Excel。グラフの横軸を縦書きにならない時に、縦書きにする方法
グラフと表示形式とCtrl+J
普通にグラフを作成して、好きな大きさに出来る場合は、全く問題がないのですが、
資料作成などで、どうしても、この大きさにしたいという時、
特にグラフが小さい時に横軸が、斜めになったり、
あるいは、文字が横に寝てしまったりして、これをどうにかして縦書きにしたいという事があります。
下記のような状態ですね。
この場合、どうやったら、こんな風に縦書きにすることが出来るのか?
ということを今回は紹介していきます。
どうしても、A4縦という条件では、
グラフを小さくしなければならないことってありますので、知っていて損はないかなぁ~と。
では、折れ線グラフまで作成したとします。
さて、実はこの状態では、修正することが出来ないのです。
横(項目)軸をクリックして、デザインタブのグラフ要素が横(項目)軸になっているのを確認して
選択対象の書式設定をクリックして、軸の書式設定ダイアログボックスを表示します。
そして配置をクリックします。
文字列の方向が横書きになっていますので、変えてみましょう。
縦書きにしてみると、たしかに縦書きにはなりましたが、数字が横を向いてしまっていますよね。
これではダメです。
次は、縦書き(半角文字含む)を選択してみると
確かに、数字も縦書きにはなりましたが、10月~12月が、数字が横に並ばずに、縦書き。
やりたいのは、これなんですよね。
このように、横(項目)軸を表示するには、実は、大元の表自体を修正しないといけないのです。
A列の店舗名。
4月と入力しているのではなくて、数値が入力されていて、
表示形式のユーザー定義を使って4月と表示させると、
希望するように横(項目)軸を表示することが出来るのです。
そして、これだけでは、うまくいきません。OKをクリックして確認してみましょう。
変わっていませんよね。そこで、数値と”月”の間で改行をいれてみましょう。
A3:A14を範囲選択をして、セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。
そして、種類のボックスの0(ゼロ)の後ろにカーソルを表示して、
つまり、0と”月”の間にカーソルを表示して、
Ctrl + J
と入力します。そして、OKボタンをクリックしましょう。
これで、横(項目)軸が、数字のところが横書きで、月が改行されて、
結果、縦書きになったのが確認できましたね。
このCtrl + Jというショートカットキーは、改行を意味します。
これを入れたことによって、このように表示することができました。
逆にいうと、Ctrl + Jで改行を入れるために、A3の値を4月と入力するのではなく、
4と入力しておいて、表示形式のユーザー定義を使って、Ctrl + Jを入力したかった訳です。
資料によっては必要になるケースもあると思いますので、覚えておくといいかもしれませんね。