Excel。数値の間に【/】をいれて、日付にしたい時の方法をご紹介
LEFT関数・MID関数・RIGHT関数& CONCATENATE関数
前回は、【/】スラッシュを削除して、日付を数値に変換する方法をご紹介しましたが、
今回はその逆で、
数値になっているデータを【/】スラッシュを入れて日付にしちゃう方法をご紹介します。
前回と逆のことをすればいいんだと思いきや、そうでもないところがポイントになります。
今回登場するのは、LEFT関数・MID関数・RIGHT関数が活躍します。
それでは、早速紹介していきます。
下記のような表があります。
C列には、誕生日が入力されていますが、数値の状態です。
これでは、日付での計算が出来ません。
この表示形式を日付に変更しても、
9999年12月31日をこえてしまうので、######という表示になってしまいます。
ちなみに、9999年12月31日のシリアル値は、2,958,465です。
ということで、表示形式では今回は太刀打ちが出来ません。
そこで、【/】スラッシュを入れることを考えていきます。
今回は左から4ケタが西暦で揃っております。
そして、5・6ケタが月を表していて、右から2ケタが日を表していますので、
それぞれを抽出する関数を使っていくのと、その抽出したデータを再結合する必要もあります。
では、D3をクリックして、文字結合をする関数。
CONCATENATE関数ダイアログボックスを表示しましょう。
文字列1には、西暦を抽出させますので、
LEFT関数をネストしていきますので、LEFT関数ダイアログボックスを表示しましょう。
文字列には、C3を入力しましょう。
文字数は、西暦に該当する4ケタを抽出させますので、4と入力します。
CONCATENATE関数を作成途中ですから、
ここでOKボタンをクリックしてはいけませんので、注意します。
数式バーの=CONCATENATEをクリックして、
CONCATENATE関数ダイアログボックスに戻りましょう。
文字列2には、”/” スラッシュを入力します。
文字列3には、月に該当する2文字分を抽出したいので、
MID関数をネストしますので、MID関数ダイアログボックスを表示しましょう。
文字列には、C3と入力します。
開始位置は、5文字目ですから、5 と入力します。
文字数は、2桁分を抽出しますので、2 と入力します。
ここでも、CONCATENATE関数を作成途中ですから、
ここでOKボタンをクリックしてはいけませんので、注意しましょう。
それでは、CONCATENATE関数に戻りましょう。
文字列4には、”/” スラッシュを入力します。
そして最後。
文字列5には、右から2桁分を抽出させますので、
RIGHT関数をネストしますので、RIGHT関数ダイアログボックスを表示しましょう。
文字列には、C3 を入力します。
文字数は、日が2ケタですから、2と入力します。
そして、OKボタンをクリックしましょう。
あとは、オートフィルハンドルを使って数式をコピーしましょう。
これで完成しました。このように数値を日付に変換することも出来ますので、
状況によって使ってみてはいかがでしょうか?