2/09/2024

Excel。見積書や請求書の単価×数量で表示される0(ゼロ)を消すにはどうするの【hide 0】

Excel。見積書や請求書の単価×数量で表示される0(ゼロ)を消すにはどうするの

<IF関数>

IF関数は、条件分岐で使用しますが、100点以上なら○でそうでなければ×というような場合以外にも、エラーに対応する場合には、使用します。


そして、エラーは表示されていないけど、その結果はどうなの?という場合もあります。


用意したのは見積書です。

0(ゼロ)を消す

 

E4には、単価×数量で金額を算出する、C4*D4という数式を設定しました。


E4は、きちんと算出結果である金額が算出されています。


その数式を、E8までオートフィルで数式をコピーすると、E5:E8まで「0(ゼロ)」と表示されてしまいます。


これは、C列とD列にデータがないのが原因です。

数値がないセルを0という数値が入力されていると考えて、Excelは算出しますので、E5:E8には0と表示されているというわけです。


表示されていてもいいケースなら、別にこれでOKですが、見積書や請求書をはじめ、第三者がみるような資料の場合、あまり、お勧めできる結果ではありません。


この0をどのようにしたら表示しないようにできるのかというわけです。


そこで、登場するのがIF関数というわけです。


E4の数式を次のように修正します。


=IF(C4="","",C4*D4)

オートフィルで数式をコピーします。

すると、0が表示されなくなりました。


今回は、C列の単価が未入力ならば、データがないものとして、条件に使用しましたが、A列のNOが空白ならば、A列を使うほうがいいですね。


要するに、入力されていなければ、空白そうでなければ、単価×数量を算出すると、条件分岐するIF関数と組み合わせることで対応できます。