6/18/2021

Excel。単一条件で平均値を算出するならAVERAGEIF関数の出番です【function:AVERAGEIF】

Excel。単一条件で平均値を算出するならAVERAGEIF関数の出番です

<AVERAGEIF関数>

平均値を算出するならば、「AVERAGE関数」。

そして、単一条件(条件が一つだけ)で平均値を算出したいとなれば、「AVERAGEIF関数」の登場となるわけですね。


AVERAGEIF関数も、実務でお馴染みの関数になりました。


AVERAGEIF関数の基本情報を確認しておきましょう。

AVERAGEIF関数の読み方は「アベレージイフ」です。

カテゴリーとしては、「統計」に所属しています。


AVERAGEIF関数の引数も確認しておきましょう。

AVERAGEIF (範囲,条件,[平均対象範囲])


ポイントは、最初の引数は、2番目の引数の条件が含まれている範囲となっているのが、わかりにくいところですね。

範囲ではなくて、条件が含まれている範囲としてくれるといいのですが。


では、実際に次の表を使って確認しておきましょう。


F2には、2022/1/1より前の販売日の売上高の平均値を算出しています。


F2の数式は、

=AVERAGEIF(A2:A11,"<2022/1/1",C2:C11)

2番目の引数の条件が、「”(ダブルコーテーション)」で囲われていることがポイントですね。

直接条件を設定する時は、イメージしやすいのですが、セル参照型で、比較演算子を使うときは、もう一つポイントがあります。


では、F5の数式を確認してみましょう。


=AVERAGEIF(A2:A11,"<"&E5,C2:C11)


比較演算子だけが、「”(ダブルコーテーション)」で囲っています。

そして、「&(アンパサンド)」でセル名と結合させて使用します。


AVERAGEIF関数以外にも、~IF関数や~IFS関数がありますが、比較演算子とセル参照を組み合わせる場合には、注意するポイントがありますので、注意したいところですね。