3/30/2025

Excel。VBA。表内の空白セルに手早く決まった文字列を入力したい【Blank Cells】

Excel。VBA。表内の空白セルに手早く決まった文字列を入力したい

<Excel VBA>

ボール投げの成績一覧表があります。

表内の空白セルに手早く決まった文字列

B2:E6で、セルが空白の場合、「不参加」という文字を入力したいわけですが、どのようにしたら、効率よく手早く入力することができるのでしょうか。


空白を選択して、一括入力でもいいのですが、ちょっと面倒です。


そこで、今回は、Excel VBAでプログラム文をつくってみることにしました。


Sub 空白に文字()

    Range("A1").CurrentRegion.SpecialCells(Type:=xlCellTypeBlanks).Value = "不参加"

End Sub


たった一行ですが、実行してみます。


空白セルに「不参加」という文字を入力することができました。


たった1行ですが、プログラム文を確認しておきましょう。


Range("A1").CurrentRegion.

A1から連続する範囲。

つまり表を選択しています。



SpecialCells(Type:=xlCellTypeBlanks)

指定した範囲内の空白セルに次の処理をします。


Value = "不参加"

「不参加」という文字列を設定する


という処理をすることができます。

3/29/2025

Excel。動画で紹介。数値を除いた文字だけのデータを数えたい。しかも、文字列は合致していない。【COUNT】

Excel。動画で紹介。数値を除いた文字だけのデータを数えたい。しかも、文字列は合致していない。

<Youtube>

数値のデータを数えるには、COUNT関数です。


数値も文字も、さらに算出結果が空白のデータを数えるのはCOUNTA関数です。


それでは、文字だけのデータを数えるには、どのようにしたらいいのでしょうか。

しかも、文字列は合致していません。


このような場合の算出方法をご紹介してます。


"文字"という条件にアレをつかえば解決しますが、なかなか、思い浮きませんね。

3/28/2025

Excel。英字を小文字に変換するのがLOWER関数です。【LOWER】

Excel。英字を小文字に変換するのがLOWER関数です。

<関数辞典:LOWER関数>

LOWER関数

読み方: ロウアー  

分類: 文字列操作 

LOWER関数

LOWER(文字列)

英字を小文字に変換する

3/27/2025

Excel。指定したデータを1行分手早く表引き抽出するには、どうしたらいい【Table pull】

Excel。指定したデータを1行分手早く表引き抽出するには、どうしたらいい

<INDEX関数>

A4:D11に、店舗別の売上表があります。

指定したデータを1行分手早く表引き抽出する

A2にNOを入力したら、該当する、店舗名・地域・販売金額を表示したいわけです。


つまり、1行分のデータを表引きしたいわけです。


そこで、VLOOKUP関数をつかってという方法もあります。


ただし、VLOOKUP関数だと、3番目の引数の列番号にCOLUMN関数をつかうなど、アレンジしなければなりません。


XLOOKUP関数も同様です。


表引きできますが、面倒です。


オートフィルターをつかって抽出したデータをコピーして、貼り付ける方法もあります。

ただし、抽出するだけならばいいですが、抽出後に、別の場所に表示するとなれば、作業工程数が増えます。


そこで、今回はINDEX関数をつかって対応してみようと思います。


B2に数式を設定します。


=INDEX(B5:D11,A2,0)


最初の引数は、配列。範囲です。

B5:D11を範囲選択します。


スピル機能がうごきますので、絶対参照は不要です。


2つ目の引数は、行番号です。

A2のNOをつかいますので、A2と設定します。


3つ目の引数は、B列を起点としますので、0(ゼロ)と設定します。


では、数式を確定して結果を確認してみましょう。


このように、該当するデータの行全体を表引きすることができました。


スピル機能によって、オートフィルで数式をコピーする必要はありません。


この方法以外にはも、OFFSET関数を使う方法など、色々な方法があります。


今回は、その中から、INDEX関数をつかった方法をご紹介いたしました。

3/26/2025

Excel。LOOKUP関数は、縦横を指定しないで検索し値を返すこともできます。【LOOKUP】

Excel。LOOKUP関数は、縦横を指定しないで検索し値を返すこともできます。

<関数辞典:LOOKUP関数>

LOOKUP関数

読み方: ルックアップ  

分類: 検索/行列 

LOOKUP関数

LOOKUP(検索値,配列)

