12/24/2019

Word。傍点ってなに?ルビを設定したら行が広がって困ります。【Line spacing】

Word。傍点ってなに?ルビを設定したら行が広がって困ります。

<Word>

少しクセがある「Word」。
しかしながら、レイアウトが整った綺麗な文書を作るには、「Word」を使って作ることが多いかと思います。

例えば、ルビ(ふりがな)を設定すると、行の高さ(行間)が広がってしまい、他の行と比べると、違和感が生まれてしまいます。

そこで、その違和感の解消法と、ルビと同様に行間が広がる、【傍点(ぼうてん)】についても確認していきましょう。

サンプル文書を挿入しますので、「=rand(1,3)」と入力します。

【傍点(ぼうてん)をつかってみよう】

傍点(ぼうてん)を使うことで、文書に強弱をつけることができますので、設定方法を確認していきましょう。

「埋め込みコードの形式」を範囲選択します。
フォントダイアログボックスを表示します。

傍点から今回は「・」を選択します。小さいので、プレビューで確認したら、OKボタンをクリックします。

すると、「埋め込みコードの形式」の上に「・」が付いたのが確認できますね。

これが、傍点(ぼうてん)です。

文字を太字にするのではなく、強弱をつけるのに適しています。

【ルビ(ふりがな)を設定する】

「文書に適切」の「適切」にルビ(ふりがな)を設定してみます。

「適切」という文字を範囲選択します。

ホームタブのフォントにある、「亜」をクリックします。

ルビダイアログボックスが表示されますので、確認してOKボタンをクリックします。

ルビ(ふりがな)が設定されました。

【腕の見せ所:行間を整える】

傍点もルビも簡単に設定することができるのですが、行間(行の高さ)が、通常の行よりも広がってしまっていることがわかります。

これでは、逆に見づらいですし、レイアウトからみても綺麗ではありません。
そこで、行間を整えることで、この問題を修正していきます。

そして、ここがWordの『腕の見せ所』です。

最初に、通常の行間がどのぐらいの幅なのかを確認する必要があります。
ページ設定ダイアログボックスを表示します。

文字数と行数タブの行数のところに、「行送り」というのがあります。

今回は『18pt』になっています。
この18ptが通常の行間ということを示しています。

なので、広がった行は、この高さに戻してあげればいいわけです。

該当する行(段落)を選択します。
段落ダイアログボックスを表示します。

インデントと行間隔タブの間隔にある。

行間を「固定値」に変更します。

次に間隔を「18pt」に変更します。この18ptは先ほど確認した『行送り』と同じ数値に合わせます。

あとは、OKボタンをクリックします。

このように、行間を整えることで、行の高さのバラバラを解消することができました。

Excel同様に、Wordには様々なテクニックがありますので、覚えていくといいようですね。