Excel。Calender。土日祝祭日で色を塗り分ける
万年カレンダーを作り込む その3
カレンダーと条件付き書式
さて、前回に引き続き、土日祝祭日で色を塗り分ける万能カレンダーを作ってみようの第3回。
今回は、カレンダーの日付を入れるところから、紹介していきます。
ところで、完成はこんなカレンダーを作りたいわけです。
前回の第2回目では、自動的に末日を算出する計算方法をご紹介したところまででした。
数式は、
=IF(A4="","",IF(MONTH(A4)<MONTH(A4+1),"",A4+1))
そして、オートフィルを使って、A34の31日までコピーしました。B1を12に直しておきましょう。
今回は、A列の日付の表示方法を”年月日”から”日”に変更していくところから再開していきます。
A4:A34まで範囲選択をして、セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。
ここで、知っておくと便利なショートカットキーがありましたね。
まず、範囲選択のショートカットキーは、先頭のセルをクリックして、
Ctrl + Shift + ↓
でデータの最後までを範囲選択してくれますね。
そして、セルの書式設定ダイアログボックスは、
Ctrl + 1
ですね。この1は、テンキーではダメなので、ご注意ください。
セルの書式設定ダイアログボックスの表示形式は、
分類が日付で種類が*2001/3/14が選択されていますので、
分類をユーザー定義にして、種類を、dd"日" と入力してOKボタンをクリックしましょう。
日付の表示が
01日のように変わりましたね。ユーザー定義を使って表示形式をアレコレアレンジするのも、
Excelテクニックとしては重要なポイントの一つですよね。
dd"日"のdは、day。すなわち日にちを表すものです、
dだけだと、0(ゼロ)は表示されませんが、01と表示させたい場合は、ddとdを重ねますと、
表示することが出来ます。
次は、曜日にとりかかりましょう。
ここからの曜日の作り方が、土日祝祭日での色分けの作業を行う際に、
簡単になるかならないかの分岐点ですので、
まずは、動き方の基本である、
【セル参照 + ユーザー定義の表示形式】というテクニックを紹介しますが、
これだと、土日祝祭日での色分けの作業を行うのが初心者さんだと大変ですので、
次回効率的な方法をご紹介します。
まず、B4をクリックします。曜日も自動的に日付が変わったら曜日も変更させたいので、
=A4と入力しましょう。そう。セル参照ですね。
結果は、A4と同じ01日と表示されましたね。オートフィルハンドルを使って、
B34までコピーしましょう。ただ、これだと曜日になっていません。
ここも、セルの書式設定ダイアログボックスを表示して、
ユーザー定義の表示形式を変更していきます。
分類のユーザー定義を選び、種類はaaaと入力しましょう。OKボタンをクリックすると、
曜日に表示形式が変わりましたね。
このどこがいけないのか?というと、土日祝祭日の色分けをするために、
条件付き書式を使うのですが、どうしても、WEEKDAY関数を使わないといけない訳です。
簡単に土なら青ということが出来ないわけです。
それでは、効率的な方法を次回ご紹介いたします。
※WEEKDAY関数を使った色分け方法は、以前こちらで書いております。
Excel。WEEKDAY関数を使って土曜日に青・日曜日に赤で塗る