縦横を指定しないでセルを検索し対応するセルの値を返す


3/25/2025

Excel。動画で紹介。順位を①②とかの丸付き数値で、求めたい【number】

Excel。動画で紹介。順位を①②とかの丸付き数値で、求めたい

<Youtube>

順位を算出するには、RANK.EQ関数をつかうわけです。


さて、今回は、この算出した順位を、①・②とかの「丸付き数値」で算出したいわけです。


では、どのようにしたら、手早く求めることができるのでしょうか。


その解決方法をご紹介していきます。

3/24/2025

Excel。列を並べ替えた別表を、手早く作るにはどうしたらいい【SORT】

Excel。列を並べ替えた別表を、手早く作るにはどうしたらいい

<SORTBY+XMATCH関数>

得点表があります。


A1:G7の表は、

「英語・国語・数学・理科・社会」という順番になっています。


これを、「数学・理科・英語・国語・社会」という順番で並べ替えをしたい。


自力で、コピペを繰り返して列を並べ替えるのは、とても面倒です。


何か、効率の良い方法で、手早くつくることはできないものでしょうか。


そこで、SORTBY関数とXMATCH関数を組み合わせることで、列を並べ替えた別表をつくることができます。


I2をクリックします。

SORTBY+XMATCH関数

次の数式を設定します。

=SORTBY(A2:G7,XMATCH(A1:G1,I1:O1))


数式を確定して、並び順を確認してみると、きちんと列方法で並べ替えされていることが確認できます。


この数式をつかうには、事前に、並べ替えをしたい順の見出しを用意する必要があります。


さて、この数式を確認しておきましょう。


SORTBY関数は、並べ替えを行う関数です。

最初の引数は、「配列」。

範囲なので、A2:G7


SORTBY関数は、スピル機能対応の関数なので、絶対参照は不要です。


次の引数は、基準1。

並べ替えをおこなうルールのことです。

ここにXMATCH関数をつかいます。


そのXMATCH関数は、MATCH関数の上位版の関数です。

MATCH関数と同じで、指定したデータが何番目にあるかを求めることができます。


XMATCH関数の最初の引数は、検索値です。

検索値は、A1:G1。


次の引数は、検索範囲で、I1:O1


XMATCH関数の結果は、

{1,2,5,6,3,4,7}


この順番で列を並べ替えることができたというわけです。

3/23/2025

Excel。2025/2/16-2/22にCtrl+Shift+;などショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2025/2/16-2/22にCtrl+Shift+;などショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

Facebookページ

2月16日

Excel。

Ctrl+Shift+;

挿入ダイアログボックスが表示されます



2月17日

Excel。

Ctrl+Shift+:

セルの周囲の現在の選択範囲を選択



2月18日

Excel。

Ctrl+Shift+.

左のセルの内容を右にコピーする



2月19日

Excel。

Ctrl+Shift+.

テキストボックス内:フォントサイズを拡大



2月20日

Excel。

Ctrl+Shift+,

上のセルを下にコピーする



2月21日

Excel。

Ctrl+Shift+,

テキストボックス内:フォントサイズを縮小



2月22日

Excel。

Ctrl+Shift+_ (アンダースコア)

セルに外枠罫線を解除

3/22/2025

Excel。LOOKUP関数のベクトル形式は、1行/1列のセル範囲で検索し値を返します。【LOOKUP】

Excel。LOOKUP関数のベクトル形式は、1行/1列のセル範囲で検索し値を返します。

<関数辞典:LOOKUP関数>

LOOKUP関数(ベクトル形式)

読み方: ルックアップ  

分類: 検索/行列 

LOOKUP関数(ベクトル形式)

LOOKUP(検索値,検索範囲,対応範囲)

