Excel。OR条件の最大値はMAXIFS関数ではなくてDMAX関数をつかいます。
<DMAX関数>
条件付きの最大値を算出するには、MAXIFS関数をつかうと手早く算出することができます。
ただ、次のような場合は、MAXIFS関数では対応できません。
クラスがAまたはCの最高ポイントを算出したいわけです。
このような「または」という条件なので、「OR条件」となるわけですが、OR条件をつかってMAXIFS関数を使うことはできません。
そこで、DMAX関数をつかうことで、手早く算出することができます。
C11には、次の数式を設定しています。
=DMAX(A1:C8,C1,A10:A12)
これで、AまたはCの最大値を算出することができました。
DMAX関数の引数を確認しておきましょう。
最初の引数は、データベース。要するに表ですね。
なので、A1:C8を設定します。なお、見出し行も含める必要があります。
2つ目の引数は、フィールドですね。抽出したい見出し名になりますので、C1のポイントです。
最後の引数は、条件です。A10:A12を設定します。
なお、DMAX関数をはじめとする、D系のデータベース系関数は、条件を別のところに用意する必要があります。