Excel。半角文字を全角に変換するのがJIS関数です。
<関数辞典:JIS関数>
JIS関数
読み方: ジス
分類: 文字列操作
JIS(文字列)
半角文字を全角に変換する
Excel・Word・PowerPoint・Accessのテクニックや研修ネタ・テキストを紹介しております。主に、講義先や現場レベルで質問があったものを中心に書いております。
その中で、横浜市ならば、行全体を塗りつぶしたいのですが、どのようにしたらいいのでしょうか。
横浜市ならば、塗りつぶすということは、条件付き書式をつかって対応します。
あと、問題になってくるのが、条件式です。
どのような条件式を作ればいいのでしょうか。
横浜市ならばということですから、横浜市をどのように確認させるかということになります。
ただ、住所の列は、横浜市 だけではなく、都道府県を含め、市区町村などもすべて含まれているデータです。
横浜市 という条件。
つまり完全一致のデータではなく、部分一致の条件式をどのように作るのかというのが、ポイントになるわけです。
さて、部分一致ということならば、「ワイルドカード」をつかいたくなりますが、今回は、文字を検索する「FIND関数」だけをつかって、対応していきます。
A2:B6を範囲選択します。
ホームタブの条件付き書式にある、「新しいルール」をクリックします。
=FIND("横浜市",$B2)
あとは、書式ボタンをクリックして、セルを塗りつぶす色を設定します。
OKボタンをクリックして、完成です。
では、条件式を確認しておきます。
=FIND("横浜市",$B2)
FIND関数は、セル内に、最初の引数で設定した文字が最初に出てくる文字数を返す。
すなわち、含まれているかを確認することができる関数です。
最初の引数は、「横浜市」と設定します。
2つ目の引数で、検索対象のセルを設定します。
また、列固定の複合参照にすることで、行全体を対象にすることができます。
行全体を塗りつぶすことができるというわけです。
作業効率もUPする、知っていると便利なショートカットキー。
なお、Excelのバージョンによって多少変わります。
F1
ヘルプを表示します。
F2
アクティブなセルを編集する
F3
[名前の 貼り付け ] ダイアログ ボックスを表示
F4
直前の動作を繰り返す
数式作成時は絶対参照・複合参照を設定
F5
ジャンプダイアログボックスが表示されます
天気予報で、一日の温度の推移などでつかっている、「マーカー内ラベル折れ線グラフ」。
マーカー内ラベル折れ線グラフをつくるには、どのようにしたらいいのでしょうか。
その方法を、紹介しております。
大きな表などを集計するには、ピボットテーブルをつかうことで、手早く集計することができます。
そのピボットテーブルで、順位も合わせて、手早く求めることができるようになっています。
元になるデータです。
テーブルまたは範囲からのピボットテーブルダイアログボックスが表示されます。
ダイアログボックスは、そのままOKボタンをクリックします。
新しいシートが追加され、右側には、ピボットテーブルのフィールド作業ウィンドウが表示されます。
値のレイアウトボックスには、「売上金額」を2つ設定します。
「合計/売上金額2」のC4をクリックします。
ピボットテーブル分析タブのフィールドの設定をクリックします。
値フィールドダイアログボックスが表示されます。
計算の種類タブ に変更します。
計算の種類を「降順での順位」にします。
あとは、OKボタンをクリックします。
これで、手早く集計と順位を求めることができました。
ISTEXT関数
読み方: イズテキスト
分類: 情報
ISTEXT(テストの対象)
対象が文字列の場合にTRUEを返す
Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。
12月8日
Excel。
Ctrl+9
選択した行を非表示にする。
12月9日
Excel。
Ctrl+0
選択した列を非表示にする。
12月10日
Excel。
Ctrl+;
今日の日付を入力する(セミコロン)
12月11日
Excel。
Ctrl+:
現在時刻を入力する(コロン)
12月12日
Excel。
Ctrl++
セルの挿入ダイアログ ボックスを表示する
12月13日
Excel。
Ctrl+-
セルの削除ダイアログ ボックスを表示する
12月14日
Excel。
Ctrl+*
セルの周囲の現在の選択範囲を選択
大きなデータを取り扱うことがあるAccess。
