日,初回利払日,利率,現在価値,償還価額,頻度,[基準])

最初の利払期間が半端な利付債の利回りを算出します


9/09/2025

Excel。2025/8/10-8/16にCtrl+矢印キーなどショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2025/8/10-8/16にCtrl+矢印キーなどショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

Facebookページ

8月10日

Excel。

ショートカット。

Shiftキー+←キーで、左側のセルを範囲選択することができます。



8月11日

Excel。

ショートカット。

Shiftキー+→キーで、右側のセルを範囲選択することができます。



8月12日

Excel。

ショートカット。

Shiftキー+↑キーで、上側のセルを範囲選択することができます。



8月13日

Excel。

ショートカット。

Shiftキー+↓キーで、下側のセルを範囲選択することができます。



8月14日

Excel。

ショートカット。

Ctrlキー+←キーで、データの左端のセルにジャンプすることができます。

データが無い時は、シートが対象になりますね。



8月15日

Excel。

ショートカット。

Ctrlキー+→キーで、データの右端のセルにジャンプすることができます。

データが無い時は、シートが対象になりますね。



8月16日

Excel。

ショートカット。

Ctrlキー+↑キーで、データの上端のセルにジャンプすることができます。

データが無い時は、シートが対象になりますね。

9/08/2025

Excel。関数内で名前の定義をして可読化UPのLET関数【LET】

Excel。関数内で名前の定義をして可読化UPのLET関数

<LET関数>

複雑な数式の場合、数式内に、同じ文字が繰り返しつかわれていることがあります。


例えば、次のような場合です。

LET関数

C2の数式は、

=IFS(B2:B11>=80,"A",B2:B11>=70,"B",B2:B11>=50,"C",B2:B11>=40,"D",TRUE,"E")


というIFS関数をつかったAからEの判定をする数式を設定しました。


この数式は、スピル機能に対応しているので、オートフィルで数式をコピーする必要はありません。


この数式をみると、B2:B11 という文字列が何度も登場しています。


そこで、このB2:B11を、通常の名前の定義ではなくて、数式内で名前の定義ができるLET関数をつかって修正したいと思います。


この程度の数式ならば、このままIFS関数でもいいですし、通常の名前の定義でもいいと思いますが、MOSの出題範囲ということで、LET関数をつかってみました。


LET関数は、数式にも名前の定義ができますので、通常の名前の定義よりも、数式としては使い勝手がいいかもしれません。


では、LET関数をつかって、置き換えてみます。


LET関数を使った数式は、

=LET(判定,B2:B11,IFS(判定>=80,"A",判定>=70,"B",判定>=50,"C",判定>=40,"D",TRUE,"E"))


数式自体の文字数はあまり変わってはいませんが、B2:B11を「判定」と定義したことで、IFS関数の引数では、可動性が改選されています。


このLET関数の引数を確認しておきましょう。


最初の引数は、名前です。

「判定」という名前を定義しました。


2つ目の引数は、名前値です。

名前で定義した、範囲や数式などを設定します。今回は、B2:B11。


3つ目は、計算または名前2です。

計算式なので、今回はIFS関数の箇所となっております。


LET関数は、Office2021から登場した関数なので、新しい関数ですが、MOS Excel365Expertの出題範囲のため、押さえておくといいかもしれませんね。


また、現場では、とても長い数式を置き換えることで、LET関数が活躍すると思われます。

9/07/2025

Excel。ODDFPRICE関数は最初の利払期間が半端な利付債の現在価格を算出します【ODDFPRICE】

Excel。ODDFPRICE関数は最初の利払期間が半端な利付債の現在価格を算出します

<関数辞典:ODDFPRICE関数>

ODDFPRICE関数

読み方: オッドエフプライス

読み方: オッドファーストプライス

分類: 財務 

ODDFPRICE(受渡日,満期日,発行日,初回利払日,利率,利回り,償還価額,頻度,[基準])

最初の利払期間が半端な利付債の現在価格を算出します

9/06/2025

Excel。動画で紹介。前後の文字を除いて、文字の中を伏字に置き換える方法をご紹介【asterisk】

Excel。動画で紹介。前後の文字を除いて、文字の中を伏字に置き換える方法をご紹介

<Youtube>

個人情報保護から、個人を特定されないために、

氏名を

エクセル → エ**ル

のように、伏字で表示することがあります。

氏名が特定できないように、*(アスタリスク)とかをつかって、表示する場合、伏せる文字数にあわせて*(アスタリスク)にできるのかが、ポイントです。


今回は、最初の一文字とと最後の一文字はそのままで、その途中の文字を伏字にする方法をご紹介しております。

9/05/2025

Excel。元号年月日が別々の列で入力されているので日付にしたい【date】

Excel。元号年月日が別々の列で入力されているので日付にしたい

<TEXTJOIN関数>

データを読み込んでみたところ、次のように年月日が別々の列で入力されていました。


しかも、年は、和暦。

元号のようです。


その元号も昭和ならSというような、アルファベットの頭文字で入力されていました。


これでは、管理しにくいので、E列に日付をつくることにしました。


どのようにしたら、日付に戻すことができるのでしょうか。


単純に&(アンパサンド)で文字結合というわけにもいきません。

単純に文字を結合した結果が表示されるだけです。


そこで、TEXTJOIN関数をつかうことで、対応することができます。

E2をクリックして、TEXTJOIN関数をつかった数式を設定します。


=A2&TEXTJOIN("/",TRUE,B2:D2)

