Excel。ツリーマップの仕組みを知って使える資料をつくろう
<ツリーマップ>
面積の比率で視覚的なグラフのツリーマップ。
いつも、棒グラフや円グラフと違ったグラフということもあって、使ってみたいと思うのですが、ちょっとしたコツをしらないと、資料としては使えるグラフになりません。
そこで、今回は、ツリーマップの作り方とアレンジのポイントを紹介いたします。
次の表を用意します。
B1:D10を範囲選択します。
挿入タブのツリーマップを選択します。
ツリーマップが挿入されました。
カテゴリーの地域名が、それぞれの左上に表示されていますが、カテゴリーごとに色分けされたツリーマップが表示されています。
なお今回は、説明のため、グラフタイトルと凡例は削除しております。
左上に、カテゴリーが表示されていてもいいのですが、ここで、グラフのデザインタブにあるクイックレイアウトの「レイアウト2」をクリックします。
カテゴリー分けされたように表示が変わりました。
関東と関西の表示されているところを「バナー」と呼んでいます。
改めて、グラフタイトルを削除しております。
見た目の面積でデータの比率はなんとなくわかりますが、データラベルを表示するほうがいいでしょうね。
グラフのデザインタブにある「グラフ要素を追加」にあるデータラベルの「その他のデータラベルオプション」をクリックします。
画面の右側にデータラベルの書式設定作業ウィンドウが表示されます。
ラベルオプションの「値」にチェックマークをいれます。
区切り文字は、改行を選択します。
さらに、フォントサイズが9ポイントと小さいので、大きくするといいでしょう。
ツリーマップはこのようにかわりました。
このツリーマップは、サイズ変更すると、他のグラフと異なっていることがよくわかります。
縦長にサイズ変更してみましょう。
Webのレスポンシブデザインの仕組みが働いているので、グラフの大きさに合わせて、デザインが変更されました。
そのため、ツリーマップがmさまざまな端末で見やすく使いやすい表示を実現するために活用することが期待できます。
サイズを変更しても、データは降順になっていることが確認できます。
なお、レスポンシブデザインとは、画面のサイズやデバイスの種類に応じて、表示内容やレイアウトが自動的に調整されるデザイン手法のことです。
あまりつかう機会はないかもしれませんが、せっかく用意されているツリーマップをつかってみるというのはいかかでしょうか。








