Excel。オートフィルでコピー。アレレ?なんか変。そしてコリャ。便利な連番技も紹介。
<オートフィル>
町内会のお祭りがあって、今年はビンゴ大会ではなくて、
クイズ大会を開催することになって、
Excelを使って問題文の一覧を入力して作っていこうとしたら、
不思議なことが起こったという話を聞きました。
どういうものだったのかというと、次のような表を作ったらしいのですが…
B列には、問題文が書いてあったそうです。
見た感じ、別におかしなところはなしのですが、おかしかったのは、
作成途中のことだったそうでして、
A2にQ1と入力して、オートフィルでコピーしたら、
オートフィルのコピーが変になったそうです。
ということで、下記のデータを用意して、オートフィルをやってみることにしましょう。
A1にQ1と入力して、下方向にオートフィルを使ってコピーしてみると…
アレレ!Q4の次がQ1にもどってしまっています!
なんで、Q5が出てこないのか?摩訶不思議ですね。
どうして、こうなってしまったのか?
どうやら、四半期のquarterのQ1~Q4というように、判断しているようですね。
Q1は、第一四半期ってことで、Q4は、第四四半期。
なので、Q4までいくと、Q1に戻ってしまうようです。
その証拠といってはなんですが、B1にQuarter1と入力してオートフィルでコピーしてみましょう。
先程のQ1と同じように4までいったら、1に戻りましたね。
ファイルタブのオプションの詳細設定にある、
ユーザー設定リストには、見受けられないのですが、隠れで存在しているようですね。
ということで、結論としては、今回のようにQ1~Q10のようなことをしようとしたら、
Q5を入力して、それを使って、オートフィルでコピーして、
Q5以降を作成する方法がいいようですね。
折角なので、四半期以外でも日付関係で便利なオートフィルでコピーがありますので、
合わせてご紹介したいと思います。
例えば、支払日などの一覧を作るにあたり、
月末日の一覧を作成するに、いちいち入力して作るのは、面倒だったりします。
こういう表だとして、なかなか面倒。
D列もオートフィルでコピー簡単に作成することが出来るんですよ。
まず、D1に4/30と入力してD2に、5/31として、D1:D2を範囲選択して、
オートフィルでコピーするだけで、このような、月末日だけの一覧を作ることが出来るわけです。
同じように、E1に4/20。E2に5/20と入力して、オートフィルでコピーすれば、
20日払いの一覧の時などの表を作成する時、
連番で作ってくれるので、知っておくと、いいかもしれませんね。