<=rand() =lorem()>
Excelでサンプルの数値を作るときには、
RAND関数を使ったり、
あるいは、RANDBETWEEN関数を使ったりして設定をするのですが、
Wordにおいても、サンプル文書を使いたいケースというのが、
講義をしている時にはあったりします。
例えば、インデントをはじめとする、
『段落』の機能をご紹介する時などは、
どうしてもまとまった文書がほしくなるわけですね。
「ああああああああ…あああ」のように、
キーをずっと押して文字の塊を作るなんてことでも、
別にいけないわけではないのですが…
ちょっとダサい
一斉講習の時には、ある程度の文書がほしいと、講師が思っていても、受講生さんは、
何をこのあとやりたいのかは、わからないので、
人によって入力文字数もバラバラになってしまい、
伝わりにくくなることも想定されます。
そこで登場するのは、
Wordでのサンプル文書。
Excelの関数みたいに入力するのですが、ポイントは、言語バー。直接入力になっているのかを確認します。
そして次のように入力します。
=rand(3,2)
すると次のサンプル文書が挿入されます。説明をしておきましょう。
=rand(p,l)
Pは段落数を表します。
すなわち、今回は3なので、段落記号。
Enter記号が3つあるのが確認できますね。
この数値を多くすると、段落数が多い文書を挿入することが出来ます。
Lは段落の中にある、「。」の数でして行数を表しています。
ですので、
今回は、3段落を挿入し、その一つの段落は、
2行で構成されているサンプル文書を挿入するという意味になるのです。
余談ですが…
=rand.old(3,2)
と入力してみると、このように、旧バージョンのサンプル文書も表示することが出来ます。
Wordのサンプル文書は、randだけではありません。
英語のサンプル文書も挿入することが出来ます。
今度は、randの代わりに、loremとして入力します。
=lorem(3,2)
と入力してみましょう。このように今度は、英文のサンプル文書が表示されました。
外国語が苦手なので、間違っているかと思いますが、
この文書、英語ではない感じがしますね。ラテン語かなぁ~
なので、一斉講習をはじめとして、突っ込まれるとヤバいので、
Wordでのサンプル文書を行う時には、randだけご紹介しております。
ちなみに、今回ご紹介しました、
サンプル文書の挿入ですが、一斉講習の時などに、
これを『裏ワザ』なんだけど…といってご紹介すると、
だいたいウケがいいので、知っていると重宝するWordのテクニックでした。
何かの機会に使ってみてくださいね。