Access。クエリ。クロス集計クエリをウィザードで作ってみよう
<クロス集計クエリ>
大きなデータを取り扱うことがあるAccess。
集計するのに、Excelのピボットテーブルのような集計をする場合に、クロス集計クエリというクエリがあります。
クエリデザインでつくってもいいのですが、ウィザードが用意されていますので、今回は、クロス集計クエリウィザードをつかって、クロス集計を作ってみようと思います。
用意したテーブルです。
テーブルは閉じておきます。
作成タブの「クエリウィザード」をクリックします。
新しいクエリダイアログボックスが表示されます。
クロス集計クエリウィザードを選択して、OKボタンをクリックします。
「Microsoft Accessのセキュリティに関する通知」ダイアログボックスが表示された場合は、開くボタンをクリックします。
クロス集計クエリウィザードが表示されます。
STEP1は、クロス集計クエリの元になるテーブルやクエリを選択します。
選択したら、次へボタンをクリックします。
STEP2は、行見出しにするフィールドを選択します。今回は日付フィールドにします。
設定が終わりましたら、次へボタンをクリックします。
STEP3は、列見出しにするフィールドを選択します。商品名を使うことにします。
設定が終わったら、次へボタンをクリックします。
STEP4は、集計する値です。今回は、個数の合計数を求めることにしますので、個数フィールドを選択し、集計方法を「合計」で設定しました。
なお、集計値を表示するに☑をいれると、データの合計値のフィールドを用意することができます。合計値が不要な場合は、チェックをはずします。
設定が終わりましたら、次へボタンをクリックします。
STEP5は、クエリ名を設定したら、完了ボタンをクリックします。
これでクロス集計クエリが完成しました。
左から2列目の「合計 個数」フィールドが、ウィザードのSTEP4であった、集計値を表示するに☑を入れた場合、表示されるフィールドです。
このフィールドが不要でしたら、チェックを外すという仕組みです。
このように、ウィザードをつくると手早く、クロス集計クエリをつくることができます。