1/11/2025

Access。クエリ。クロス集計クエリをウィザードで作ってみよう【Cross Tabulation】

Access。クエリ。クロス集計クエリをウィザードで作ってみよう

<クロス集計クエリ>

大きなデータを取り扱うことがあるAccess。

集計するのに、Excelのピボットテーブルのような集計をする場合に、クロス集計クエリというクエリがあります。


クエリデザインでつくってもいいのですが、ウィザードが用意されていますので、今回は、クロス集計クエリウィザードをつかって、クロス集計を作ってみようと思います。


用意したテーブルです。


テーブルは閉じておきます。


作成タブの「クエリウィザード」をクリックします。

 

新しいクエリダイアログボックスが表示されます。


クロス集計クエリウィザードを選択して、OKボタンをクリックします。


「Microsoft Accessのセキュリティに関する通知」ダイアログボックスが表示された場合は、開くボタンをクリックします。


クロス集計クエリウィザードが表示されます。

クロス集計クエリをウィザードで作ってみよう

STEP1は、クロス集計クエリの元になるテーブルやクエリを選択します。


選択したら、次へボタンをクリックします。


STEP2は、行見出しにするフィールドを選択します。今回は日付フィールドにします。


設定が終わりましたら、次へボタンをクリックします。


STEP3は、列見出しにするフィールドを選択します。商品名を使うことにします。


設定が終わったら、次へボタンをクリックします。


STEP4は、集計する値です。今回は、個数の合計数を求めることにしますので、個数フィールドを選択し、集計方法を「合計」で設定しました。


なお、集計値を表示するに☑をいれると、データの合計値のフィールドを用意することができます。合計値が不要な場合は、チェックをはずします。


設定が終わりましたら、次へボタンをクリックします。


STEP5は、クエリ名を設定したら、完了ボタンをクリックします。


これでクロス集計クエリが完成しました。


左から2列目の「合計 個数」フィールドが、ウィザードのSTEP4であった、集計値を表示するに☑を入れた場合、表示されるフィールドです。


このフィールドが不要でしたら、チェックを外すという仕組みです。


このように、ウィザードをつくると手早く、クロス集計クエリをつくることができます。