集計するのに、Excelのピボットテーブルのような集計をする場合に、クロス集計クエリというクエリがあります。
クエリデザインでつくってもいいのですが、ウィザードが用意されていますので、今回は、クロス集計クエリウィザードをつかって、クロス集計を作ってみようと思います。
用意したテーブルです。
作成タブの「クエリウィザード」をクリックします。
新しいクエリダイアログボックスが表示されます。
「Microsoft Accessのセキュリティに関する通知」ダイアログボックスが表示された場合は、開くボタンをクリックします。
クロス集計クエリウィザードが表示されます。
選択したら、次へボタンをクリックします。
設定が終わりましたら、次へボタンをクリックします。
設定が終わったら、次へボタンをクリックします。
なお、集計値を表示するに☑をいれると、データの合計値のフィールドを用意することができます。合計値が不要な場合は、チェックをはずします。
設定が終わりましたら、次へボタンをクリックします。
これでクロス集計クエリが完成しました。
このフィールドが不要でしたら、チェックを外すという仕組みです。
このように、ウィザードをつくると手早く、クロス集計クエリをつくることができます。
同じデータが繰り返すので、繰り返すのがわかるように「〃」という文字に置換したい。
このリクエストを叶えるには、IF関数とCOUNTIF関数を組み合わせて数式をつくることで、対応することができます。
ちなみに、「〃」は、「おなじ」という読みで変換できます。
ただし、レコードからみると、このような置換はオススメできませんが、このような方法を使えば、できるというわけです。
ISREF関数
読み方: イズリファレンス
分類: 情報
ISREF(テストの対象)
対象がセル参照の場合にTRUEを返す
分析の一つのデータに「最頻値」というのがあります。
最頻値は、データ内で一番多くあるデータです。
その最頻値を求めるには、MODE.SNGL関数というのが用意されています。
では、次のデータで、一番多い都道府県名を求めてみましょう。
=MODE.SNGL(B2:B16)
ところが、#N/Aというエラーが表示されてしまいました。
原因は、どこにあるのでしょうか。
数値1・数値2…となっています。
つまりMODE.SNGL関数は数値ならば、最頻値を求めることができるのですが、都道府県名という文字列では、最頻値を求めることができません。
ピボットテーブルをつかうのもいいのですが、今回は関数で対応していきます。
=UNIQUE(B2:B16)
UNIQUE関数は、データから重複を除いた、一意のデータを抽出することができる関数です。
まずは、重複を除いた一意のデータを抽出します。
UNIQUE関数は、スピル機能対応の関数なので、D3以降は、ゴーストが発生します。
よって、オートフィルで数式をコピーする必要はありません。
続いて、件数を求めます。
単一条件の件数を求めるので、COUNTIF関数をつかいます。
E2をクリックします。
=COUNTIF(B2:B16,D2#)
スピル機能対応の設定にしましたので、ゴーストが発生します。
引数の最初の範囲は、B2:B16
2つ目の引数は、検索条件。
D2#とします。
「#」は、範囲内の1件という意味です。
これで、最頻値を求めることができました。
ただ、できることならば、件数が多い順にしたいわけですが、一つの表ではないので、件数を降順にするわけにはいきません。
そこで、SORT関数をつかって、新たに表を作ります。
これで、件数が降順のリストをつくることができました。
最頻値は、千葉県であることが、よりわかりやすくなりました。
このSORT関数もスピル機能対応の関数なので、オートフィルで数式をコピーする必要はありません。
引数も確認しておきましょう。
最初の引数は、配列。D2:E7を設定します。
2つ目の引数は、「並べ替えインデックス」。
どの列で並べ替えるのかということなので、2列目ですから、2と設定します。
3つ目の引数は、「並べ替え順序」。
降順にしたいので、「-1」で設定します。
4つ目の引数は、「並べ替え基準」。
行で並べ替えをしますので、FALSEで設定します。
新しく追加された関数を組み合わせてつかうことで、文字列の最頻値を求めることができました。
今回は関数という条件をつけましたが、ピボットテーブルをつかえば、もっと手早く求めることができます。
ISPMT関数
読み方: アイエスピーエムティー
読み方: イズ・ペイメント
分類: 財務
ISPMT(利率,期,期間,現在価値)
元利均等返済における指定期間の利息を算出します。
