Excel。指定した文字が含まれたものだけで合計したい
<SUMIF関数>
講義に参加した人のリストがあります。
講義名に英会話という文字が含まれている参加人数の合計を求めたいのですが、どのようにしたらいいのでしょうか。
合計値を求めるには、条件がありますので、SUMIF関数をつかいます。
ただ、どのような条件を設定したらいいのでしょうか。
というのも、講義名が単純に「英会話」なれば、英会話という条件で合計値をもとめることはできますが、「英会話初級」もあれば、「実践英会話」という講座もあります。
要するに、英会話という文字が含まれているというのが条件なわけです。
このような場合には、ワイルドカードをつかった条件にする必要があります。
では、E1をクリックして、SUMIF関数をつかった数式を設定します。
=SUMIF(A2:A7,"*"&D1&"*",B2:B7)
確定すると、47と算出することができました。
引数を確認しておきましょう。
最初の引数は、「範囲」。
次の引数の検索条件が含まれている列なので、講義名のA2:A7
2つ目の引数は、「検索条件」。
ここが今回のポイントですね。
単純に「英会話」とはできません。
そこで、ワイルドカードで「*英会話*」とすることで、英会話を含むという条件にすることができます。
D1には、英会話という文字がありますので、D1をつかうとしたら、*D1*と入力すると、*D1*という文字列を条件としてしまうので、&(アンパサンド)をつかう必要があります。
よって、検索条件は「"*"&D1&"*"」とします。
3つ目の引数は、「合計範囲」。参加人数のB2:B7を設定します。
これで、求めることができました、なお、D1に英会話という文字列がなく、直接文字列を使いたい場合の数式は、次のようになります。
=SUMIF(A2:A7,"*"&"英会話"&"*",B2:B7)

