6/09/2021

Excel。文字列を「0(ゼロ)」として平均値を算出したいならAVERAGEA関数で決まり【function:AVERAGEA】

Excel。文字列を「0(ゼロ)」として平均値を算出したいならAVERAGEA関数で決まり

<AVERAGEA関数>

AVERAGE関数の兄弟のようなAVERAGEA関数。

「A(エー)」のあるなしの違いですが、次のようなデータで、平均値を算出したい場合は、とても効果抜群なのがAVERAGEA関数です。


B7の数式は、

=AVERAGE(B2:B6)

B5の「欠席」データは、文字列なので、算出対象外ということになりますので、データの件数は4件という扱いになり、4で除算することになるわけです。


ところが、欠席だろうが、人数の平均を求めたい時など、文字データも含めて算出したことがあります。

C7の数式を確認しておきましょう。

=AVERAGEA(C2:C6)

AVERAGEA関数は、文字データを「0(ゼロ)」として、算出対象として平均値を算出してくれます。


このように、文字列の扱いをどうするのかによって、AVERAGE関数なのか、AVERAGEA関数なのか使い分ける必要があります。


AVERAGEA関数の基本情報を確認しておきます。

AVERAGEA関数の読み方は「アベレージエー」です。

カテゴリーとしては、「統計」に所属しています。


AVERAGEA関数の引数も確認しておきましょう。

AVERAGEA (数値1[,数値2]…)

このAVERAGEA関数の一番の注意点は、AVERAGE関数と間違って使わないようにすることですね。