1行/1列のセル範囲でセルを検索し対応するセルの値を返す 

3/21/2025

Excel。条件付き書式のカラースケールの色をアレンジしたい【Color scale】

Excel。条件付き書式のカラースケールの色をアレンジしたい

<条件付き書式>

ホームタブにある条件付き書式。

その中に、カラースケールというのが用意されています。

条件付き書式のカラースケール

「緑・黄・赤のカラースケール」を設定してみると、数値の大小で色分けしてくれるという条件付き書式です。


数値の大小はわかりやすくなるのですが、用意されている色が、資料のイメージ合わないなど、変更したい場合、どのようにしたらいいのでしょうか。


確かに、単色のグラデーションは用意されていますが、種類も少ないですし、緑・黄・赤であっても、ちょっと派手な感じもします。


カラースケールを設定した後に、再度範囲選択をして、ホームタブの条件付き書式にある「ルールの管理」をクリックします。

条件付き書式ルールの管理ダイアログボックスが表示されます。


設定してあるカラースケールを選択して、ルールの編集ボタンをクリックします。

書式ルールの編集ダイアログボックスが表示されます。


ルールの内容を編集します。

最小値・中間値・最大値のそれぞれの色を設定します。

用意されていない、紫色のグラデーションにしてみます。


設定が終わりましたら、OKボタンをクリックします。


条件付き書式ルールの管理ダイアログボックスに戻ります。

改めてOKボタンをクリックします。


カラースケールをアレンジすることができました。

3/20/2025

Excelのショートカットキー。Alt+Enterなどを紹介【shortcut】

Excelのショートカットキー。Alt+Enterなどを紹介

<Functionキー>

作業効率もUPする、知っていると便利なショートカットキー。

Excelのショートカットキー

なお、Excelのバージョンによって多少変わります。


Alt+Enter

セル内にカーソルがあるとは、セル内改行



Alt+Enter

直前の動作を繰り返す F4と同じ



Alt+BackSpace

元に戻す Ctrl + Zと同じ



Alt+Shift +7

スタイルダイアログボックスが表示されます



Alt+Shift +-

SUM関数を挿入する

3/19/2025

Excel。動画で紹介。ドーナツグラフを作成してドーナツの穴に合計値を表示する。【donut】

Excel。動画で紹介。ドーナツグラフを作成してドーナツの穴に合計値を表示する。

<Youtube>

Excelは様々なグラフをつくることができます。


比率をわかりやすくできる、ドーナツグラフをつくってみる。



つくったら、小数点第一位まで表示するパーセントを表示します。


そして、ドーナツの穴に、合計値を表示します。

3/18/2025

Excel。1列置きのデータを抽出し、さらに表引きも合わせて行いたい【Table pull】

Excel。1列置きのデータを抽出し、さらに表引きも合わせて行いたい

<VLOOKUP+COLUMN関数>

横長のデータがA1:H5にあります。

1列置きのデータを抽出し、さらに表引きも合わせて行いたい

4月から6月までの売上のデータだけを抽出した表をつくりたい。

できれば、NOを入力したデータのみを表引きしたい場合、どのようにしたらいいのでしょうか。


全体の表から必要な列だけを抽出するだけならば、

HSTACK関数をつかうことで、手早く抽出することができます。


A8に設定した数式は、

=HSTACK(A2:B5,D2:D5,F2:F5,H2:H5)


引数には、必要なフィールドを設定するだけの関数なので、必要な列だけを抽出するならば、とても便利な関数です。


ただ、これに合わせて、例えば、NOが1と3だけのデータを抽出したい。


表引きしたいとなると、HSTACK関数だけでは対応することができません。

少々複雑な数式に変更しなければならなくなります。


そこで、今回は、VLOOKUP関数とCOLUMN関数を組み合わせて、対応していきます。


B8に数式を設定しました。

=VLOOKUP($A8,$A$2:$H$5,COLUMN(A1)*2,FALSE)