VLOOKUP関数で、検索する範囲に該当するデータが無い場合、「#N/A(ノーアサイン)」というエラーが表示されてしまいます。
エラーがでたら、数式を削除して、またコピーするなんてしていたら、面倒で仕方がありません。
そこで、IF関数とVLOOKUP関数を組み合わせて、#N/Aを表示させないようにしてもいいのですが、もっと手早く対応することができる関数があります。
それが、IFERROR関数です。
データを貼り付けや、読み込んだところ、メールアドレスやWebサイトのURLなどにハイパーリンクの設定が自動的にされてしまうことがあります。
次のような状態です。
また、何かの拍子に、クリックしてしまう恐れもあります。
そのため、一括解除やセル範囲を指定して、ハイパーリンクを削除したいわけです。
そこで、今回は、Excel VBAをつかった対応方法をご紹介します。
Sub ハイパーリンク削除()
ActiveSheet.Hyperlinks.Delete
End Sub
たったこれだけですが、削除することができます。
実行してみましょう。
シートのアチラコチラに、ハイパーリンクが設定されているときには、この方法で対応することができます。
ActiveSheet.Hyperlinks.Delete
HyperlinksコレクションのDeleteメソッドでハイパーリンクのみを削除することができます。
なので、次のように、ActiveSheetをRangeなどの範囲に変えることで、セル範囲でのハイパーリンクの削除をすることができます。
Sub ハイパーリンク削除()
Range("a2:a5").Hyperlinks.Delete
End Sub
では、実行してみましょう。
A6のハイパーリンクは削除されずに残ったままになっています。
なお、ハイパーリンクの書式。青い文字で下線 は残したまま、つまり書式を残したままハイパーリンクだけを削除したい場合には、
Range("a2:a5").ClearHyperlinks
とすることで、対応できます。
Facebookページに書いた、Excelの豆知識(Trivia)です。
12月1日
Excel。
Ctrl+1
セルの書式設定ダイアログボックスを表示する
12月2日
Excel。
Ctrl+2
セルを太字にする
12月3日
Excel。
Ctrl+3
セルを斜体にする
12月4日
Excel。
Ctrl+4
セルに下線を引く
12月5日
Excel。
Ctrl+5
セルに打ち消し線を引く
12月6日
Excel。
Ctrl+6
オブジェクトを非表示にする。
リボンの図やグラフが使えなくなります。
12月7日
Excel。
Ctrl+8
アウトライン記号の表示と非表示を切り替える。
ISOWEEKNUM関数
読み方: アイエスオーウィークナム
読み方: アイエスオーウィークナンバー
分類: 日付時刻
ISOWEEKNUM(日付)
ISO週番号を算出する
セル内の「,」で区切られた文字列数を求めるには、
LEN関数とSUBSTITUTE関数をつかうことで、求めることができました。
例えば、
=LEN(B2)-LEN(SUBSTITUTE(B2,",",""))+1
というような数式ですね。
ところが今回は、B列の「,」で区切られた文字列数を別々のセルにわけて、表示したいわけです。
そして、文字列数も合わせて知りたいといのがリクエストです。
用意した表で確認してみましょう。
まず、「,」で区切られた文字列を別々のセルに表示させたい。
そこで、TEXTSPLIT関数をつかいます。
D2の数式は、
=TEXTSPLIT(B2,",")
最初の引数は、該当するセル番地なので、B2
次の引数は、区切りのマークを設定します。
「,」で区切られていますので、「”,”」とすれば、ゴーストが発生して、別々のセルに表示してくれます。
あとは、文字列宇数を数えたいので、COUNTA関数をつかえば完成です。
=COUNTA(D2:H2)
ゴーストも対象になっていますので、COUNTA関数というシンプルな関数で対応することが可能です。
なお、別々のセルに分割表示しないで、文字列数だけを求めたいならば、LEN+SUBSTITUTE関数で対応できます。
満年齢を手早く算出することができる、「DATEDIF関数」。
DATEDIF関数は、関数挿入ダイアログボックスに用意されていません。
この関数は、手入力でないと設定できないという、クセのある関数です。
クセの一つとして、気を付けないと、思ったような結果にならないことがあります。