1/09/2015

Excel。土日祝祭日で色を塗り分けるカレンダーを改めて作り込んでみる その1


Excel。土日祝祭日で色を塗り分けるカレンダーを
改めて作り込んでみる その1

万年カレンダーと条件付き書式


年の瀬ということもあるのかもしれませんが、カレンダーをExcelで作っているんだけど、
土日で塗り分けだけじゃなくて、祭日もわかるようにしたいとか。
2月なら28日まで表示というようにしたい。
という質問をいただきましたので、改めて、一つの作品を作り込んでいってみたいと思います。

まずは、完成はこんなカレンダーを作りたいわけです。

このような一つの作品に様々なテクニックを盛り込んでいくとExcel力が格段にアップしますので、
職業訓練やマンツーマン講習などでもやったりします。

さて、まずは、祝日の判定のために、祝日一覧を作りましょう。

ラッキーマンデーやら国民の休日やら、祭日が固定されていないので、
毎年更新する必要がありますが、
祝日だった塗りつぶすという条件付き書式の処理のためにどうしても必要になります。

そして、この表をテーブルにしましょう。来年の祝祭日を追加するなど拡張性がアップします。
では、テーブルにしてみたいと思いますので、A1をクリックして、

挿入タブのテーブルをクリックしましょう。

範囲選択をExcelがしてくれますので、OKボタンをクリックしましょう。

テーブルになりましたね。そして、このままでは使い勝手が悪いので、
テーブルに名前を付けておきましょう。

テーブルツールのデザインタブのテーブル名を祝日一覧としましょう。

つづいて、カレンダーそのものの作成にとりかかりましょう。

別のシートに移り、A1に2014。B1に12。これは、年と月を入力するセルにあたります。
また、3行目には、日付。曜日。備考という風に項目名を入力しました。
これは、用途に合わせて変えてください。

A1とB1はこのままでは、わかりにくいので、【ユーザー定義】を使って、
表示形式を変更します。
A1をクリックして、セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。

表示形式の分類のユーザー定義に合わせて、種類を0”年”と入力しましょう。
そしてOKボタンをクリックしましょう。

同じように、B1をクリックして、セルの書式設定ダイアログボックスを表示して、
表示形式の分類のユーザー定義に合わせて、種類を0”月”と入力しましょう。

そしてOKボタンをクリックしましょう。

そうしますと、セルの中身は、数値ですが、表示では2014年 12月 というように変わりましたね。直接2014年と入力してしまうと、文字になってしまい、
数式などで使えませんので、ユーザー定義は覚えておきたいテクニックですね。

では、次回はカレンダーの日付。曜日に関してのテクニックを紹介していきます。