この数式は、まだ途中です。


日付にできたように見えますが、セルの書式設定ダイアログボックスを表示してみると、表示だけが日付っぽく見えていることがわかります。


表示形式の日付にして、カレンダーの種類を和暦にしてから、種類を元号の漢字を選択してみると、サンプルは変わっていないことが確認できます。


そこで、先ほどの数式を次のように修正してみます。


=(A2&TEXTJOIN("/",TRUE,B2:D2))*1


先ほどの数式を「( )」で囲み、「*1」を追加しています。

これにより、文字型から文字数値型に変わりました。


つまり、シリアル値にすることができたというわけです。


オートフィルで数式をコピーします。

そのあと、E2:E5を範囲選択します。


セルの書式設定ダイアログボックスなどをつかって、表示形式を日付にしましょう。


和暦の漢字表示にしてみます。


これで、日付にすることができました。


では、数式を確認しておきましょう。


=(A2&TEXTJOIN("/",TRUE,B2:D2))*1


A列の元号のアルファベットを「&(アンパサンド)」で結合します。

結合するのは、TEXTJOIN関数の結果です。


そのTEXTJOIN関数の確認へ移りましょう。


TEXTJOIN関数は、テキストを区切り文字で接続する関数です。


最初の引数が、区切り文字で、「/」をつかうことにしました。

「-」でもOKです。


2つ目の引数は、空のセルはどうするのかを設定します。

TRUEにすると無視することができます。


B:D列には、データが入力されているので、どちらでもいいのですが、TRUEと設定しました。


3つ目は、テキスト。

接続したい文字です。

接続するのは、B:D列なので、B2:D2 と設定しました。


ここまでの結果に「*1」することで、文字数値型にすることができます。


たぶん、それぞれを 年月日 という文字で区切るよりかは、日付を作るには楽なように思います。

9/04/2025

Excel。数値を奇数に切り上げるのがODD関数です。【ODD】

Excel。数値を奇数に切り上げるのがODD関数です。

<関数辞典:ODD関数>

ODD関数

読み方: オッド  

分類: 数学/三角 

ODD関数

ODD(数値)

数値を奇数に切り上げる

9/03/2025

Excel。2025/8/3-8/9にCtrl+Dなどショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2025/8/3-8/9にCtrl+Dなどショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

Facebookページ

8月3日

Excel。

ショートカット。

Ctrlキー+Shiftキー+*キーで、表全体を選択することが出来ちゃいますね。

大きな表やデータの時は、便利ですね。



8月4日

Excel。

ショートカット。

Ctrlキー+Shiftキー+HOMEキーで、アクティブセル~A1までを選択することが出来ちゃいますね。



8月5日

Excel。

ショートカット。

Ctrlキー+Shiftキー+ENDキーで、アクティブセル~表の右下の隅っこまでを選択することが出来ちゃいます。



8月6日

Excel。

ショートカット。

Ctrlキー+Shiftキー+ +キーで、セルの挿入ダイアログボックスが表示されます。



8月7日

Excel。

ショートカット。

Ctrlキー+Shiftキー+ -キーで、セルの削除ダイアログボックスが表示されます。



8月8日

Excel。

ショートカット。

Ctrlキー+dキーで、上のセルの内容をコピーできます。



8月9日

Excel。

ショートカット。

Ctrlキー+rキーで、左のセルの内容をコピーできます。

9/02/2025

Excel。MOSの試験範囲。苦手な人が多いPV関数を確認する【PV】

Excel。MOSの試験範囲。苦手な人が多いPV関数を確認する

<PV関数>

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)Excel365Expertの試験範囲にPV関数が含まれているようです。


財務系の関数は日ごろ使わないという人が多いこともあって、苦手という人が多いようです。


そこで、今回は、借入可能金額を求めることができるPV関数を紹介します。


PV関数は、「現在価値(Present Value)」を計算するための関数です。

主にローンや投資、リースなどの計算で使用されます。


次の表で確認していきましょう。

MOSの試験範囲。苦手な人が多いPV関数を確認する

B1に借入可能額を求めます。


求める前に、表示形式を確認しておきましょう。

標準で、通貨スタイルの¥マークはオフになっています。


B1をクリックしてPV関数をつくります。


B1の数式は、

=PV(B5/12,B4*12,B3)

これで、借入可能額を求めることができました。


それでは、数式を確認しておきます。

PV関数の引数は、

PV(利率, 期間, 支払額, [将来価値], [支払期日])

となっています。


最初の引数は、利率です。

B5ですが、年利です。


返済が月額なので、月にする必要があります。

そのため12で割る必要があります。


よって、B5/12


2つ目の引数は、期間です。

こちらも年間ということですから、1年12か月です。

12倍する必要がありますので、B4*12にする必要があります。


3つ目の引数は、支払額です。

返済月額B3を設定します。


これで、求めることができました。


なお、PV関数で求めたB1の表示形式が、通貨に変わったことを確認しておきましょう。

赤色のフォントに代わりマイナスで表示されています。


本来なら、ローンの場合は3つ目の引数である、支払額をマイナス値で入力します。

自分の手元から減るものは、マイナスで表示する必要があります。


=PV(B5/12,B4*12,B3)

将来価値:最終支払い後に残る金額(省略可能。通常は0)

支払期日:支払いタイミング(省略可能。0なら期末、1なら期首)


ところで、あっているのか、どうか、年利が入るとわかりにくですね。


そこで、年利を0%にしてみましょう。


このように、5*12*10000でB1の値と合致していることが確認できます。


ローンなどの、借入可能額を求めたい場合にはPV関数をつかいます。

9/01/2025

Excel。OCT2HEX関数は8進数を16進数に変換します。【OCT2HEX】

Excel。OCT2HEX関数は8進数を16進数に変換します。

<関数辞典:OCT2HEX関数>

OCT2HEX関数

読み方: オクトトゥヘックス

読み方: オクタルトゥヘキサデジマル

分類: エンジニアリング 

OCT2HEX関数

OCT2HEX(数値,[桁数])

8進数を16進数に変換する