8/07/2015

Excel。Graph。グラフの横軸を縦書きにならない時に、縦書きにする方法


Excel。グラフの横軸を縦書きにならない時に、縦書きにする方法

グラフと表示形式とCtrl+J


普通にグラフを作成して、好きな大きさに出来る場合は、全く問題がないのですが、
資料作成などで、どうしても、この大きさにしたいという時、
特にグラフが小さい時に横軸が、斜めになったり、
あるいは、文字が横に寝てしまったりして、これをどうにかして縦書きにしたいという事があります。

下記のような状態ですね。

この場合、どうやったら、こんな風に縦書きにすることが出来るのか?

ということを今回は紹介していきます。

どうしても、A4縦という条件では、
グラフを小さくしなければならないことってありますので、知っていて損はないかなぁ~と。


では、折れ線グラフまで作成したとします。

さて、実はこの状態では、修正することが出来ないのです。

横(項目)軸をクリックして、デザインタブのグラフ要素が横(項目)軸になっているのを確認して

選択対象の書式設定をクリックして、軸の書式設定ダイアログボックスを表示します。

そして配置をクリックします。

文字列の方向が横書きになっていますので、変えてみましょう。

縦書きにしてみると、たしかに縦書きにはなりましたが、数字が横を向いてしまっていますよね。

これではダメです。


次は、縦書き(半角文字含む)を選択してみると

確かに、数字も縦書きにはなりましたが、10月~12月が、数字が横に並ばずに、縦書き。

やりたいのは、これなんですよね。

このように、横(項目)軸を表示するには、実は、大元の表自体を修正しないといけないのです。

A列の店舗名。

4月と入力しているのではなくて、数値が入力されていて、
表示形式のユーザー定義を使って4月と表示させると、
希望するように横(項目)軸を表示することが出来るのです。

そして、これだけでは、うまくいきません。OKをクリックして確認してみましょう。

変わっていませんよね。そこで、数値と”月”の間で改行をいれてみましょう。

A3:A14を範囲選択をして、セルの書式設定ダイアログボックスを表示しましょう。
そして、種類のボックスの0(ゼロ)の後ろにカーソルを表示して、
つまり、0と”月”の間にカーソルを表示して、

Ctrl + J


と入力します。そして、OKボタンをクリックしましょう。

これで、横(項目)軸が、数字のところが横書きで、月が改行されて、
結果、縦書きになったのが確認できましたね。

このCtrl + Jというショートカットキーは、改行を意味します。


これを入れたことによって、このように表示することができました。

逆にいうと、Ctrl + Jで改行を入れるために、A3の値を4月と入力するのではなく、
4と入力しておいて、表示形式のユーザー定義を使って、Ctrl + Jを入力したかった訳です。

資料によっては必要になるケースもあると思いますので、覚えておくといいかもしれませんね。