5/16/2024

Excel。関数をつかって手早く、月末一覧表をつくりたい。【end of month】

Excel。関数をつかって手早く、月末一覧表をつくりたい。

<EOMONTH+DATE関数>

オートフィルでその年の月末一覧を作成してもいいのですが、年が変わるたびに、イチイチ、オートフィルで月末一覧をつくるのも、面倒な作業だといえます。


そこで、関数をつかって、月末一覧をつくることにしました。

EOMONTH+DATE関数

B4に2024年の1月末日を算出するようにしたいわけです。


月末日を算出する関数は、EOMONTH関数です。


それでは、B4をクリックして、次の数式をつくります。

=EOMONTH(DATE($A$1,A4,1),0)


ところが算出結果が、日付ではなく、数値。シリアル値で算出されます。


表示形式をつかって日付に変えてます。

色々な方法がありますが、ホームタブにある、数値の書式ボックス内の「短い日付形式」をクリックします。


B4のシリアル値が、日付に変わったら、あとはオートフィルで数式をコピーします。


このように、年末日の一覧をつくることができました。

A1の値を2024から2025に変えれば、2025年の月末日一覧に変わります。


さて、B4に設定した数式を確認しておきましょう。

=EOMONTH(DATE($A$1,A4,1),0)


最初のEOMONTH関数は、最初の引数の開始日の何ヵ月前後の月末日を算出できる関数です。


最初の引数の開始日には、DATE関数で日付をつくっていきます。


2つ目の引数には、0と設定します。

0とすることで、開始日の月末日という意味になります。


あとは、最初の引数のDATE関数を設定します。

オートフィルで数式をコピーしますので、A1を絶対参照にしましょう。