4/14/2024

Excel。VBA。太い外枠と格子の罫線をたった2行で手早く設定できます。【ruled line】

Excel。VBA。太い外枠と格子の罫線をたった2行で手早く設定できます。

<Excel VBA:BorderAroundメソッド>

表を作成するたびに、外側は、太い外枠。

そして内側は、格子を設定するのは、単純作業ですが、面倒です。


そこで、Excel VBAをつかってプログラムをつくってみます。


Sub 罫線太い外枠と格子()

    Range("b2").CurrentRegion.Borders.LineStyle = True

    Range("b2").CurrentRegion.BorderAround Weight:=xlThick

End Sub


あとは、実行して確認します。


たった2行ですが、太い外枠と格子を設定することができました。


では、プログラム文を確認します。


格子を設定しているのが、1行目です。

Range("b2").CurrentRegion.Borders.LineStyle = True


CurrentRegionプロパティは、B2を始点として連続するセルを表と判断するプロパティです。

これで、表全体を範囲選択することができます。


Borders.LineStyle = True

Bordersは、罫線を意味します。


LineStyle = True は、格子を設定します。


ちなみに、LineStyle = False とすれば、格子を削除することができます。


つまり、「枠なし」にすることができます。


2行目が、外側の太い外枠です。

Range("b2").CurrentRegion.BorderAround Weight:=xlThick

BorderAroundメソッドは、外枠の設定を行います。


Weight:=xlThick で、線を太くする設定をしております。