Excel。Calender。土日祝祭日で色を塗り分ける
万年カレンダーを作り込む その5
カレンダーと条件付き書式
さて、前回に引き続き、土日祝祭日で色を塗り分ける万能カレンダーを作ってみようの第5回。
前回の第4回目で、土曜日に青系の色で塗りつぶしをするところまでご紹介してきました。
まずは、復習をかねて、
日曜日に赤系の色で塗りつぶしの設定をしていくところから再開しましょう。
条件付き書式の登場ですね。
A4:C34まで範囲選択をして、条件付き書式のルールの管理をクリックしましょう。
ルールを一つ作っておりますので、ルールの管理でもOKですね。
条件付き書式ルールの管理ダイアログボックスが表示されますので、
新規ルールのボタンをクリックしましょう。
新しい書式ルールのダイアログボックスが表示されましたら、
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、ボックスに、
=$B4="日"
と入力して書式ボタンをクリックしましょう。
セルの書式設定ダイアログボックスが表示されてきますので、
赤系を選んでOKボタンをクリックしましょう。
その後再度、OKボタンをクリックすると、日曜日にも赤系の塗りつぶしが設定できましたね。
いよいよ、祝祭日に今度はオレンジ色系の塗りつぶしを設定していきます。
まず準備として、カレンダーは2015年の5月に変えておきましょう。
条件付き書式とMATCH関数のコラボを使うことによって可能になるのですが、
MATCH関数の動きを先に確認しておきましょう。
C4をクリックして、MATCH関数のダイアログボックスを表示しましょう。
検査値には、日付を入力しますので、A4。
検査範囲には、別シートにつくってあった祝祭日一覧の日付を範囲選択します。
テーブルに設定して、テーブル名を設定してありますので、範囲選択をすると、
祝日一覧[日付]と表示されてきます。
照合の種類は、完全一致なので0(ゼロ)と入力します。
OKボタンをクリックしましょう。すると、#N/Aと表示されますが、
まずは、オートフィルハンドルを使ってC34までコピーしましょう。
この#N/Aは、どういう意味なのかというと、祝日一覧[日付]の検査範囲で見つからなかったという意味になります。すなわち、祝祭日ではないということです。
数字が表示されているセルは、祝日一覧[日付]のどこに、
その日にちがあるのかを表しております。
では、どのような発想をしたらいいのかというと、
=MATCH(A4,祝日一覧[日付],0)>0
という式で、条件付き書式を設定してあげればいいように思いますが、実は、このままでは、条件付き書式を設定することが出来ないのです。
次回は、いよいよ完成を迎えます。条件付き書式の設定から再開していきます。