あとは、オートフィルで数式をコピーします。


これで、月別の売上の列と、NOが1と3だけのデータを抽出することができました。


では、この数式を確認しておきましょう。


最初の引数は、検索値。A8を選択します。

ただ、列固定の複合参照にする必要がありますので、$A8 とします。


2つ目の引数は、A2:H5の表全体を選択します。

オートフィルで数式をコピーしますので、絶対参照が必要です。

よって、$A$2:$H$5 とします。


3つ目の引数は、列番号。

ここがポイントになるわけです。

オートフィルで数式をコピーしたときに、列番号を2・4・6というように2の倍数が必要になります。


横方向にオートフィルした時に、数値が2の倍数にするために、列番号を求めることができる、COLUMN関数をつかってみます。


COLUMN(A1)*2


これで、A1は1と求められるので、その値に、×2すれば、2の倍数を求めることができます。


最後は、検索方法です。

完全一致なので、FALSE と設定します。


最近、新しい関数が色々登場しております。


関数を組み合わせることで、もっと効率的に求めたり、表引きできると思いますので、試してみるといいものが、発見できるかもしれませんね。

3/17/2025

Excel。対数正規分布の累積確率を算出できるLOGNORMDIST関数【LOGNORMDIST】

Excel。対数正規分布の累積確率を算出できるLOGNORMDIST関数

<関数辞典:LOGNORMDIST関数>

LOGNORMDIST関数

読み方: ログノーマルディスト

読み方: ログノーマルディストリビューション

分類: 互換性 

LOGNORMDIST関数

LOGNORMDIST(x,平均,標準偏差)

対数正規分布の累積確率を算出します

3/16/2025

Excel。2025/2/9-2/15にCtrl+Shift+4などショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2025/2/9-2/15にCtrl+Shift+4などショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

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2月9日

Excel。

Ctrl+Shift+4

通貨スタイル (¥)を設定する



2月10日

Excel。

Ctrl+Shift+5

セルの値を % 表示にする



2月11日

Excel。

Ctrl+Shift+6

セルに外枠罫線を設定



2月12日

Excel。

Ctrl+Shift+7

1つ上のセルの数式をコピーする。数式の参照先は変更しない。



2月13日

Excel。

Ctrl+Shift+9

行選択した範囲内にある非表示の行を再表示する



2月14日

Excel。

Ctrl+Shift+^

表示形式を外します。[全般] 数値形式にします。(キャレット)



2月15日

Excel。

Ctrl+Shift+@

数式の表示

3/15/2025

Access。クエリ。日付から「○月」。Accessならではの表示形式で対応できます。【Display Format】

Access。クエリ。日付から「○月」。Accessならではの表示形式で対応できます。

<Access:表示形式>

日付フィールドから、月を取り出したフィールドをつくりたい場合、関数をつかって、そのあとに「月」を表示させるようにするというのが、基本的な考え方だと思います。


Excelだと、MONTH関数で抽出しなくても、表示形式で、「m”月”」のようにする方法もあります。


ところが、Accessには、Excelにない表示形式で対応することができます。


次のテーブルを用意しました。

Access。クエリ。日付から「○月」

納品日フィールドから月だけ表示された演算フィールドをクエリでつくっていきます。


作成タブのクエリデザインをつかいます。

今回は、すべてのフィールドをつかうことにします。


月を表示する演算フィールドを追加します。

フィールドに、

月: Format([納品日],"oooo")

と設定します。


まずは、実行して結果を確認してみましょう。


このように、納品日の月だけを表示したフィールドをつくることができました。


では、設定した、演算フィールドを確認してみましょう。


月: Format([納品日],"oooo")


