Excel。単一条件で平均値を算出するならAVERAGEIF関数の出番です
<AVERAGEIF関数>
平均値を算出するならば、「AVERAGE関数」。
そして、単一条件(条件が一つだけ)で平均値を算出したいとなれば、「AVERAGEIF関数」の登場となるわけですね。
AVERAGEIF関数も、実務でお馴染みの関数になりました。
AVERAGEIF関数の基本情報を確認しておきましょう。
AVERAGEIF関数の読み方は「アベレージイフ」です。
カテゴリーとしては、「統計」に所属しています。
AVERAGEIF関数の引数も確認しておきましょう。
AVERAGEIF (範囲,条件,[平均対象範囲])
ポイントは、最初の引数は、2番目の引数の条件が含まれている範囲となっているのが、わかりにくいところですね。
範囲ではなくて、条件が含まれている範囲としてくれるといいのですが。
では、実際に次の表を使って確認しておきましょう。
F2には、2022/1/1より前の販売日の売上高の平均値を算出しています。
F2の数式は、
=AVERAGEIF(A2:A11,"<2022/1/1",C2:C11)
2番目の引数の条件が、「”(ダブルコーテーション)」で囲われていることがポイントですね。
直接条件を設定する時は、イメージしやすいのですが、セル参照型で、比較演算子を使うときは、もう一つポイントがあります。
では、F5の数式を確認してみましょう。
=AVERAGEIF(A2:A11,"<"&E5,C2:C11)
比較演算子だけが、「”(ダブルコーテーション)」で囲っています。
そして、「&(アンパサンド)」でセル名と結合させて使用します。
AVERAGEIF関数以外にも、~IF関数や~IFS関数がありますが、比較演算子とセル参照を組み合わせる場合には、注意するポイントがありますので、注意したいところですね。