Word。傍点ってなに?ルビを設定したら行が広がって困ります。
<Word>
少しクセがある「Word」。しかしながら、レイアウトが整った綺麗な文書を作るには、「Word」を使って作ることが多いかと思います。
例えば、ルビ(ふりがな)を設定すると、行の高さ(行間)が広がってしまい、他の行と比べると、違和感が生まれてしまいます。
そこで、その違和感の解消法と、ルビと同様に行間が広がる、【傍点(ぼうてん)】についても確認していきましょう。
サンプル文書を挿入しますので、「=rand(1,3)」と入力します。
【傍点(ぼうてん)をつかってみよう】
傍点(ぼうてん)を使うことで、文書に強弱をつけることができますので、設定方法を確認していきましょう。「埋め込みコードの形式」を範囲選択します。
フォントダイアログボックスを表示します。
傍点から今回は「・」を選択します。小さいので、プレビューで確認したら、OKボタンをクリックします。
すると、「埋め込みコードの形式」の上に「・」が付いたのが確認できますね。
これが、傍点(ぼうてん)です。
文字を太字にするのではなく、強弱をつけるのに適しています。
【ルビ(ふりがな)を設定する】
「文書に適切」の「適切」にルビ(ふりがな)を設定してみます。「適切」という文字を範囲選択します。
ホームタブのフォントにある、「亜」をクリックします。
ルビダイアログボックスが表示されますので、確認してOKボタンをクリックします。
ルビ(ふりがな)が設定されました。
【腕の見せ所:行間を整える】
傍点もルビも簡単に設定することができるのですが、行間(行の高さ)が、通常の行よりも広がってしまっていることがわかります。これでは、逆に見づらいですし、レイアウトからみても綺麗ではありません。
そこで、行間を整えることで、この問題を修正していきます。
そして、ここがWordの『腕の見せ所』です。
最初に、通常の行間がどのぐらいの幅なのかを確認する必要があります。
ページ設定ダイアログボックスを表示します。
文字数と行数タブの行数のところに、「行送り」というのがあります。
今回は『18pt』になっています。
この18ptが通常の行間ということを示しています。
なので、広がった行は、この高さに戻してあげればいいわけです。
該当する行(段落)を選択します。
段落ダイアログボックスを表示します。
インデントと行間隔タブの間隔にある。
行間を「固定値」に変更します。
次に間隔を「18pt」に変更します。この18ptは先ほど確認した『行送り』と同じ数値に合わせます。
あとは、OKボタンをクリックします。
このように、行間を整えることで、行の高さのバラバラを解消することができました。
Excel同様に、Wordには様々なテクニックがありますので、覚えていくといいようですね。