表示形式のFormat関数をつかいましたが、ポイントは、表示形式の種類です。


「oooo」 o(オー)が4個で、○月と表示することがAccessだとできるようになっています。


Excelには、ありません。


この表示形式をつかうことで、月を表示することができるというわけです。


ちなみに、「ooo」 o(オー)が3個だと、「月」が表示されないで、月だけを表示することができます。


月を表示する「m」と同じですね。

3/14/2025

Excel。LOGNORM.INV関数をつかえば、累積確率から対数正規分布を算出できます。【LOGNORM.INV】

Excel。LOGNORM.INV関数をつかえば、累積確率から対数正規分布を算出できます。

<関数辞典:LOGNORM.INV関数>

LOGNORM.INV関数

読み方: ログノーマル・インバース  

分類: 統計 

LOGNORM.INV関数

LOGNORM.INV(確率,平均,標準偏差)

累積確率から対数正規分布を算出します 

3/13/2025

Excel。動画で紹介。「&」やCONCAT関数で文字結合すると、表示形式が解除されます【character】

Excel。動画で紹介。「&」やCONCAT関数で文字結合すると、表示形式が解除されます

<Youtube>

Excel。セルの文字とセルの文字を結合するときに、「&(アンパサンド)」やCONCAT関数をつかうと、設定してあった三桁区切りのカンマなどの表示形式が解除された状態で、文字列が結合されてしまいます。


では、どのようにしたら、表示形式を付けたまま、文字列の結合をすることができるのでしょうか。


その対応方法をご紹介しております。 

3/12/2025

Excel。前年比で、今年のほうが大きければ、行全体を塗りつぶしたい【Year-on-year change】

Excel。前年比で、今年のほうが大きければ、行全体を塗りつぶしたい

<条件付き書式>

今年と前年の売上金額の一覧表があります。

前年比で、今年のほうが大きければ、行全体を塗りつぶしたい

今回のやりたいことは、数値を比べて2025年(今年)のほうが大きければ、レコード全体(行全体)を塗りつぶして、視覚的にわかりやすくしたい。


条件が合致したら、塗りつぶすということですから、条件付き書式をつかえばいいわけです。


あとは、条件式。


ここは、単純に比較演算子をつかった比較で対応します。


では、A2:C5を範囲選択します。


ホームタブの条件付き書式から「新しいルール」を選択します。


行全体を対象にする場合には、用意されているプリセットでは対応できませんので、新しいルールで条件式を作る必要があります。


新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。


条件式に、

=$B2>$C2

と設定します。


書式ボタンをクリックします。


塗りつぶしの色を設定してOKボタンをクリックすると、元のダイアログボックスに戻りますので、改めて、OKボタンをクリックします。


これで、2025年(今年)のほうが大きいデータ全体を塗りつぶすことができました。


設定した、条件式

=$B2>$C2

ですが、列固定の複合参照にすることで、行全体を対象にすることができます。


そして、比較しているわけですが、IF関数とか使う必要はありません。

=$B2>$C2

という条件が成立しているならば、TRUE。

成立していなければFALSEと判断されます。


TRUEならば、条件に合致していますから、行全体が塗りつぶされるという仕組です。

3/11/2025

Excel。対数正規分布の累積確率か確率密度はLOGNORM.DIST関数で求めます【LOGNORM.DIST】

Excel。対数正規分布の累積確率か確率密度はLOGNORM.DIST関数で求めます

<関数辞典:LOGNORM.DIST関数>

LOGNORM.DIST関数

読み方: ログノーマル・ディスト

読み方: ログノーマル・ディストリビューション

分類: 統計 

LOGNORM.DIST関数

LOGNORM.DIST(x,平均,標準偏差,関数形式)

対数正規分布の累積確率か確率密度を算出します

3/10/2025

Excel。2025/2/2-2/8にCtrl+Shift+1などショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2025/2/2-2/8にCtrl+Shift+1などショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

