10/05/2024

Excel。1行おきに塗り分けた表をつくりたい。【Every other line】

Excel。1行おきに塗り分けた表をつくりたい。

<Youtube>

テーブル機能をつかうほどでもないけど、見やすい表をつくりたい。

そこで、条件付き書式をつかって、1行おきに塗り分ける方法をご紹介しております。

今回使用する関数は、MOD関数とROW関数。

MOD関数は除算した余りを算出します。

ROW関数は行番号を算出します。


そして、条件付き書式と組み合わせることで、1行おきに塗る分けることができます。

10/04/2024

Excel。FILTER関数で必要な列だけを抽出するには【Columns】

Excel。FILTER関数で必要な列だけを抽出するには

<FILTER関数>

表から必要な列だけを手早く抽出するには、HSTACK関数などがありますが、今回は、FILTER関数をつかった場合、必要な列だけ抽出するやり方を紹介します。


FILTER関数は、名前の通り、表から条件に合ったデータを抽出できる関数です。


次の表を用意しました。


A列の商品名とD列E列の10月と11月だけを抽出した表をつくりたいとします。


見出しは用意したとして、つくっていきます。


A10にFILTER関数をつかった数式を設定しました。

=FILTER(A2:F5,{1,0,0,1,1,0})


これで、商品名と10月・11月の列だけを抽出することができました。

引数を確認してみましょう。


最初の引数が、配列。範囲のことなので、A2:F5

次の引数が、含む。なのですが、FILTER関数の{1,0,0,1,1,0}は何を意味しているのでしょうか。

FILTER関数で必要な列

7行目に1と0を入力して、わかりやすくしました。


単純に、1ならば、抽出対象とする。0ならば、抽出対象にしないという意味です。


それぞれを「,(カンマ)」で区切ってあげることで、設定することができます。


なお、この1と0は、1が「TRUE」で0が「FALSE」の意味です。


列が増えると、設定するのが、少し大変なので、単純に必要な列だけを抽出するならば、HSTACK関数でもいいように思えます。

10/03/2024

Excel。IMSUB関数で複素数の差を算出できます。【IMSUB】

Excel。IMSUB関数で複素数の差を算出できます。

<関数辞典:IMSUB関数>

IMSUB関数

読み方: アイエムサブ  

読み方: イマジナリーサブトラクト

分類: エンジニアリング 

IMSUB関数

IMSUB(複素数1,複素数2)

複素数の差を算出する

10/02/2024

Excelのショートカットキー。Shiftキーと矢印キーを紹介【shortcut】

Excelのショートカットキー。Shiftキーと矢印キーを紹介

<Ctrl+Shiftキー+Functionキー>

作業効率もUPする、知っていると便利なショートカットキー。

Excelのショートカットキー。

Excelのショートカットキー

なお、Excelのバージョンによって多少変わります。


Shift+↑

選択範囲を 1 セルずつ上に拡張する。



Shift+→

選択範囲を 1 セルずつ右に拡張する。



Shift+↓

選択範囲を 1 セルずつ下に拡張する。



Shift+←

選択範囲を 1 セルずつ左に拡張する。

10/01/2024

Excel。フリガナから索引をつくるのに、濁音を除きたいけど、どうしたらいい【index】

Excel。フリガナから索引をつくるのに、濁音を除きたいけど、どうしたらいい

<JIS+LEFT+ASC+PHONETIC関数>

名簿など索引をつくりたいとします。

そして、ア行の索引には、インデックスで「ア」というようにしたいのですが、濁音をどのようにしたらいいのか、困ることがあります。


次の名簿を見てみましょう。

フリガナから索引

C列には、PHONETIC関数をつかって、フリガナを表示しています。


D列には、

=LEFT(PHONETIC(B2),1)

という数式を設定して、オートフィルで数式をコピーしています。


=LEFT(PHONETIC(B2),1)

とすることで、フリガナの1文字目を表示することができます。


さて、ここで、D4には「ガ」と表示されています。


これだと、「カ」ではないので、「カ」として、まとめることができません。


どのようなことかというと、D列を昇順で並べ替えてみるとわかります。


文字コードで、カとガは異なっています。

そのため、並べ替えると、ガはカの後になってしまいます。


このような濁音や半濁音に対応するにはどのようにしたらいいのでしょうか。


数式を修正しました。

=JIS(LEFT(ASC(PHONETIC(B2)),1))


これで、濁音・半濁音を除くことができます。


数式の仕組みはいたってシンプルです。


JIS関数は、半角を全角にする関数です。


LEFT関数は、文字列の左側から指定した文字数を抽出する関数です。


ASC関数は、全角を半角にする関数です。


PHONETIC関数は、文字情報のフリガナ情報を表示する関数です。


PHONETIC関数で抽出した文字列をASC関数で半角にします。

半角にすることで、「カ」と「゛」にわけることができます。


LEFT関数で、左から1文字目を抽出するので、半角の「カ」が抽出されます。


半角なので、全角に戻しますので、JIS関数をつかいます。


ただし、この方法には、注意点があります。


ふりがなの設定が、「ひらがな」になっていると、対応することができませんので、その場合は、一度、「ひらがなの設定ダイアログボックス」で、全角カタカナにします。