11/17/2023

Excel。FORECAST.LINEAR関数で、単回帰分析における予測値を算出できます。【regression analysis】

Excel。FORECAST.LINEAR関数で、単回帰分析における予測値を算出できます。

<FORECAST.LINEAR関数>

2つのデータの間に、直線の相関があるとします。

ざっくりいうと、Aが増えればBも増えるような、関係性があるデータ。


そのようなデータがある時には、FORECAST.LINEAR関数をつかうことで、予測値を算出することができますので、確認しておきましょう。


データを用意しました。

FORECAST.LINEAR関数

 

B列に来店客数。C列に売上高が入力してあります。


この来店客数っと売上高には、来店客数が増えれば、売上高も上がるという関係性にあります。


そこで、F2に来店客数が200だった場合、売上高の予測値を算出したい場合に、FORECAST.LINEAR関数をつかうことで、手早く算出することができます。


F3に、

=FORECAST.LINEAR(F2,C2:C8,B2:B8)

と数式を設定すると、802.6と算出されました。


では、FORECAST.LINEAR関数の引数を確認しておきます。


最初の引数は、「x」。

予測するyに対するxの値です。

この値の時の予測値を算出したいわけです。


2番目の引数は、「既知のy」。

yの値を指定します。

なおyの値は、従属変数です。


3番目の引数は、「既知のx」。

xの値を指定します。

なおxの値は、独立変数です。