Excel。Accessのテーブルをインポートしてピボットテーブルで集計する
<ピボットテーブルとAccessのテーブル>
Accessにあるテーブルやクエリをエクスポートしないで、直接Excelのピボットテーブルで集計することができますので、確認してみましょう。Accessのテーブルがあります。
この「T店舗売上」テーブルをつかって、ランキングごとの集計をめざします。
では、Accessを閉じて、Excelを起動します。
Excelのデータタブにある「データの取得」のデータの取得にある「Microsoft Access データベースから」をクリックします。
データの読み取りダイアログボックスが表示されますので、テーブルがあるAccessファイルを選択します。
ナビゲーターダイアログボックスが表示されますので、使用するテーブルの「T店舗売上」を選択します。
右側にビューが表示されますので確認しましょう。
「読み込み」を選択すると、アクティブしているセルを起点に、テーブルでインポートすることができます。
今回は、ピボットテーブルでインポートしたいので、「読み込み」ボタンの「▼」をクリックして、「読み込み先」を選択します。
データのインポートダイアログボックスが表示されます。
ブックでの表示には、「ピボットテーブルレポート」を選択します。
今回は、既存のワークシートのA1を起点としてインポートさせますので、既存のワークシートを選択して、=$A$1と設定します。
OKボタンをクリックします。
一番右の作業ウィンドウが、「クエリと接続」が表示されます。
となりの作業ウィンドウは、お馴染みピボットテーブルの作業ウィンドウが表示されます。
ここからは、通常のピボットテーブルの作業を行っていきます。
ピボットテーブルのフィールド作業ウィンドウにある行フィールドボックスに、「ランキング」を設定し、値フィールドボックスには、「売上高」を設定します。
このように、Accessのテーブルをつかって、Excelのピボットテーブルで集計することができました。
Accessにも、クエリにある集計やクロス集計クエリなどがありますが、資料を作成するにあたり、Excelで処理したほうが、後々楽ということであれば、Accessのクエリで加工するよりも、Excelで対応するほうが、効率がいいかもしれませんね。
また、Accessでデータが更新された場合でも、ピボットテーブル分析タブの「更新」をクリックすることで、ピボットテーブルのデータも更新することができます。
この更新は、Accessが起動していなくても、更新してくれます。
最後に、この接続しているExcelファイルを閉じて、開くと、「セキュリティの警告」が表示されますので、『コンテンツの有効化』を実行することで、再度Accessと接続することができます。