Excel。複数条件で平均値を算出するならAVERAGEIFS関数で解決できます。
<AVERAGEIFS関数>
平均値を算出するならば、「AVERAGE関数」。
単一条件(条件が一つだけ)で平均値を算出したいとなれば、「AVERAGEIF関数」。
そして、複数条件で平均値を算出するならば「AVERAGEIFS関数」ですね。
複数なので、「S」がつくと覚えておくといいですね。もし、覚えるのが大変という人は、AVERAGEIF関数は、覚えなくても、AVERAGEIFS関数でも、単一条件も算出することができます。
AVERAGEIFS関数の基本情報を確認しておきます。
AVERAGEIFS関数の読み方は「アベレージイフエス/アベレージイフス」です。
カテゴリーとしては、「統計」に所属しています。
AVERAGEIFS関数の引数も確認しておきましょう。
AVERAGEIFS (平均対象範囲,条件範囲1,条件1,…)
ちなみに、条件の数ですが、127個まで追加することが出来ます。
それでは、動きを確認しておきましょう。
F2には、A1:C11の表を使って、2022/1/1以降の新宿店の平均値を算出する場合の数式を、つくりました。
その数式が、
=AVERAGEIFS(C2:C11,A2:A11,">="&E1,B2:B11,E2)
AVERAGEIF関数と違うところは、引数の順番ですね。
最初の引数が、平均対象範囲なので、そこだけ注意すれば、問題はあまりないように思えます。
頻度の高い関数の一つですが、アイディアで色々使える関数でもあります。
関数初心者の人も早めに抑えておきたい関数ですね。