11/01/2023

Excel。OR条件で行単位の塗りつぶしを手早く条件付き書式で設定したい【conditional formatting】

Excel。OR条件で行単位の塗りつぶしを手早く条件付き書式で設定したい

<条件付き書式+OR関数>

OR条件だからといって、条件付き書式の条件を複数設定すれば、問題なく設定することができますが、同じような条件付き書式の設定を繰り返すのは面倒です。


例えば、次のような表

OR条件で行単位の塗りつぶし

地区が「東京」と「関東」の場合、行単位で塗りつぶしをしたいとします。


そこで、条件式にOR関数をつかって条件式をつくれば、手早くOR条件に対応した条件付き書式を設定することができます。


今回は、行単位で設定したので、条件式を設定する必要があります。


A2:C7を範囲選択します。


ホームタブの条件付き書式にある「新しいルール」をクリックします。


新しい書式ルールダイアログボックスが表示されます。


「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。


条件式を設定します。

=or($B2="東京",$B2="関東")

と入力したら、書式ボタンをクリックします。


塗りつぶしの色を設定したら、OKボタンをクリックして完成です。


では、設定した条件式を確認しておきましょう。


=or($B2="東京",$B2="関東")


OR関数をつかっていますが、IF関数はつかっておりません。


なんで、IF関数をつかっていないのかというと、OR関数の引数内の条件が満たされていれば「TRUE」。

満たされていなければ「FALSE」と判断されます。

TRUEというのは、条件が合致したということなので、塗りつぶされるというわけです。


そのため、OR関数単独の条件式で十分というわけです。