Excel。チェックボックスを使ってチェック数を数える方法。Excel2013編
<チェックボックス&COUNTIF関数>
下記の表は、アンケートなどの回答欄に、チェックマークをつけた表を使ってわかりやすくしたものです。
関東出身者にチェックをいれてあるのが、C列で、
C7にチェックマークがONになっている件数が表示されています。
このような表を作成するにあたり、どのようにしたらいいのでしょうか?
D列の関西を作っていきながら、確認していきましょう。
【チェックボックスは、開発タブにある】
チェックボックスを挿入するには、どうしたらいいのでしょうか?このチェックボックスは、開発タブを表示しないと挿入することが出来ません。
開発タブの挿入にある、
「フォームコントロール」のチェックボックス(フォームコントロール)
を選択します。
図形を描くように、セル内にチェックボックスを収めるように挿入します。
チェックボックスの右に、
チェック○○というテキストも表示されてきますので、
不要ですから、削除しておきましょう。
挿入したチェックボックスをコピーするか、
繰り返して、チェックボックスを該当数分挿入しましょう。
チェックボックスをクリックすると、ONということで、
チェックマークが表示されます。
では、どのようにしたら、
ONになったチェックマークを数えることが出来るのでしょうか?
【チェックボックスのON/OFFがわかるようにする】
ONなのか?OFFなのか?を判断するには、別のセルにON・OFFの情報を表示させる必要があります。
D2のチェックボックスを右クリックして、
コントロールの書式設定をクリックしましょう。
すると、コントロールの書式設定ダイアログボックスが表示されます。
コントロールタブのリンクするセルに$F$2を設定します。
OKボタンをクリックしたら、一つ目のチェックボックスの設定は完了しましたので、
残りのチェックボックスも同じようにリンクするセルを設定していきましょう。
最後のチェックボックスは、$F$6となっています。
確認しますので、一度、すべてのチェックボックスをONにしましょう。
F列にTRUEと表示されましたね。
D3とD5のみONとして残りはOFFにしてみましょう。
OFFにすると、FALSEと表示されましたね。
なので、このTRUEの件数を算出すれば、
チェックマークの数を数えることが出来るわけです。
【COUNTIF関数で算出】
D7をクリックして、COUNTIF関数ダイアログボックスを表示しましょう。範囲は、F2:F6
検索条件はTRUE
あとは、OKボタンをクリックしましょう。
COUNTIF関数を使うことで簡単に算出することが出来ました。
注意するのは、TRUEは文字ではないので、
”TRUE”のように、ダブルコーテーションをつけないようにしましょう。
ところで、F列。
表示されていると、見栄えがよくないので、
E列と同じように見えないようにしておきましょう。
なお、E列にも同様にC列のON・OFFの結果が表示されているのですが、
次の方法で見えないようにしております。
F2:F6を範囲選択して、セルの書式設定ダイアログボックスの表示形式にある、
「ユーザー定義」を選択します。
種類を「;;;」(セミコロン×3)として、OKボタンをクリックしましょう。
結果を非表示にすることができますので、これで完成しました。
まぁ、時には、チェックボックスを使った表を作ってみると面白いですよ。