5/01/2020

Excel。Accessのテーブルをインポートしてピボットテーブルで集計する【Pivot table】

Excel。Accessのテーブルをインポートしてピボットテーブルで集計する

<ピボットテーブルとAccessのテーブル>

Accessにあるテーブルやクエリをエクスポートしないで、直接Excelのピボットテーブルで集計することができますので、確認してみましょう。

Accessのテーブルがあります。

この「T店舗売上」テーブルをつかって、ランキングごとの集計をめざします。

では、Accessを閉じて、Excelを起動します。

Excelのデータタブにある「データの取得」のデータの取得にある「Microsoft Access データベースから」をクリックします。

データの読み取りダイアログボックスが表示されますので、テーブルがあるAccessファイルを選択します。

ナビゲーターダイアログボックスが表示されますので、使用するテーブルの「T店舗売上」を選択します。

右側にビューが表示されますので確認しましょう。

「読み込み」を選択すると、アクティブしているセルを起点に、テーブルでインポートすることができます。

今回は、ピボットテーブルでインポートしたいので、「読み込み」ボタンの「▼」をクリックして、「読み込み先」を選択します。

データのインポートダイアログボックスが表示されます。
ブックでの表示には、「ピボットテーブルレポート」を選択します。

今回は、既存のワークシートのA1を起点としてインポートさせますので、既存のワークシートを選択して、=$A$1と設定します。

OKボタンをクリックします。

一番右の作業ウィンドウが、「クエリと接続」が表示されます。

となりの作業ウィンドウは、お馴染みピボットテーブルの作業ウィンドウが表示されます。

ここからは、通常のピボットテーブルの作業を行っていきます。

ピボットテーブルのフィールド作業ウィンドウにある行フィールドボックスに、「ランキング」を設定し、値フィールドボックスには、「売上高」を設定します。

このように、Accessのテーブルをつかって、Excelのピボットテーブルで集計することができました。

Accessにも、クエリにある集計やクロス集計クエリなどがありますが、資料を作成するにあたり、Excelで処理したほうが、後々楽ということであれば、Accessのクエリで加工するよりも、Excelで対応するほうが、効率がいいかもしれませんね。

また、Accessでデータが更新された場合でも、ピボットテーブル分析タブの「更新」をクリックすることで、ピボットテーブルのデータも更新することができます。

この更新は、Accessが起動していなくても、更新してくれます。

最後に、この接続しているExcelファイルを閉じて、開くと、「セキュリティの警告」が表示されますので、『コンテンツの有効化』を実行することで、再度Accessと接続することができます。