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2月2日

Excel。

Ctrl+Shift+O

メモが挿入されたすべてのセルを選択する



2月3日

Excel。

Ctrl+Shift+P

セルのフォント設定ダイアログ ボックスを開く



2月4日

Excel。

Ctrl+Shift+U

数式バーを展開する、または折りたたむ。



2月5日

Excel。

Ctrl+Shift+V

図形などオブジェクトの書式を貼り付ける



2月6日

Excel。

Ctrl+Shift+1

マイナスの数値を赤色にしない表示形式にする



2月7日

Excel。

Ctrl+Shift+2

アクティブなセルの 1 つ上のセルの値をコピーします。



2月8日

Excel。

Ctrl+Shift+3

日付形式を設定する

3/09/2025

Excel。VBA。アチコチにある結合されているセルを手早く解除したい【Unbind】

Excel。VBA。アチコチにある結合されているセルを手早く解除したい

<MergeCellsプロパティ・UnMergeメソッド>

セル結合をしていると、何かとExcelの機能が使えないので、不便を感じることが多々あります。


シート状に結合されているセルの数が少なければ、まだいいのですが、解除自体の処理は簡単でも、多くなると面倒でしかありません。


そこで、今回は、Excel VBAでプログラム文をつくって対応してみようと思います。


次の表を用意しております。


A5とA9とA14で結合しています。また、A14とC14は列方向で結合しています。


この結合したセルを解除するプログラム文です。

Sub 結合解除()

    Dim i As Long

    Dim j As Long

    Dim lastrow As Long

    

    lastrow = Cells(Rows.Count, "a").End(xlUp).Row

        

    For j = 1 To 3

        For i = 1 To lastrow

            If Cells(i, j).MergeCells = True Then

                Cells(i, j).UnMerge

            End If

        Next i

    Next j

End Sub


では、実行してみましょう。

アチコチにある結合されているセルを手早く解除したい

わかりやすいように、罫線の格子を設定しました。


ご覧のように、結合されていたセルが、すべて解除されていることが確認できました。


それでは、プログラム文を確認しておきましょう。


If Cells(i, j).MergeCells = True Then

Cells(i, j).UnMerge

End If


MergeCellsプロパティをつかうことで、セルが結合されているかどうかを確認することができます。


結合されていれば、Trueを返してくれます。


そして、Trueだったらば、

UnMergeメソッドで、解除することができます。

3/08/2025

Excel。LOGINV関数で、累積確率から対数正規分布を算出できます。【LOGINV】

Excel。LOGINV関数で、累積確率から対数正規分布を算出できます。

<関数辞典:LOGINV関数>

LOGINV関数

読み方: ログインバース  

分類: 互換性 

LOGINV関数

LOGINV(確率,平均,標準偏差)

累積確率から対数正規分布を算出します


3/07/2025

Excel。動画で紹介。条件付き書式を設定したセルを簡単に探すことができます。【search】

Excel。動画で紹介。条件付き書式を設定したセルを簡単に探すことができます。

<Youtube>

条件付き書式。

設定自体は簡単ですが、条件が合致しないと、設定してあるかどうか、見た目ですぐにはわかりません。


条件が合致しなければ、書式は反映されないからです。


では、どこに条件付き書式が設定されているのかを、簡単に見つける方法がありますので、それを紹介しております。

3/06/2025

Excel。時間の大小比較の結果がおかしいんです。どう対応したらいいの。【Comparison】

Excel。時間の大小比較の結果がおかしいんです。どう対応したらいいの。

<IF+TIMEVALUE関数>

次の表は、ランニング成績の表です。

時間の大小比較の結果がおかしいんです。どう対応したらいいの。

C列がスタート時間で、D列には、ゴールした時間が入力されています。


E列には、経過した時間。

=D2-C1

という数式が設定されています。


オートフィルで数式をコピーして、E5まで求めた表です。


そして、F列には、1時間以内なら○と表示する数式を設定してみました。


F2の数式は、

=IF(E2<="1:00","○","×")


オートフィルで数式をコピーしてみると、結果がおかしなことがわかります。


全部「○」になっています。


IF関数をつかっていて、論理式は、「E2<="1:00"」と、「1時間以内なら」という条件にしたはずなのですが、うまくいっていません。


「E2<="1:00"」の「”(ダブルコーテーション)」が邪魔なのかと思い、消した数式、

=IF(E2<=1:00,"○","×")

