Excel。平均時速は、AVERAGE関数ではなく調和平均のHARMEAN関数をつかいます
<HARMEAN関数>
速度など単位あたりの平均を算出するには、HARMEAN関数をつかって調和平均で算出する必要があります。
B2には、行きは徒歩だったので、時速4キロでした。
B3には、帰りは車だったので、時速40キロでした。
往復の平均時速を算出したいわけなので、B5には、HARMEAN関数をつかった数式を設定します。
=HARMEAN(B2:B3)
これで、平均時速を算出することができました。
単純に、4と40の平均で算出してしまうと、時速22キロになってしまいます。
では、検算してみましょう。仮に往復はそれぞれ10キロだったとしてみます。
B8には、徒歩の時間を算出しました。10キロで時速4キロです。
=10/B2
B9には、車の時間を算出します。10キロで時速40キロです。
=10/B3
往復は20キロで、所要時間は、2.75です。
なので、
=20/B10
その結果が、B11に算出されています。
B5と合致したことが確認できました。