Excel。在庫管理で使われる、主な計算式をまとめてみました。
計算式
以前紹介した、ビジネスで使う計算式が好評のようだったので、今回は、その第2弾。在庫管理で使うことがある計算式をご紹介します。
商品回転率
商品が何回転したかを把握するものですね。当然、売れ筋は、在庫期間が短いので商品回転率は高くなりますね。
商品回転率 = 年間売上高 ÷ 商品在庫高
なのですが、この商品在庫高を求める方法も紹介しておきましょう。
なお、3タイプあります。
<期首在庫高と期末在庫高の平均を商品在庫高とする>
平均商品在庫高 =( 期首商品棚卸高 + 期末商品棚卸高 ) ÷ 2
<期末在庫高を商品在庫高とする場合>
商品在庫高 = 期末商品棚卸高
<毎月の商品在庫高をもとに平均在庫高を求める>
平均商品在庫高 = 月次商品在庫高合計 ÷ 12
当然、商品回転率を日数換算にすれば、販売するために必要な期間を求めることができますね。
商品回転期間 = 365 ÷ 商品回転率
また、商品回転率が高くても、
粗利益率が低いと売れば売るほどマイナスなんてことが発生してしまうし、
その逆も、
ちっとも売れないで、死に在庫を抱えてしまう訳ですね。
こうなると今度は、在庫費用がかさんでしまう訳です。そこで、交差比率を求める必要があります。
交差比率 = 粗利益率 × 商品回転率
ということで、今回は、在庫管理を中心にご紹介しました。