Access。クエリを作成してみたら二次元集計表に変更したいけどどうしたらいい?
<クロス集計クエリ>
Accessで下記のクエリを作成しました。しかしこの選択クエリでは、わかりにくいので、
縦計横計の【二次元集計表】に変更しようと思ったんだけど、
どうしたらいいの?というのが今回ご紹介する内容です。
最初から、クロス集計クエリを作成すると決めていれば、
良かったのですが、すでにクエリは作成してある訳ですね。
当然一から作成するのは面倒なんです。
では、このQ受注表をデザインビューで確認してみましょう。
まずは、必要なフィールドのみにしますので、
顧客名と商品名と金額のフィールド以外は削除しましょう。
そして、ここで、クエリの種類にある『クロス集計クエリ』をクリックします。
集計が表示され、行列の入れ替えが登場しましたね。
行列の入れ替えに次のように設定していきます。
顧客名には、行見出し。
商品名には、列見出し。
金額には、値。
先に名前をつけてクエリを保存しておきます。
今回は、『Q二次元集計表』とします。そして実行して確認してみましょう。
これで縦計横計の二次元集計表クエリに変更することが出来ました。
クロス集計クエリをクエリウィザードで作るのもいいですが、
このような方法で作成するとアレンジするときに意味がわかるので、
いいのかもしれませんね。
では、最後にクエリウィザードを使って、
クロス集計クエリの作り方を確認しておきましょう。
最初は、クエリウィザードをクリックします。
新しいクエリダイアログボックスが表示されますので、
クロス集計クエリウィザードを選択してOKボタンをクリックします。
クロス集計クエリウィザードダイアログボックスが表示されたら、
今回は、「クエリ:Q受注表」を選択して、次へボタンをクリックします。
行見出しを設定しますので、顧客名を選んで、次へボタンをクリックします。
次は、列見出しを設定しますので、商品名を選択して、
次へボタンをクリックします。
集計するのは、今回は金額の合計値ですので、
選択して、次へボタンをクリックします。
あとは、クエリ名を設定して、完了ボタンをクリックします。
今回クエリ名はそのままにしておきます。
これでクエリウィザードを使って、
クロス集計クエリを完成することができましたね。
デザインビューもついでに確認しておきましょう。
顧客名フィールドの隣に、
合計_金額という合計金額が表示されているフィールドがありましたが、
これは、最後の列に設定されているものだということがわかりますね。