1/24/2023

Excel。OR条件の最大値はMAXIFS関数ではなくてDMAX関数をつかいます。【max at OR】

Excel。OR条件の最大値はMAXIFS関数ではなくてDMAX関数をつかいます。

<DMAX関数>

条件付きの最大値を算出するには、MAXIFS関数をつかうと手早く算出することができます。


ただ、次のような場合は、MAXIFS関数では対応できません。


クラスがAまたはCの最高ポイントを算出したいわけです。


このような「または」という条件なので、「OR条件」となるわけですが、OR条件をつかってMAXIFS関数を使うことはできません。


そこで、DMAX関数をつかうことで、手早く算出することができます。


C11には、次の数式を設定しています。

=DMAX(A1:C8,C1,A10:A12)


これで、AまたはCの最大値を算出することができました。


DMAX関数の引数を確認しておきましょう。

最初の引数は、データベース。要するに表ですね。

なので、A1:C8を設定します。なお、見出し行も含める必要があります。


2つ目の引数は、フィールドですね。抽出したい見出し名になりますので、C1のポイントです。


最後の引数は、条件です。A10:A12を設定します。


なお、DMAX関数をはじめとする、D系のデータベース系関数は、条件を別のところに用意する必要があります。