12/28/2023

Excel。重複しているデータがわかるように、「重複」という文字を表示させたい【overlapping】

Excel。重複しているデータがわかるように、「重複」という文字を表示させたい

<IF+COUNTIF関数>

データに重複しているものがあれば、データタブの「重複の削除」をつかうと、データは削除されてしまいます。


また、条件付き書式の「セルの強調表示ルール」にある「重複する値」をつかうことで、塗りつぶしたりすることで、重複を確認することができます。


今回は、重複している場合、「重複」という文字を表示するには、どのようにしたらいいのかを紹介します。

=IF(COUNTIF($B$2:B2,B2)>=2,"重複","")

B列に担当者名が入力されています。

重複されていることがわかった時点で、C列に「重複」を表示したいわけです。


重複は2件以上という意味なので、全体の中で、そのデータが何件あるのかがわかれば、いいわけですね。


何件あるのかということですから、使用する関数は、COUNTIF関数をつかうと対応することができます。


C2にCOUNTIF関数をつかった数式を設定します。

=IF(COUNTIF($B$2:B2,B2)>=2,"重複","")


あとは、オートフィルで数式をコピーすれば、完成です。

重複しているデータには、重複という文字が表示されていることが確認できます。


では、数式の説明です。

最初のIF関数は、条件に合致したら、「重複」。

それ以外は「空白」を表示させるための関数です。


メインの関数がCOUNTIF関数です。

COUNTIF($B$2:B2,B2)>=2


最初の引数は、範囲です。

始点を絶対参照にすることで、オートフィルで数式をコピーすることで、対象範囲を拡張することができます。


2番目の引数は、検索条件です。

自分自身が何件あるのかを確認させます。


その結果が、2以上なら重複しているわけなので、重複と表示させることができるというわけです。