Excel。水平方向の表からの表引きでつかわれるのが、HLOOKUP関数です。
<HLOOKUP関数>
VLOOKUP関数は、縦方向、垂直方向の表から表引きします。
HLOOKUP関数は、横方向、水平方向の表から表引きすることができます。
水平や垂直とかどちらにも対応してるのが、XLOOKUP関数です。
今回は、XLOOKUP関数でも表引きできますが、HLOOKUP関数の使い方を確認しておきましょう。
得点によって、ランキングを表引きする表です。
A2の得点によって、B2にA4:E5の表から該当するランキングを表引きしています。
HLOOKUP関数の前に、準備するものがあります。
それが、A4:E5の表。
B4:E4は、左から右への昇順でなければなりません。
これで、0~29までがC。
30~49までB。
50~79までがAで、80以上がSと表引きができます。
では、B2に設定した数式を確認します。
=HLOOKUP(A2,B4:E5,2,TRUE)
最初の引数は、検索値で、A2。
2つ目の引数は、範囲で、B4:E5
3つ目の引数は、行番号で、2行目のデータを抽出しますので、2。
最後の引数は、近似値なので、1。完全一致ではありません。
すると、B2には、Sと表示されました。
検索する表が、横長。
水平方向の表ならば、HLOOKUP関数をつかうことで、表引きすることができます。
なお、XLOOKUP関数をつかった場合は、
=XLOOKUP(A2,B4:E4,B5:E5,"",-1,1)
という数式で、同じように表引きすることができます。