にしてみると、

エラーが表示されます。


何が原因なのでしょうか。


そこで、数式タブにある、数式の検証をつかって、確認してみましょう。


数式の検証は、数式の途中結果などの状況を確認することができるツールです。


クリックすると、数式の計算ダイアログボックスが表示されます。


検証ボタンをクリックすると、1ステップずつ、計算されます。


時間は、Execlの場合シリアル値に戻りますので、0.05となっています。


検証ボタンをさらにクリックして、進めてみると、

”1:00”は、シリアル値にかわることなく、文字として扱われていることが確認できます。


“1:00”は、文字扱いになっていますから、当然、”1:00”という文字よりも、数値の方が小さい扱いになるので、すべて「○」になってしまったというわけです。


”1:00”をどうにか、時間に変換することができれば、解決できるわけです。


そこで、登場するのが、TIMEVALUE関数です。


まずは、先程の数式に、TIMEVALUE関数を追加して修正してみます。


=IF(E2<=TIMEVALUE("1:00"),"○","×")


オートフィルで数式をコピーしてみると、正しい結果を求めることができました。


このTIMEVALUE関数は、


文字列で表示された時刻をシリアル値に変換してくれる関数です。


もし、時間を使った計算で、結果が正しくない場合には、文字になっていないか、文字になっていたら、TIMEVALUE関数をつかってみて確認してみるといいかもしれませんね。

3/05/2025

Excel。2025/1/26-2/1にCtrl+Shift+Aなどショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。【comment】

Excel。2025/1/26-2/1にCtrl+Shift+Aなどショートカットキーを紹介したFacebookページのコメントです。

<Facebookページ>

Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。

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1月26日

Excel。

Ctrl+BackSpace

アクティブセルが表示されるまで画面スクロール



1月27日

Excel。

Ctrl+Tab

ブックを切り替える



1月28日

Excel。

Ctrl+Shift+A

数式でカーソルが関数名の右にあるときに、引数名とかっこを挿入する。



1月29日

Excel。

Ctrl+Shift+C

図形などオブジェクトの書式をコピーする



1月30日

Excel。

Ctrl+Shift+F

セルのフォント設定ダイアログ ボックスを開く



1月31日

Excel。

Ctrl+Shift+G

ブックの統計情報 ダイアログ ボックスを開く



2月1日

Excel。

Ctrl+Shift+L

オートフィルターのオンとオフ

3/04/2025

Excel。複数の独立変数の回帰指数曲線の係数を求めるならLOGEST関数です。【LOGEST】

Excel。複数の独立変数の回帰指数曲線の係数を求めるならLOGEST関数です。

<関数辞典:LOGEST関数>

LOGEST関数

読み方: ログイーエスティー  

読み方: ログエスティメーション

分類: 統計 

LOGEST関数

LOGEST(既知のy,[既知のx],[定数],[補正])

複数の独立変数の回帰指数曲線の係数を算出する

3/03/2025

Excel。検索値を入力して、行方向のデータを列方向で表引きしたい【matrix】

Excel。検索値を入力して、行方向のデータを列方向で表引きしたい

<VLOOKUP+ROW関数>

行方向のデータを表引きした結果を、列方向で表示したい場合、どのようにしたら、いいのでしょうか。


次の表を用意しました。

検索値を入力して、行方向のデータを列方向で表引き

B6に3と入力したら、B7:B10にNO3のデータを表示させたいわけです。


単に、コピー貼り付けで、行列入れ替えというのも、1回だけならば、OKですが、NOを入力するたびに、そのデータを表引きしたいので、コピーだけというわけにはいきません。


やりたいことは「表引き」です。


そこで、VLOOKUP関数をつかってみることにします。


問題になるのは、3つ目の引数の「列番号」です。


では、B7に次の数式を設定します。

=VLOOKUP($B$6,$A$2:$E$4,ROW(A2),FALSE)


オートフィルで数式をコピーします。


行方向のデータを列方向に表引きすることができました。


数式を確認しておきましょう。


1番目の引数は、検索値。

B6ですが、オートフィルで数式をコピーするので、絶対参照で固定する必要がありますので、$B$6


2番目の引数は、範囲。$A$2:$E$4

こちらも、オートフィルで数式をコピーしますので、絶対参照を設定します。


次がポイントになる

3番目の引数の、列番号。


下方向に、オートフィルで数式をコピーしたときに、2~4としていきたいわけです。


列番号を求めることができるROW関数をつかえば、列番号をつくることができますので、

ROW(A2)


最後は、検索方法。完全一致なので、FALSE と設定します。

3/02/2025

Word。動画で紹介。トラブル発生!均等割り付けをしたら、文字と文字の間が空きすぎ!【Equal】

Word。動画で紹介。トラブル発生!均等割り付けをしたら、文字と文字の間が空きすぎ!

<Youtube>

Wordの均等割り付け。

範囲選択を間違えちゃうと、とんでもないことが起こってしまうのです。


なんと、行全体に広がって、文字と文字との間が、広がりすぎてしまうのです。


なんで、どうしてこうなるの。


どうしたら、この問題を解決することができるのでしょうか。


その方法をご紹介していきます。

3/01/2025

Excel。LOG10関数は10を底とする数値の対数を算出できます。【LOG10】

Excel。LOG10関数は10を底とする数値の対数を算出できます。

<関数辞典:LOG10関数>

LOG10関数

読み方: ログテン  

読み方: ベース・テン・ログ

分類: 数学/三角 

LOG10関数

LOG10(数値)

10を底とする数値の対数を算出する

2/28/2025

Excel。カレンダー。隔週ごとに手早く塗りつぶしたいけど、どうしたらいい【Every other week】

Excel。カレンダー。隔週ごとに手早く塗りつぶしたいけど、どうしたらいい

<条件付き書式+MOD+WEEKNUM関数>

次のような簡易カレンダーがあります。

隔週ごとに手早く塗りつぶし

わかりやすいように、週ごと。隔週で塗り分けたいと考えました。


では、どのようにしたら、手早く隔週で塗り分けることができるのでしょうか。


隔週という条件なので、条件付き書式をつかいます。


そこで、問題になるのが、条件式です。

隔週をどのように確認したらいいのでしょうか。


週番号を求めることができる、WEEKNUM関数というのがあります。


求めた週番号が、奇数か偶数かを求めれば、隔週で塗り分けることができそうです。


奇数か偶数かを求めるには、除算した余りを求めることができるMOD関数をつかいます。


早速、設定していきます。

A2:B16を範囲選択します。

ホームタブの条件付き書式から「新しいルール」を選択します。


新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。


「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックして、条件式を設定します。


条件式のボックスには、

=mod(weeknum($A2,1),2)


と数式を設定したら、塗りつぶしたい色を設定して、OKボタンをクリックします。


ご覧のように、隔週で塗り分けることができました。


条件式の確認をしましょう。


数式全体ですが、

=mod(weeknum($A2,1),2)


数式の最後に「=0」をつけてもいいのですが、省略しています。

=mod(weeknum($A2,1),2)


この数式が成立しているならば、「1」と算出され、TRUEという判断になります。

また、成立していないのなら「0」と算出され、FALSEという判断になります。


このため、「=0」は省略することができます。


MOD関数は、除算した余りを求めることができます。


2で除算することで、奇数か偶数かを求めることができます。

WEEKNUM関数は、週番号を求めることができます。


最初の引数は、シリアル値。日付です。

列固定の複合参照にすることで、行全体を対象にすることができます。


2つ目の引数は、「週の基準」です。


今回は、1をつかいました。1は、週の最初を日曜日として設定することができます。


用途によって、基準を変えることで、最初の曜日に対応させることができます。


このWEEKNUM関数ですが、週の基準の21をみてみると、(システム2)と表示されています。


このシステム1とシステム2の違いは何かというと、システム2は、その年の最初の木曜日を含む週をその年の第1週の場合でつかうことができるというのが、システム2です。


外資系の企業さんで使うことが多いのが、システム2のようです。


これらの関数を組み合わせてつかうことで、隔週で塗り分けることができる条件式を設定することができます。